2014年05月30日
2010年03月09日
政治・表に出ないやばい話
表に出ないやばい話
262 コピペ隊(コピー&林家ペー) sage 2005/09/01(木) 09:59:08 ID:7YLjKm6z0
『中国・韓国・北朝鮮』
中国の歴史は繋がっていない
中国は漢民族と文化や言語の違う55もの少数民族からなる多民族国家
中国四千年の歴史は間違い、5、60年
中華思想、小中華思想の問題
日本人差別
軍国主義は中国
覇権主義中国
歴史を歪曲した反日教育
中国・韓国・北朝鮮による虐殺の多さ(虐殺は日本人の国民性に合わない)
中国はブラックホール → 世界中の経済、労働、資源、技術を飲み込む
代わりに世界に撒き散らすもの → 不況、原油価格の高騰、環境破壊、平和への脅威
中国、韓国、北朝鮮にまともな話しは通じない
北朝鮮は莫大な負の遺産
北と統一して困るのは韓国
朝鮮民族(韓国人・朝鮮人)の行動パターンの研究
事大主義の問題
朝鮮民族の民族性は変わらない←誰かのせいにする
朝鮮民族の民族性は変わらない。日本が36年も統治しても変わらなかった
例え反日が無くなったとしても、小中華思想が無くならない限り日本人を差別するので友好関係は築けない
被害者を装う
朝鮮民族の特徴=問題を擦り返る
263 コピペ隊(コピー&林家ペー) sage 2005/09/01(木) 10:01:49 ID:7YLjKm6z0
・現在の在日韓国・朝鮮人はそのほとんどが密航してきたり、出稼ぎに来た人達である。 (強制連行はごくわずか。しかもほとんど帰郷ずみ)
・朝鮮の人達に望まれて日韓併合条約を結び、国際法上なんの問題も無く合法的に朝鮮と合併した。
・日本の敗戦時に韓国・朝鮮人が日本人に対して集団強盗、略奪、殴打暴行、レイプ、殺人、破壊、占拠監禁、人民裁判などあらゆる犯罪を犯した。
・日本は韓国と日韓基本条約を結び無償で3億ドル(約1080億円)、有償で2億ドル(720億円)、民間借款で3億ドル、韓国内の日本の財産の全てという当時としても莫大な額の賠償をしている。
・日清戦争で日本は清と命をかけて戦い、清(中国)の属国であった朝鮮の独立を認めさせた。
・我々日本人には関係無い破綻した朝鮮銀行・韓国系銀行に3兆円もの日本の税金が使われている。
・2002年日韓ワールドカップでスタジアムを作る資金が無い韓国のために7000億円もの日本の資金が使われた。
・韓国の経済危機の時にIMF経由で日本が多額の資金を出し韓国を救った。
・日本海の漁場が韓国の漁船に荒らされまくり、水産資源が激減している。
・韓国の武装スリ団、犯罪集団によって日本人が多くの被害を受けている。
・韓国の婦女暴行(レイプ)発生率は事実上世界第一位である。
・韓国の暴行発生件数は日本の100倍である。
・日本での韓国人による犯罪は国籍別検挙人員第2位、不法残留第2位である(平.15年上半期)。
・韓国人は海外で悪い事をして捕まった時などにすぐ日本人のフリをする。
・韓国人はベトナム戦争に参戦した時に、ベトナム人に対して虐殺やレイプをしまくった。
・韓国は、日本や世界の文化やモノ(剣道、サムライ、生け花、サッカー、キティーちゃん等、数え挙げたらキリがない)を自分たちが最初につくったと捏造している。
・朝鮮人による自作自演のチマチョゴリ切り裂き事件を追求していた韓国人が何者かに惨殺された。
・北朝鮮が日本の偽札を作り、麻薬を製造・密輸している。
・朝鮮総連は固定資産税を払っていない。
・日本の領土の竹島を韓国が不法占拠している。
・一部の在日韓国・朝鮮人が掛け金も払わず年金を要求している。
262 コピペ隊(コピー&林家ペー) sage 2005/09/01(木) 09:59:08 ID:7YLjKm6z0
『中国・韓国・北朝鮮』
中国の歴史は繋がっていない
中国は漢民族と文化や言語の違う55もの少数民族からなる多民族国家
中国四千年の歴史は間違い、5、60年
中華思想、小中華思想の問題
日本人差別
軍国主義は中国
覇権主義中国
歴史を歪曲した反日教育
中国・韓国・北朝鮮による虐殺の多さ(虐殺は日本人の国民性に合わない)
中国はブラックホール → 世界中の経済、労働、資源、技術を飲み込む
代わりに世界に撒き散らすもの → 不況、原油価格の高騰、環境破壊、平和への脅威
中国、韓国、北朝鮮にまともな話しは通じない
北朝鮮は莫大な負の遺産
北と統一して困るのは韓国
朝鮮民族(韓国人・朝鮮人)の行動パターンの研究
事大主義の問題
朝鮮民族の民族性は変わらない←誰かのせいにする
朝鮮民族の民族性は変わらない。日本が36年も統治しても変わらなかった
例え反日が無くなったとしても、小中華思想が無くならない限り日本人を差別するので友好関係は築けない
被害者を装う
朝鮮民族の特徴=問題を擦り返る
263 コピペ隊(コピー&林家ペー) sage 2005/09/01(木) 10:01:49 ID:7YLjKm6z0
・現在の在日韓国・朝鮮人はそのほとんどが密航してきたり、出稼ぎに来た人達である。 (強制連行はごくわずか。しかもほとんど帰郷ずみ)
・朝鮮の人達に望まれて日韓併合条約を結び、国際法上なんの問題も無く合法的に朝鮮と合併した。
・日本の敗戦時に韓国・朝鮮人が日本人に対して集団強盗、略奪、殴打暴行、レイプ、殺人、破壊、占拠監禁、人民裁判などあらゆる犯罪を犯した。
・日本は韓国と日韓基本条約を結び無償で3億ドル(約1080億円)、有償で2億ドル(720億円)、民間借款で3億ドル、韓国内の日本の財産の全てという当時としても莫大な額の賠償をしている。
・日清戦争で日本は清と命をかけて戦い、清(中国)の属国であった朝鮮の独立を認めさせた。
・我々日本人には関係無い破綻した朝鮮銀行・韓国系銀行に3兆円もの日本の税金が使われている。
・2002年日韓ワールドカップでスタジアムを作る資金が無い韓国のために7000億円もの日本の資金が使われた。
・韓国の経済危機の時にIMF経由で日本が多額の資金を出し韓国を救った。
・日本海の漁場が韓国の漁船に荒らされまくり、水産資源が激減している。
・韓国の武装スリ団、犯罪集団によって日本人が多くの被害を受けている。
・韓国の婦女暴行(レイプ)発生率は事実上世界第一位である。
・韓国の暴行発生件数は日本の100倍である。
・日本での韓国人による犯罪は国籍別検挙人員第2位、不法残留第2位である(平.15年上半期)。
・韓国人は海外で悪い事をして捕まった時などにすぐ日本人のフリをする。
・韓国人はベトナム戦争に参戦した時に、ベトナム人に対して虐殺やレイプをしまくった。
・韓国は、日本や世界の文化やモノ(剣道、サムライ、生け花、サッカー、キティーちゃん等、数え挙げたらキリがない)を自分たちが最初につくったと捏造している。
・朝鮮人による自作自演のチマチョゴリ切り裂き事件を追求していた韓国人が何者かに惨殺された。
・北朝鮮が日本の偽札を作り、麻薬を製造・密輸している。
・朝鮮総連は固定資産税を払っていない。
・日本の領土の竹島を韓国が不法占拠している。
・一部の在日韓国・朝鮮人が掛け金も払わず年金を要求している。
2010年03月09日
コワイ話 13 死ぬほど洒落にならない民主党の実態
民主党
648 1/2 2009/06/27(土) 10:09:45 ID:1wCN+oByO
死ぬほど洒落にならない民主党の実態
・北朝鮮を崇拝する日教組が支持母体
前委員長の槙枝は北朝鮮から勲章を授与される。
・1日キータッチ5000で悪名高い社会保険庁の自治労が支持母体。
・朝鮮総連・民団が応援する政党は民主党。
・在日外国人が無条件で党員になれる。
・以下の日本人のためにならず外国人の為にしかならない政策を進めている。
外国人参政権
人権擁護法案
国籍法改正
・沖縄に中国人3000万人の受け入れる沖縄ビジョン
・IMFを通さない韓国への個別支援を目論む
・外貨準備を埋蔵金と称し取り崩そうとしている。
・成立すれば反日国家の人間でも首相になれる事を隠しながら外国人参政権推奨
・言論規制&外国人参政権が連鎖的に通る人権擁護法案推奨
・民主党山岡国対委員『若者はナチス!!』発言
・民主党小沢代表インドのシン首相との会談をドタキャンしアイドル・上原さくらと共演中の一言
『国民は政治の詳細まで知る必要はない!!』発言
小沢の韓国人女性秘書は韓国の元活動家
西松建設から迂回献金で多額の献金
取得した不動産10億以上大半に工作員らしきアジア女性が居住
・菅直人は拉致実行犯シンガンスの釈放署名活動を実施
年金問題を引き起こした時の厚労相だが責任を自民のみに押し付け
649 2/2 2009/06/27(土) 10:10:49 ID:1wCN+oByO
・民主党鳩山由紀夫在日韓国人民団に在日の地方参政権を公約!!
韓日議連で韓国を『韓国様』と発言。
『日本は日本人のものではない』と高らかに宣言
“友愛”の名の元更なる在日利権の拡大を目指す
既になくなった人名義の故人献金、払った覚えがない人からの虚人献金多数。
・日本の国家主権を他国に委譲すること唱える岡田克也。
・在日朝鮮人帰化人で元朝鮮日報の支社長白真勲。
・日教組のドン興石東他日教組・自治労出身議員が約20名
・国会休んで韓国の反日デモに参加する岡崎トミ子が副総裁。デモで日本国旗を燃やす。
・角田や近藤のように金正日が拉致問題を認めた時期に朝鮮総連から献金受け取ってる議員がいる(角田の息のかかった群馬県大田市は朝鮮総連関連の施設は非課税)
・北朝鮮への経済制裁反対
・掛け金払ってない在日コリアを救済する年金改正案
・国民に権利を戻す国民投票法案を党利党略の為、直前でごねる
・毎日新聞変態捏造報道事件を起こした矢崎公ニが長野4区から民主党推薦で出馬。
それでもアナタは民主党に投票しますか?
『民主党への投票やめますか?日本人やめますか?』
354 本当にあった怖い名無し 2009/09/29(火) 18:43:06 ID:oOfY0KY50
525 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 21:05:45
>>521
民主党政権で2ch工作員の最低賃金も千円に上げてもらえるのか?
526 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 21:32:15
すげえ!オレもやるかな。
どこで募集してる?
527 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 00:30:19
>525-526
在日じゃないなら止めとけ。
民主党の選挙応援をした、一人暮らしの大学生が何人か行方不明に
なっている。何らかのやばい物を担当させられて、証拠隠滅の為に
友愛されたか、北朝鮮に拉致されて工作員と入れ替わったかのいず
れかだろう。
323 :Trader@Live! :sage :2009/09/16(水) 22:59:11 ID:3E4rQhRg
衆院選の選挙運動員の中に失踪者が何人か出ています、しかも一人暮らしの男性のみです
333 :Trader@Live! :sage :2009/09/16(水) 23:01:43 ID:tynVO7u/(20)
>>323
書き込みあったよな、確かミンスの選挙活動てつだっていた友達から連絡とれないとか・・・
412 本当にあった怖い名無し 2009/12/17(木) 20:50:52 ID:TScjNz0F0
小沢の暴走が凄まじい・・・・・
問題動画がどんどん拡散されています。
小沢民(日本名:小沢一郎)国家主席「天皇陛下の行動は、日本政府が自由に決めることが出来ると憲法に規定されている。 」
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART1/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=xI9Dv8XFqto
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART2/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=MmG_O3QSWic
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART3/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=DW476hwzoDo
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART4/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=IE60ix-LMcU
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART5/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=TM1aknZwpWs
~小沢の問題発言・妄言・虚言・妄想の数々~
・日本は植民地支配の謝罪として在日韓国人の方々に参政権を差し上げる義務がある。
・参政権付与に反対する民主党議員は、党議拘束をかけて徹底的に弾圧するので来年の通常国会で必ず可決する。
・韓国人が日本を許してくれれば、いつでも天皇陛下を訪韓させることができる。
・韓国人が日本に移り住み、初代天皇になった。
・仁徳天皇陵を発掘したらはっきりするはずである、と著名な先生が唱えている。
・これ以上言うと日本に帰れなくなるが歴史的事実であろう。
・天皇陛下も「桓武天皇の生母は百済の王女だった」と認めている。
・日本人は自立心が足りない国民だ。
・日本のニートは全部親が悪い。子供より親の教育をしなきゃいけない。
・朝鮮半島南部の地域権力者が海を渡って来て今の奈良県に政権を樹立した。
・韓国ドラマ『チャングムの誓い』が大好きでずっと視聴していた。
・キムチがあればご飯を何杯でも食べるほどキムチが大好きだ。
・信念を曲げないのでマスコミから嫌われている。マスコミがイメージダウンを狙っているせいでは。
・日本の男は最近全然駄目。
441 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/18(金) 11:18:44 ID:d8x/IBWY0
【特例会見問題】習副主席との会見、有識者ら小沢氏や首相官邸の対応を批判。当日は皇室「賢所御神楽」の祭祀日[12/17]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1261042982/
205 :名無しさん@十周年:2009/12/17(木) 23:50:51 ID:g3MCf+Ma0
シナ人が来た日
あの日は賢所御神楽という大事な日だったらしい
天皇陛下は清らかにしないといけなかったから宮内庁が断った
なのに鳩山と小沢が強行し会見をやらせたらしい
地震が起きたのはそのせいじゃないのかな
「賢所御神楽」とは
>12月15日は天皇陛下の年中神事のなかでも最も大切な「賢所御神楽」が執り行われた日でした。
>この日は朝早くから天皇皇后、皇太子皇太子妃など神事参加のともどもはすべて潔斎(きよめ)を行います。
>ですからこの日に国事行為はもとより異国人との公的な引見、会見、接見、拝謁などの行事は一切入りません。
>なのに、ごり押し不敬政治介入で・・・・。
>「賢所御神楽」は例年12月15日です。「「賢所御神楽」とは天照大神(アマテラスオオミカミ)のご神霊を慰め、
>さらなるご加護を願って祈り捧げる皇室重要神事です。10時間にも及びますが、完全非公開で行われます。
>どんな神事なのか、bokuごときが知るわけにもいきませんので法学博士・所功(ところいさお)教授の著書
>『天皇のまつりごと-象徴としての祭祀と公務』(2009年5月刊・NHK出版)から一部を丸写しさせていただきます。
(以下略)
ttp://z-hiroyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/15-dc01.html
太陽神・天照大神の力が一番弱まる時期に、神様を慰め喜ばせるための御神楽を行うと。
ついでに賢所は明治以前には内侍所、温明殿と呼ばれ、いずれも「恐れ畏む」意味と。歴史の香りが
それにしても、太陽神に捧げる御神楽の日に太陽パクパクがらみの一派に汚されるとは・・gkbl
あと、上のサイトに週刊文春の記事がかかれていたが、本当ならなんて申し訳ないことをしてくれたんだよ
>両陛下は周囲に「昭和天皇の御代から大切にしてきた、あらゆる国のその立場にある人に公平に
>分け隔てなくお会いする、ということが簡単にないがしろにされてしまった」と漏らされたと聞いております。(宮内庁関係者)・・週刊文春・・
648 1/2 2009/06/27(土) 10:09:45 ID:1wCN+oByO
死ぬほど洒落にならない民主党の実態
・北朝鮮を崇拝する日教組が支持母体
前委員長の槙枝は北朝鮮から勲章を授与される。
・1日キータッチ5000で悪名高い社会保険庁の自治労が支持母体。
・朝鮮総連・民団が応援する政党は民主党。
・在日外国人が無条件で党員になれる。
・以下の日本人のためにならず外国人の為にしかならない政策を進めている。
外国人参政権
人権擁護法案
国籍法改正
・沖縄に中国人3000万人の受け入れる沖縄ビジョン
・IMFを通さない韓国への個別支援を目論む
・外貨準備を埋蔵金と称し取り崩そうとしている。
・成立すれば反日国家の人間でも首相になれる事を隠しながら外国人参政権推奨
・言論規制&外国人参政権が連鎖的に通る人権擁護法案推奨
・民主党山岡国対委員『若者はナチス!!』発言
・民主党小沢代表インドのシン首相との会談をドタキャンしアイドル・上原さくらと共演中の一言
『国民は政治の詳細まで知る必要はない!!』発言
小沢の韓国人女性秘書は韓国の元活動家
西松建設から迂回献金で多額の献金
取得した不動産10億以上大半に工作員らしきアジア女性が居住
・菅直人は拉致実行犯シンガンスの釈放署名活動を実施
年金問題を引き起こした時の厚労相だが責任を自民のみに押し付け
649 2/2 2009/06/27(土) 10:10:49 ID:1wCN+oByO
・民主党鳩山由紀夫在日韓国人民団に在日の地方参政権を公約!!
韓日議連で韓国を『韓国様』と発言。
『日本は日本人のものではない』と高らかに宣言
“友愛”の名の元更なる在日利権の拡大を目指す
既になくなった人名義の故人献金、払った覚えがない人からの虚人献金多数。
・日本の国家主権を他国に委譲すること唱える岡田克也。
・在日朝鮮人帰化人で元朝鮮日報の支社長白真勲。
・日教組のドン興石東他日教組・自治労出身議員が約20名
・国会休んで韓国の反日デモに参加する岡崎トミ子が副総裁。デモで日本国旗を燃やす。
・角田や近藤のように金正日が拉致問題を認めた時期に朝鮮総連から献金受け取ってる議員がいる(角田の息のかかった群馬県大田市は朝鮮総連関連の施設は非課税)
・北朝鮮への経済制裁反対
・掛け金払ってない在日コリアを救済する年金改正案
・国民に権利を戻す国民投票法案を党利党略の為、直前でごねる
・毎日新聞変態捏造報道事件を起こした矢崎公ニが長野4区から民主党推薦で出馬。
それでもアナタは民主党に投票しますか?
『民主党への投票やめますか?日本人やめますか?』
354 本当にあった怖い名無し 2009/09/29(火) 18:43:06 ID:oOfY0KY50
525 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 21:05:45
>>521
民主党政権で2ch工作員の最低賃金も千円に上げてもらえるのか?
526 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 21:32:15
すげえ!オレもやるかな。
どこで募集してる?
527 名前:仕様書無しさん[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 00:30:19
>525-526
在日じゃないなら止めとけ。
民主党の選挙応援をした、一人暮らしの大学生が何人か行方不明に
なっている。何らかのやばい物を担当させられて、証拠隠滅の為に
友愛されたか、北朝鮮に拉致されて工作員と入れ替わったかのいず
れかだろう。
323 :Trader@Live! :sage :2009/09/16(水) 22:59:11 ID:3E4rQhRg
衆院選の選挙運動員の中に失踪者が何人か出ています、しかも一人暮らしの男性のみです
333 :Trader@Live! :sage :2009/09/16(水) 23:01:43 ID:tynVO7u/(20)
>>323
書き込みあったよな、確かミンスの選挙活動てつだっていた友達から連絡とれないとか・・・
412 本当にあった怖い名無し 2009/12/17(木) 20:50:52 ID:TScjNz0F0
小沢の暴走が凄まじい・・・・・
問題動画がどんどん拡散されています。
小沢民(日本名:小沢一郎)国家主席「天皇陛下の行動は、日本政府が自由に決めることが出来ると憲法に規定されている。 」
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART1/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=xI9Dv8XFqto
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART2/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=MmG_O3QSWic
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART3/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=DW476hwzoDo
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART4/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=IE60ix-LMcU
【わが祖国】小沢民主席、韓国で売国講演PART5/5【済州島】
http://www.youtube.com/watch?v=TM1aknZwpWs
~小沢の問題発言・妄言・虚言・妄想の数々~
・日本は植民地支配の謝罪として在日韓国人の方々に参政権を差し上げる義務がある。
・参政権付与に反対する民主党議員は、党議拘束をかけて徹底的に弾圧するので来年の通常国会で必ず可決する。
・韓国人が日本を許してくれれば、いつでも天皇陛下を訪韓させることができる。
・韓国人が日本に移り住み、初代天皇になった。
・仁徳天皇陵を発掘したらはっきりするはずである、と著名な先生が唱えている。
・これ以上言うと日本に帰れなくなるが歴史的事実であろう。
・天皇陛下も「桓武天皇の生母は百済の王女だった」と認めている。
・日本人は自立心が足りない国民だ。
・日本のニートは全部親が悪い。子供より親の教育をしなきゃいけない。
・朝鮮半島南部の地域権力者が海を渡って来て今の奈良県に政権を樹立した。
・韓国ドラマ『チャングムの誓い』が大好きでずっと視聴していた。
・キムチがあればご飯を何杯でも食べるほどキムチが大好きだ。
・信念を曲げないのでマスコミから嫌われている。マスコミがイメージダウンを狙っているせいでは。
・日本の男は最近全然駄目。
441 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/18(金) 11:18:44 ID:d8x/IBWY0
【特例会見問題】習副主席との会見、有識者ら小沢氏や首相官邸の対応を批判。当日は皇室「賢所御神楽」の祭祀日[12/17]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1261042982/
205 :名無しさん@十周年:2009/12/17(木) 23:50:51 ID:g3MCf+Ma0
シナ人が来た日
あの日は賢所御神楽という大事な日だったらしい
天皇陛下は清らかにしないといけなかったから宮内庁が断った
なのに鳩山と小沢が強行し会見をやらせたらしい
地震が起きたのはそのせいじゃないのかな
「賢所御神楽」とは
>12月15日は天皇陛下の年中神事のなかでも最も大切な「賢所御神楽」が執り行われた日でした。
>この日は朝早くから天皇皇后、皇太子皇太子妃など神事参加のともどもはすべて潔斎(きよめ)を行います。
>ですからこの日に国事行為はもとより異国人との公的な引見、会見、接見、拝謁などの行事は一切入りません。
>なのに、ごり押し不敬政治介入で・・・・。
>「賢所御神楽」は例年12月15日です。「「賢所御神楽」とは天照大神(アマテラスオオミカミ)のご神霊を慰め、
>さらなるご加護を願って祈り捧げる皇室重要神事です。10時間にも及びますが、完全非公開で行われます。
>どんな神事なのか、bokuごときが知るわけにもいきませんので法学博士・所功(ところいさお)教授の著書
>『天皇のまつりごと-象徴としての祭祀と公務』(2009年5月刊・NHK出版)から一部を丸写しさせていただきます。
(以下略)
ttp://z-hiroyo.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/15-dc01.html
太陽神・天照大神の力が一番弱まる時期に、神様を慰め喜ばせるための御神楽を行うと。
ついでに賢所は明治以前には内侍所、温明殿と呼ばれ、いずれも「恐れ畏む」意味と。歴史の香りが
それにしても、太陽神に捧げる御神楽の日に太陽パクパクがらみの一派に汚されるとは・・gkbl
あと、上のサイトに週刊文春の記事がかかれていたが、本当ならなんて申し訳ないことをしてくれたんだよ
>両陛下は周囲に「昭和天皇の御代から大切にしてきた、あらゆる国のその立場にある人に公平に
>分け隔てなくお会いする、ということが簡単にないがしろにされてしまった」と漏らされたと聞いております。(宮内庁関係者)・・週刊文春・・
2010年02月13日
コワイ話 8 貧困の国
918 名前:1/5 投稿日:03/02/12 18:36
私が今から話すことは、所謂「オカルト」といった性質のものではない。
しかし、私にとっては、本当に洒落にならない経験だった。
だから、かなりの長文ではあるが、ここに書き込むことにする。
霊の類の話を期待している向きには申し訳ないが、しばらくの間、我慢して欲しい。
私は昨年まで外資系の企業に勤めていた。
ある時、私に、C国へ出向しないか、という打診があった。
会社はC国に工場を所有しており、そこの技術者に日本国内の工場で採用されている
システムを修得させるのが目的の長期出向だった。
長期とは言っても、現地スタッフによる運用が可能となるまでの期間限定の出向だったし、
現地での待遇も、帰ってきてからのポストも非常に良い条件だった。
私は、少し考えた上で承諾した。
C国の工場で引継を終えた夜、私は前任者と食事を共にした。
前任者(仮にT氏としておく)は赴任してから半年後に、健康上の理由から
日本への帰国を希望していた。
目の前のT氏は、確かに頬がこけていて顔色が悪く、
心身共に疲れ切っているような印象だった。
T氏は、現地での生活について様々なアドバイスをしてくれたのだが、中でも
「倉庫の裏にある丘には決して近づくな。」というようなことを、ことさら強調した。
私がその理由を尋ねても、T氏は口を噤んだままだった。
やがてT氏は帰国し、私のC国での生活が始まった。
919 名前:2/5 投稿日:03/02/12 18:37
C国は、最近まで激しい内戦が続き、それが国民の生活に大きな影を落としていた。
工場の周辺は農村地帯だったので、破壊行為の跡などはあまり見られなかったが、
ゲリラによる虐殺や略奪は、このあたりの集落にも及んでいるようだった。
働き手や財産を内戦で失った家庭などは、日々の生活すらも全く困窮している有様だった。
そんな家の子供は、工場へと続く道端で半ば物乞いのような事をさせられていた。
また、工場に雇われている労働者には、夫を亡くした女が優先的に採用されており、
彼女らの子供は、母親が仕事を終えるまで、工場の近くで遊んでいる。
工場の周辺には、そんな訳ありの子供が大勢集まっていた。
私は、いつの頃からか、そんな子供達と仲良くなり、
昼休みや仕事がヒマな時などは、彼らの遊び相手になることもしばしばだった。
ある昼休みのことだった。
いつも工場の周りで遊んでいるKという子供が、
面白い所があるから一緒に行ってみよう、と私を誘った。
すぐ近くだから、というK君の言葉を信じて、
私は、K君と彼の妹のSちゃんと一緒に、工場の脇の林に向かって歩きだした。
しばらく木立の中を歩いていくと、急に視界が開けて、広い空き地のような所に出た。
K君とSちゃんは、そこでサッカーのようなことをして遊び始めた。
私も混ざってみたけれど、K君のボール捌きはなかなかのもので、
本気にならなければ、K君のボールを奪うことは出来なかった。
そうこうするうちに昼休みも終わり、私は職場へ戻った。
何日かして、K君とSちゃんと私は、やはりあの空き地へやって来た。
その日は、私は木陰で、ぼんやりとK君とSちゃんの遊ぶ姿を眺めていた。
ふと視線を工場の方に向けると、少し離れたところに倉庫が見えた。
そこで、以前T氏が言っていたことを思い出した。
「倉庫の裏にある丘には決して近づくな。」
そういえば、ここの地形は少し盛り上がっていて、丘のような感じがする・・・
921 名前:3/5 投稿日:03/02/12 18:38
私は近くにいたK君を呼びかけ、もう帰ろうと誘った。
Sちゃんを探すと、反対側の木立の辺りに立って、何かをジッと見つめているようだった。
見ると、黄色いオモチャのようなモノが落ちている。
それを拾おうとして、Sちゃんはしゃがみ込んだ。
私は、Sちゃんの方へ足を踏み出し、帰るよ、と呼びかけようとした。
すると、K君が袖を掴んで軽く引っ張った。
私は思わずK君の方を向いた。
ドンッ!
突然、腹に響くような大きな音がして、私はSちゃんの方を振り向いた。
Sちゃんは地面に倒れていた。
私は急いで駆け寄ったが、ダメだった。
足や手があり得ない方向に曲がっていて、体の下から血が溢れている。
しばらく呆然と立ち竦んでいた。
が、不意に、Sちゃんの拾おうとしていた黄色いモノが地雷であったことに気付いた。
もちろん、対人地雷のことはC国に来る前から聞いていた。
子供が興味を持つような色や形の地雷があることも、
世界各国で、それらの犠牲となり、手足を失った子供の写真も見たことがある。
しかし、私には実感がなかった。
情けない話だが、Sちゃんの、無惨な遺体を見るまでは、
私の目の前で、幼い子供が犠牲になるなど、考えてもみなかった。
振り返ると、K君が顔をクシャクシャにして泣いていた。
922 名前:4/5 投稿日:03/02/12 18:39
Sちゃんが死んだ丘は、法的には工場の敷地だった。
実際には、地雷の危険性があったということで、立ち入り禁止となってた。
しかし、そこを囲っていた有刺鉄線はとっくに盗まれていた、ということだった。
私はSちゃんの家族に会って謝ろうと思ったが、
工場長をはじめ、現地のスタッフは皆、反対した。
「あれは事故だ。断じてあなたのせいではない。」
皆が、そう言って私を慰めてくれた。
後に工場長から、Sちゃんの家族には会社から見舞金が渡された、と聞かされた。
私はしばらくの間、自宅で休養した。
工場に戻っても、以前のように子供と遊ぶ気にはならなかった。
K君と会うことも、二度となかった。
923 名前:5/5 投稿日:03/02/12 18:40
やがて月日がたち、当初の目的を果たした私は日本へ帰ることになった。
帰国した私は、真っ先にT氏に連絡を取り、会う約束を取り付けた。
T氏は私を見るなり、何かに気付いたようで、深いため息をついて言った。
「ご愁傷様だな。」
私は少し間をおいてT氏に尋ねた。
「あなたも、あそこで同じような体験をしたんですね。」
「ああ、私の時は男の子だったよ。赤い地雷だった。」
「・・・その後は?」
「たぶん君と同じだ。一月もすると別の子供が誘いに来た。
行ってみると、有刺鉄線など、どこにもなかった。」
T氏はひどく悲しそうな目をしていた。
「それからは、ひっきりなしだ。兄弟連れで、何人も何人も・・」
Sちゃんの家族の手に渡った見舞金。
我々にとっては、はした金程度のものでも、C国では家族を数年養えるだけの価値がある。
おまけに養う口は一つ減るのだ。
しばらくの間、T氏と私は子供達の運命を呪うように、黙って俯いていた。
私が今から話すことは、所謂「オカルト」といった性質のものではない。
しかし、私にとっては、本当に洒落にならない経験だった。
だから、かなりの長文ではあるが、ここに書き込むことにする。
霊の類の話を期待している向きには申し訳ないが、しばらくの間、我慢して欲しい。
私は昨年まで外資系の企業に勤めていた。
ある時、私に、C国へ出向しないか、という打診があった。
会社はC国に工場を所有しており、そこの技術者に日本国内の工場で採用されている
システムを修得させるのが目的の長期出向だった。
長期とは言っても、現地スタッフによる運用が可能となるまでの期間限定の出向だったし、
現地での待遇も、帰ってきてからのポストも非常に良い条件だった。
私は、少し考えた上で承諾した。
C国の工場で引継を終えた夜、私は前任者と食事を共にした。
前任者(仮にT氏としておく)は赴任してから半年後に、健康上の理由から
日本への帰国を希望していた。
目の前のT氏は、確かに頬がこけていて顔色が悪く、
心身共に疲れ切っているような印象だった。
T氏は、現地での生活について様々なアドバイスをしてくれたのだが、中でも
「倉庫の裏にある丘には決して近づくな。」というようなことを、ことさら強調した。
私がその理由を尋ねても、T氏は口を噤んだままだった。
やがてT氏は帰国し、私のC国での生活が始まった。
919 名前:2/5 投稿日:03/02/12 18:37
C国は、最近まで激しい内戦が続き、それが国民の生活に大きな影を落としていた。
工場の周辺は農村地帯だったので、破壊行為の跡などはあまり見られなかったが、
ゲリラによる虐殺や略奪は、このあたりの集落にも及んでいるようだった。
働き手や財産を内戦で失った家庭などは、日々の生活すらも全く困窮している有様だった。
そんな家の子供は、工場へと続く道端で半ば物乞いのような事をさせられていた。
また、工場に雇われている労働者には、夫を亡くした女が優先的に採用されており、
彼女らの子供は、母親が仕事を終えるまで、工場の近くで遊んでいる。
工場の周辺には、そんな訳ありの子供が大勢集まっていた。
私は、いつの頃からか、そんな子供達と仲良くなり、
昼休みや仕事がヒマな時などは、彼らの遊び相手になることもしばしばだった。
ある昼休みのことだった。
いつも工場の周りで遊んでいるKという子供が、
面白い所があるから一緒に行ってみよう、と私を誘った。
すぐ近くだから、というK君の言葉を信じて、
私は、K君と彼の妹のSちゃんと一緒に、工場の脇の林に向かって歩きだした。
しばらく木立の中を歩いていくと、急に視界が開けて、広い空き地のような所に出た。
K君とSちゃんは、そこでサッカーのようなことをして遊び始めた。
私も混ざってみたけれど、K君のボール捌きはなかなかのもので、
本気にならなければ、K君のボールを奪うことは出来なかった。
そうこうするうちに昼休みも終わり、私は職場へ戻った。
何日かして、K君とSちゃんと私は、やはりあの空き地へやって来た。
その日は、私は木陰で、ぼんやりとK君とSちゃんの遊ぶ姿を眺めていた。
ふと視線を工場の方に向けると、少し離れたところに倉庫が見えた。
そこで、以前T氏が言っていたことを思い出した。
「倉庫の裏にある丘には決して近づくな。」
そういえば、ここの地形は少し盛り上がっていて、丘のような感じがする・・・
921 名前:3/5 投稿日:03/02/12 18:38
私は近くにいたK君を呼びかけ、もう帰ろうと誘った。
Sちゃんを探すと、反対側の木立の辺りに立って、何かをジッと見つめているようだった。
見ると、黄色いオモチャのようなモノが落ちている。
それを拾おうとして、Sちゃんはしゃがみ込んだ。
私は、Sちゃんの方へ足を踏み出し、帰るよ、と呼びかけようとした。
すると、K君が袖を掴んで軽く引っ張った。
私は思わずK君の方を向いた。
ドンッ!
突然、腹に響くような大きな音がして、私はSちゃんの方を振り向いた。
Sちゃんは地面に倒れていた。
私は急いで駆け寄ったが、ダメだった。
足や手があり得ない方向に曲がっていて、体の下から血が溢れている。
しばらく呆然と立ち竦んでいた。
が、不意に、Sちゃんの拾おうとしていた黄色いモノが地雷であったことに気付いた。
もちろん、対人地雷のことはC国に来る前から聞いていた。
子供が興味を持つような色や形の地雷があることも、
世界各国で、それらの犠牲となり、手足を失った子供の写真も見たことがある。
しかし、私には実感がなかった。
情けない話だが、Sちゃんの、無惨な遺体を見るまでは、
私の目の前で、幼い子供が犠牲になるなど、考えてもみなかった。
振り返ると、K君が顔をクシャクシャにして泣いていた。
922 名前:4/5 投稿日:03/02/12 18:39
Sちゃんが死んだ丘は、法的には工場の敷地だった。
実際には、地雷の危険性があったということで、立ち入り禁止となってた。
しかし、そこを囲っていた有刺鉄線はとっくに盗まれていた、ということだった。
私はSちゃんの家族に会って謝ろうと思ったが、
工場長をはじめ、現地のスタッフは皆、反対した。
「あれは事故だ。断じてあなたのせいではない。」
皆が、そう言って私を慰めてくれた。
後に工場長から、Sちゃんの家族には会社から見舞金が渡された、と聞かされた。
私はしばらくの間、自宅で休養した。
工場に戻っても、以前のように子供と遊ぶ気にはならなかった。
K君と会うことも、二度となかった。
923 名前:5/5 投稿日:03/02/12 18:40
やがて月日がたち、当初の目的を果たした私は日本へ帰ることになった。
帰国した私は、真っ先にT氏に連絡を取り、会う約束を取り付けた。
T氏は私を見るなり、何かに気付いたようで、深いため息をついて言った。
「ご愁傷様だな。」
私は少し間をおいてT氏に尋ねた。
「あなたも、あそこで同じような体験をしたんですね。」
「ああ、私の時は男の子だったよ。赤い地雷だった。」
「・・・その後は?」
「たぶん君と同じだ。一月もすると別の子供が誘いに来た。
行ってみると、有刺鉄線など、どこにもなかった。」
T氏はひどく悲しそうな目をしていた。
「それからは、ひっきりなしだ。兄弟連れで、何人も何人も・・」
Sちゃんの家族の手に渡った見舞金。
我々にとっては、はした金程度のものでも、C国では家族を数年養えるだけの価値がある。
おまけに養う口は一つ減るのだ。
しばらくの間、T氏と私は子供達の運命を呪うように、黙って俯いていた。
2010年02月10日
怖イイ話 10 ハチミツミルクの味
ええーい、こうなりゃやけだ。もってけーい。
ハチミツミルクの味
174 転載 sage 2007/03/07(水) 20:45:42 ID:PCwc3Ms30
583 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 17:19:52 ID:Bgaa4oYC0
圧縮睡眠の流れに乗らせていただこう。大きくスレ違いだけど。
冬前の修羅場でクッタクタになって少しだけ、少しだけ仮眠を取ろうと横になったんだが…
夢の中で茶室に座ってた。目の前で茶釜がクツクツと鳴っていて、非常に居心地が良い空間。
自分が夢の中にいることを理解しつつ、暢気に茶室の中でマッタリしていると、あの屈んで入る入り口から、するりと誰かが入ってきた。
それは約十年前に老衰で亡くなった、私の保護者代わりの爺猫。自分と同じぐらいの体長で優雅に和服を着こなして、まるで人間。
私がビックリして、眼を白黒させていると、懐かしいブチ顔が眼を細めて、猫のときの面影を残したハスキーボイスで口を開いた。「元気か?」と。
私→ (´・ω・)「うん。元気だよ。」
猫→ ( ´ー`)「さよか。…まだ、お絵かきはしてるのか?」
(´・ω・)「うん。自分の絵を見て喜んでくれる人もいるんだよ。」
( ´ー`)「立派になったなあ。昔は夜のトイレのたびに寝てるワシを引き摺ってたのに。」
(´;;・ω・)「………。」
( ´ー`)「…それにしても、無理をしてるみたいだね。」
175 転載 sage 2007/03/07(水) 20:47:40 ID:PCwc3Ms30
584 名前:修羅場2/2[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 17:20:45 ID:Bgaa4oYC0
そういうと、爺猫さまは茶道のお茶立てと同じ様な調子で、着物の袖からデッカイ毛むくじゃらの手で、抹茶の粉入れ容器からハチミツを掬って、
茶碗に入れて、茶釜に沸いてたミルクを放り込んで、それをカシャカシャと混ぜて、抹茶みたいに立てて。
それを茶道と同じように差し出してくれた。甘くて滅茶苦茶美味しかった。
(´・ω・)「…そっち側は楽しい?」
( ´ー`)「それなりだ。…ヘビもネズミもスズメも追っかけまわせんが。」
(´・ω・)「へえ。意外と大変じゃ無さそうだね。」
( ´ー`)「まだまだ来ちゃいかんぞ。」
(´・ω・)「うん。」
( ´ー`)「○○は良い子だねえ。」
(´;ω;)「うん。」
この後、もう少し喋ってた気がしたけど、泣きじゃくりながら眼が覚めたらたった一時間しか立ってなかったのに、憑き物が落ちたかのようにスッキリしてた。
台所に行って、爺猫さまが作った、ハチミツミルクを作って見た。爺猫さまの作ったほうが万倍美味しかった。
スレ違いかも知れないが、どうしても書きたかった。すまん。
ハチミツミルクの味
174 転載 sage 2007/03/07(水) 20:45:42 ID:PCwc3Ms30
583 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 17:19:52 ID:Bgaa4oYC0
圧縮睡眠の流れに乗らせていただこう。大きくスレ違いだけど。
冬前の修羅場でクッタクタになって少しだけ、少しだけ仮眠を取ろうと横になったんだが…
夢の中で茶室に座ってた。目の前で茶釜がクツクツと鳴っていて、非常に居心地が良い空間。
自分が夢の中にいることを理解しつつ、暢気に茶室の中でマッタリしていると、あの屈んで入る入り口から、するりと誰かが入ってきた。
それは約十年前に老衰で亡くなった、私の保護者代わりの爺猫。自分と同じぐらいの体長で優雅に和服を着こなして、まるで人間。
私がビックリして、眼を白黒させていると、懐かしいブチ顔が眼を細めて、猫のときの面影を残したハスキーボイスで口を開いた。「元気か?」と。
私→ (´・ω・)「うん。元気だよ。」
猫→ ( ´ー`)「さよか。…まだ、お絵かきはしてるのか?」
(´・ω・)「うん。自分の絵を見て喜んでくれる人もいるんだよ。」
( ´ー`)「立派になったなあ。昔は夜のトイレのたびに寝てるワシを引き摺ってたのに。」
(´;;・ω・)「………。」
( ´ー`)「…それにしても、無理をしてるみたいだね。」
175 転載 sage 2007/03/07(水) 20:47:40 ID:PCwc3Ms30
584 名前:修羅場2/2[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 17:20:45 ID:Bgaa4oYC0
そういうと、爺猫さまは茶道のお茶立てと同じ様な調子で、着物の袖からデッカイ毛むくじゃらの手で、抹茶の粉入れ容器からハチミツを掬って、
茶碗に入れて、茶釜に沸いてたミルクを放り込んで、それをカシャカシャと混ぜて、抹茶みたいに立てて。
それを茶道と同じように差し出してくれた。甘くて滅茶苦茶美味しかった。
(´・ω・)「…そっち側は楽しい?」
( ´ー`)「それなりだ。…ヘビもネズミもスズメも追っかけまわせんが。」
(´・ω・)「へえ。意外と大変じゃ無さそうだね。」
( ´ー`)「まだまだ来ちゃいかんぞ。」
(´・ω・)「うん。」
( ´ー`)「○○は良い子だねえ。」
(´;ω;)「うん。」
この後、もう少し喋ってた気がしたけど、泣きじゃくりながら眼が覚めたらたった一時間しか立ってなかったのに、憑き物が落ちたかのようにスッキリしてた。
台所に行って、爺猫さまが作った、ハチミツミルクを作って見た。爺猫さまの作ったほうが万倍美味しかった。
スレ違いかも知れないが、どうしても書きたかった。すまん。
2010年02月10日
コワイ話 5 悪魔の最大の目的
悪魔の最大の目的
150 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:05:27 ID:YqmY+fAJ0
まとめて書いてから貼ろうと思って頑張って書いてたら、こんな時間じゃねーかw
昼からバイトなのに…
今から五年程前、俺が工房だったころの話をしますよ
俺の家は教会で、親父が牧師をやってる
まあ俺はそんな真面目にキリスト教を信じてたわけではないんだけど
でも、五年前にあれを経験してからは、少し信心めいたものを持つようになったかもしれない
そのきっかけになった出来事を、書くことにしますよ
たぶん長文になる+駄文になると思われるけど、まあ暇だったら読んでください
151 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:07:54 ID:YqmY+fAJ0
五年程前の夏休み、俺は外にも出ずにずっとゲームばっかやって過ごしてた
暑い中外に出るなんて考えられなかったから、マジで一歩も外に出ない日が
一週間くらいは余裕で続いたりした
でも、当時仲の良かった連中とある日、近くの神社の縁日に行くことになったんよ
うちは教会で、教会はもちろんキリスト教だから、他の宗教の祭りに遊びにいくのは
良くないんだが、その辺子供心をよく理解してくれてた親父は、
「良くない、ということだけわかってればいい」と言って、俺がそういうところへ
遊びに行くのも許してくれた
そんなこんなで、友達たちと縁日へ遊びにいき、
アホみたいに高い屋台で焼きそば食べたり、浴衣で来た女友達とか一緒に連れて、
近くの公園でだべったりして遊んだ
その場には6人くらいいたんだけど、その中で親友のAと
その兄(以下A兄・大学生でガキのころから仲がいい)がいて、何を思ったか、肝試しをしようと言い出した
俺は生まれた時から教会の中で育ってそういった霊的な世界の話もよく聞かされてきたから、
結構オカルトとか好きで、同じような趣味のAとA兄と、三人で廃墟に遊びに行ったりしたこともあったりするんだが、
そのときは女の子と肝試しという状況に惹かれてw俺はそれに賛同した
その場の半分の人間(俺・A・A兄)が賛同したために、結局全員肝試しに同意して、
A兄が運転するA家の車で、ある場所へ出かけることになった
152 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:09:08 ID:YqmY+fAJ0
そのある場所ってのは、同じ市内の少し離れたところにある地域で、
俺の家からだと小さな山を越えた、その裏側にあたる
そこはうちの母親(母親には霊感がある)が「あそこは気持ち悪い」といつも言っている
ような場所だから、おそらく何かあるんだろうなとは俺も思ってる地域だった
ただ、その辺りは山間のためそんなに人家は多くなかったが、ただそれだけでそんな
曰くつきの怪談が、とか、そういうのは聞いたことがない場所だ
俺はA兄が何でそこに向かうのか、最初から疑問だったので聞いてみた
A兄が言うには、
「この間、じいちゃんから○○山(その場所にある山)の中に廃屋があるって話を聞いた。
場所を聞いたけど教えてくれなくて、それで何度か探しに行ったんだが、一昨日ようやく見つけたんだ」
ということだった
なるほど、まあ肝試しとしては悪くない
俺はそう思い、すでに不安そうな顔をしている女友達をからかったりしながら、
車がそこへ到着するのを待った
153 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:11:31 ID:YqmY+fAJ0
10分ほどで車が停まり、A兄が
「ここからは歩くぜ」
と言って降りた
まあ地元の人間でも知らなくて、しかもA兄が何度も探しに入らないと
見つからないような廃屋だから、車では途中までしか行けないことは頷けた
そこは舗装もされてない山道で、路肩の少し広がったところへ車を停めると、
もう人二人が並んで歩くくらいの幅しかないような細さだった
俺も何度かこの山には来たことがあるから、この道自体は知っていたけど、
なるほど、たしかにここから山に入っていった先に廃屋があるとすれば、
こんな意味不明なところで道幅が広がっているのも納得できた
「ここ。ほら、藪で隠れて見えなくなってるけど、階段があるだろ?」
A兄が鬱蒼と茂った草を掻き分けると、そこには無造作に石で組まれた階段…
どうやらここから山中へ上っていけるようだった
こんなんよく見つけたな、と思いつつも俺たちは縦一列に並んで上り始めた
当たり前だが夜で足元がわからず、懐中電灯の光で何とか目を凝らして進むため、
A兄の話ではすぐに着くはずの廃屋までは案外時間がかかった
30分弱ほど夜の山中を歩き、そろそろ息も上がってきたころ、
A兄が立ち止まって指差した
「あれだ。あそこのすこし開けたところ…見えねえか?」
見ると、たしかに林が切れた少し先に、建物らしきものがある
石垣に囲まれて、それは典型的な日本家屋のように見えた
ようやく辿り着いた廃屋に近寄ってみると、そこは廃屋と言うよりは残骸に近く、
中に入ることなんてとてもできないようなものだ
いささか期待はずれの廃屋に落胆しつつも、なんでこんなところに一軒家が…
という不思議な状況に興味をそそられる
154 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:13:04 ID:YqmY+fAJ0
それと同時に、なにか異様な雰囲気が、この場を渦巻いているような気がした
例えるなら、水の中に砂糖を溶かした時の、陽炎のようにゆらゆらと糖分が溶け出す感じ?
透明の何かが蠢いているように思えた
嫌な場所だな…
そう思いながらも辺りを見て回っていると、一緒に来ていた女の子が半泣きの声で、
一番近くにいた俺を呼ぶ
女の子が見ていたのは、家屋の正面、石垣のところにある表札だった
名前は、木板が腐ってしまっていて読めないがそんなことよりも背筋を寒くしたのは住所だった
▲▲村●● 1-1(番地は適当)
のように書かれているその▲▲の部分は、俺たちの市の名前だったが、問題なのは●●の部分…
懐中電灯に照らされたそこには、『呪』とあった
おいおい、やばいだろこれは…
そう思った俺はすぐにA兄に、ここは一体何なのか問い質した
「この家なんなの? この辺って住所■■だろ? 呪なんて地名聞いたことないし、
洒落になってねーよ」
俺に言われて、A兄は爺さんから聞いたという話を語り始めた
以下、さすがに細かくは覚えてないので要約だけ書くと、
・この近辺はA兄の爺さんが子供だったころ(つまり昭和初期ごろ?)、ある一族が何世帯か住んでいた
・その一族は何か独特の宗教のようなものを信じていて、その宗教の呪術の類を使って
占いやお祓いなんかをしていた
・しかしその一族の人間は次々に死んで、最後には誰もいなくなった
・その一族の住居は大半は戦後の宅地開発で付近の道路や宅地に変わってしまったが、
今でもこの山の中にいくつか残っているらしい
155 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:15:34 ID:YqmY+fAJ0
というようなことだった
「だから俺も、こんな気味悪い地名のことなんてわからん。一昨日見つけた時は
こんなとこまで見なかったからな。帰ったらじいちゃんにでも聞いてみるか」
「そうか…でもなんかここやばいって。遊びで来ていいような場所じゃない気がする」
実は俺は雰囲気くらいでなら霊を感じられる程度の、ごく弱い霊感ならあるんだが、
この場の雰囲気が、どんどん気持ち悪くなっていっているような気がしていた
俺は帰ろうと提案したんだが、AとA兄はせめてこの家を一周見て回ると聞き入れず、
運転者のA兄がいなければ帰れない俺たちは、しぶしぶそれに同意した
そしてみんなで一塊になるようにして、家の裏に回りこんだ瞬間、
俺は全身の毛がぞくぞくぞくっ!!と逆立つような感覚に襲われた
目の前には小さな濁った沼があった
やばい!!
ここはやばい!!
空気だけで、明らかに危険な何かがいることがわかった
どこからか、おおおおぉぉぉぉおぉぉ…とか、ううぅぅぅぅ…とかいった低い声も聞こえてくる
「この沼絶対にやばいって! ほら、帰ろう!! つーか、俺一人でも帰るからな!」
俺が余りにテンパるので、情けないことに一緒にいた女の子まで「大丈夫…?」と俺を心配しだす始末
でもそこまでなってようやくAもA兄もわかってくれたのか、俺たちはすぐに山から降りて、
A兄にそれぞれの家まで送ってもらった
山から降りても、車に乗ってる最中も、ずっとさっきの声が聞こえていた
苦しそうなうめき声、とはちょっとちがう
感情も何も感じない、ただ低い声
俺はわざと大きな声で全然関係ない話を始めたりとかして、気を紛らわせた
俺を家まで送って別れるときに、AとA兄は
「お前は来ないだろうけど、俺たち今度もう一回あそこ行ってみるわ。何か面白いものあるかもしれんし」
などと言って笑っていた
俺はあそこはやめたほうがいいと再度忠告したが、でも結局行くんだろうな、とは思っていた
156 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:17:01 ID:YqmY+fAJ0
Aたちの車を見送って、家に上がる
声はまだ聞こえる
玄関を上がって居間に入ったところで、テレビを見ていた親父が振り返った
「おー、遅かったな。縁日で何か食ってきただろ? 晩飯あんまり残ってないけど、
食いたかったら冷蔵庫の中な」
「いや、いい。腹減ってないや」
「そうか。じゃあちょっとこっちこい」
そういうと親父は、俺を生活に使ってる家の隣に建つ教会へと連れて行った
大体親父に教会の方へ連れて行かれるときは、大事な話があるときか、説教されるときだったから、
俺は何かやらかしたかなと心当たりを探りながらも、少し緊張しながら切り出した
「それで、なに? 何か話があるとか?」
俺が聞くと、親父は並んだイスに座りながら、真剣な顔で言った
「お前、縁日に行ったんじゃなかったのか?」
「いや…縁日行ったよ」
「じゃあそれどこで拾ってきた」
「それ? …何が?」
「お前なら何も感じないはずがないだろう。どこか変なところに行ったんじゃないのか?」
この声のことか…
そう悟った俺は、縁日の後に行った廃屋のことを正直に話した
たぶん怒られるだろうな、と思っていたが、親父は俺の話を終始黙って聞き、
俺が話し終わったあともしばらくは何も言わなかった
「で、俺何か憑かれてるの? 悪霊(あくりょうではなく、キリスト教ではあくれいと読む)とか?」
「憑いてる。まあしょうもない霊はうちに入る前に逃げてくが、これは少しは根性あるかもな」
「大丈夫なん?」
「声が聞こえるほかに、何かあるか? 何か見えるとか、気分が悪いとか、どこか痛いとか」
「いや、声だけ…」
「なら大したことない。ほら、祈るからこっち来い」
言って親父は俺をそばに寄らせると、俺の頭に手を置いて祈り始めた
157 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:19:02 ID:YqmY+fAJ0
最初は日本語で祈っていたが、途中から異言(いげん:聖霊を受けた人が語る言語。
その人の内の聖霊が語りだすらしい。その言葉は本人にさえ何を言っているのかわからず、
必ず本人が知らないどこかの国の言語か、天使の言葉を話す。親父の異言はなんか
巻き舌っぽい発音だ)に変わった
さすがに聞きなれた親父の異言だけに、不思議な安心感が俺を包む
祈りが終わったとき、ずっと聞こえていた声は消えていた
「明日、その廃屋へ行った友達を全員連れて来い。他の子にも何か憑いてるかもしれん」
夏休みだったから、みんな集まれるはずだったので、俺は素直にそれを承諾した
親父は特に、一緒に行った女友達のことを心配していた
AやA兄のように、まったく怖がってない人間はそんなに危なくないらしい
そういう態度が逆に霊のちょっかいを呼ぶこともあるそうだが、その程度で
機嫌を損ねるような霊は小物で、そんな霊にはそれこそ幻聴や幻覚、悪夢、不安なんかを
引き起こすくらいしかできないそうだ
そういう意味で、怖かったであろう女友達のほうが心配だし、何より、
女は男より霊的攻撃に晒されやすいらしい
これは聖書の創世記で、サタンが善悪を知る木の実を食べさせるために騙したのがエヴァで、
そのエヴァに勧められてアダムもそれを食べてしまう、というエピソードに象徴されているそうだ
だから、男は女に弱く、女は悪魔に弱いと
俺は親父からそれを聞いて、さすがに女友達のことが心配になったが、
思い返すにそんなに様子がおかしかった記憶はないから、大丈夫なんじゃないか…
そんなふうに思っていた
158 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:20:23 ID:YqmY+fAJ0
次の日、俺は昨晩廃屋にいった面子に事情を話して、教会に集まってもらった
全員集まったので、親父を呼びに行くと、すでに親父の表情が険しい
「悪霊がいる。お前は来なくていい。…それから、一つだけ言っとく。怖がるな」
それだけ言うと、親父は教会の方へ向かっていった
とりあえず居間で、何もせずにぼーっとしていると、AとA兄、それから
昨晩一緒に行ったBとC(Cは女の子)がすぐにやって来た
「どうだった?」
俺が聞くと、Aがこわばった顔で
「D(Dも女の子)に何か憑いてるらしい。俺たちも追い出された」
「Dちゃんが? 昨日は何ともなさそうだったのに」
俺が不思議がると、Cが涙目で言い出した
「それなんだけど、何ともなさそうだったのが、今にしてみれば逆に変な気がしない?
Dって結構怖がりだし、最初肝試しに反対してたのもDだった…車の中でもずっと不安そうだったし…」
それを聞いて、俺はあの廃屋でのことを思い出した
家の裏の沼で俺が立ちすくんだ時、俺を気遣ってくれたのはDだった
『大丈夫…?』
そう言って、彼女は少し笑っていた
あの状況で、あのDが笑う…?
あの時既に、Dに悪霊が憑いていたとしたら…
俺は背筋が寒くなって、
「親父が怖がるなって言ってた。とりあえずあんまり考えるのやめにして待とうぜ」
みんなに―半分以上は自分にそう言い聞かせて、親父とDが出てくるのを待った
159 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:21:49 ID:YqmY+fAJ0
どれくらいの時間が経っただろう、気まずい沈黙が流れて、
その気まずさも麻痺してきたころ、ようやく親父とDが居間に現れた
「…もう大丈夫なの?」
みんなが二人に注目する中、親父が黙って頷いた
「みんな、もうその廃屋へ行くのはやめとけ。怖がる必要はないんだ、でも、
わざわざ行くこともない。ほら、防弾チョッキを持ってるからって、
わざわざ自分で自分を撃ってみたりしないだろ? それと同じだ」
Dに憑いていたのが何だったのか、そういった説明は一切せずに、
親父はそれだけ言ってみんなを帰した
たぶんDには直接、教会の中で何か話したんだと思う
その件は、それで終わった
その後何かあったか、というと、拍子抜けするほどに何もない
ただ、A兄が爺さんに、あの呪という地名のことだけは聞いたそうだ
それによると、当時その一帯は呪(のろい)と呼ばれていたらしい
正式な住所・地名ではなく、通称のようなものだったらしいが、そこに住んでいた一族は
番地のようなものまで作り、それぞれの家に呪1-1のような感じで表札にしていという
その一族が何で死んだのか、とか、そういう核心の部分は全くわからない
161 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 06:24:07 ID:YqmY+fAJ0
>>159だが間抜けにもさるさんに引っかかったw
あと少しだけ続き
ちょうど昨日、この話を書こうと思って久しぶりに親父と当時のことを話した
その時の会話で印象深かったことを、最後に書いとくことにする
「結局さ、Dちゃんに憑いてたのは何だったの?」
「んー、まあ悪霊だ。下っ端だけどな」
「悪霊って、あんな○○山なんかにいるもんなのか…」
「いるよ。至るところにいる。そして俺たちを地獄へ引きずり込もうと狙ってる」
「引きずり込む…つまり取り憑いて殺すってこと?」
「いや、そんな効率の悪いことはしない。そんなことしなくても、人間はいつか死ぬだろ?
放っておけば死ぬんだから、わざわざ殺す必要はない。奴らにとって、
よっぽど恐ろしい霊的権威をもった人間じゃなければな」
「じゃあ、どういうこと?」
「神から離反させることさ。そうすれば地獄へ落ちる」
「つまり、人間をたぶらかして罪を犯させるとか、そんな感じか」
「まあそれもあるけど…。なあ、悪魔がやるもっとも典型的で、それでいて現状もっとも
成功している人間への最大の攻撃って何か、わかるか?」
「最大の攻撃…? 何?」
「悪魔なんて、霊なんていない。そう思わせることだ。そうすれば、人は神を信じない。
神から離れた人間ほど、狩りやすい獲物はないからな」
俺はそれを聞いてぞっとした
そんな人間、今の世の中腐るほどいるからだ
「だから大事なのは、霊の存在を否定することじゃない。
いないから怖くない、じゃなくて、いるけど怖くない。
そう思えるようになったら、お前も半人前くらいにはなるだろな。まあ、
別にお前に牧師を継げなんて言うつもりはないけどな」
162 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 06:24:56 ID:YqmY+fAJ0
以上が俺の体験ですよ
心霊現象としては、大したことは起こってないし、
肝心のその一族に関することはほとんど分からず仕舞いw
ただ、実体験だし、キリスト教の細かなことについてはこのスレでも
あまり話に出て来ないみたいだったから、まあ新鮮かなと思って書きました
仏教系のお祓いとか、そういうのは多いけどね
ここ見てる人の近所に、呪って地名があったりしたら面白いんだけど…どうだろう?
俺としては怖かった経験なんだが、知らない人が読んだら全然かもしれない
もしそうだったら&長文駄文スマソ
150 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:05:27 ID:YqmY+fAJ0
まとめて書いてから貼ろうと思って頑張って書いてたら、こんな時間じゃねーかw
昼からバイトなのに…
今から五年程前、俺が工房だったころの話をしますよ
俺の家は教会で、親父が牧師をやってる
まあ俺はそんな真面目にキリスト教を信じてたわけではないんだけど
でも、五年前にあれを経験してからは、少し信心めいたものを持つようになったかもしれない
そのきっかけになった出来事を、書くことにしますよ
たぶん長文になる+駄文になると思われるけど、まあ暇だったら読んでください
151 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:07:54 ID:YqmY+fAJ0
五年程前の夏休み、俺は外にも出ずにずっとゲームばっかやって過ごしてた
暑い中外に出るなんて考えられなかったから、マジで一歩も外に出ない日が
一週間くらいは余裕で続いたりした
でも、当時仲の良かった連中とある日、近くの神社の縁日に行くことになったんよ
うちは教会で、教会はもちろんキリスト教だから、他の宗教の祭りに遊びにいくのは
良くないんだが、その辺子供心をよく理解してくれてた親父は、
「良くない、ということだけわかってればいい」と言って、俺がそういうところへ
遊びに行くのも許してくれた
そんなこんなで、友達たちと縁日へ遊びにいき、
アホみたいに高い屋台で焼きそば食べたり、浴衣で来た女友達とか一緒に連れて、
近くの公園でだべったりして遊んだ
その場には6人くらいいたんだけど、その中で親友のAと
その兄(以下A兄・大学生でガキのころから仲がいい)がいて、何を思ったか、肝試しをしようと言い出した
俺は生まれた時から教会の中で育ってそういった霊的な世界の話もよく聞かされてきたから、
結構オカルトとか好きで、同じような趣味のAとA兄と、三人で廃墟に遊びに行ったりしたこともあったりするんだが、
そのときは女の子と肝試しという状況に惹かれてw俺はそれに賛同した
その場の半分の人間(俺・A・A兄)が賛同したために、結局全員肝試しに同意して、
A兄が運転するA家の車で、ある場所へ出かけることになった
152 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:09:08 ID:YqmY+fAJ0
そのある場所ってのは、同じ市内の少し離れたところにある地域で、
俺の家からだと小さな山を越えた、その裏側にあたる
そこはうちの母親(母親には霊感がある)が「あそこは気持ち悪い」といつも言っている
ような場所だから、おそらく何かあるんだろうなとは俺も思ってる地域だった
ただ、その辺りは山間のためそんなに人家は多くなかったが、ただそれだけでそんな
曰くつきの怪談が、とか、そういうのは聞いたことがない場所だ
俺はA兄が何でそこに向かうのか、最初から疑問だったので聞いてみた
A兄が言うには、
「この間、じいちゃんから○○山(その場所にある山)の中に廃屋があるって話を聞いた。
場所を聞いたけど教えてくれなくて、それで何度か探しに行ったんだが、一昨日ようやく見つけたんだ」
ということだった
なるほど、まあ肝試しとしては悪くない
俺はそう思い、すでに不安そうな顔をしている女友達をからかったりしながら、
車がそこへ到着するのを待った
153 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:11:31 ID:YqmY+fAJ0
10分ほどで車が停まり、A兄が
「ここからは歩くぜ」
と言って降りた
まあ地元の人間でも知らなくて、しかもA兄が何度も探しに入らないと
見つからないような廃屋だから、車では途中までしか行けないことは頷けた
そこは舗装もされてない山道で、路肩の少し広がったところへ車を停めると、
もう人二人が並んで歩くくらいの幅しかないような細さだった
俺も何度かこの山には来たことがあるから、この道自体は知っていたけど、
なるほど、たしかにここから山に入っていった先に廃屋があるとすれば、
こんな意味不明なところで道幅が広がっているのも納得できた
「ここ。ほら、藪で隠れて見えなくなってるけど、階段があるだろ?」
A兄が鬱蒼と茂った草を掻き分けると、そこには無造作に石で組まれた階段…
どうやらここから山中へ上っていけるようだった
こんなんよく見つけたな、と思いつつも俺たちは縦一列に並んで上り始めた
当たり前だが夜で足元がわからず、懐中電灯の光で何とか目を凝らして進むため、
A兄の話ではすぐに着くはずの廃屋までは案外時間がかかった
30分弱ほど夜の山中を歩き、そろそろ息も上がってきたころ、
A兄が立ち止まって指差した
「あれだ。あそこのすこし開けたところ…見えねえか?」
見ると、たしかに林が切れた少し先に、建物らしきものがある
石垣に囲まれて、それは典型的な日本家屋のように見えた
ようやく辿り着いた廃屋に近寄ってみると、そこは廃屋と言うよりは残骸に近く、
中に入ることなんてとてもできないようなものだ
いささか期待はずれの廃屋に落胆しつつも、なんでこんなところに一軒家が…
という不思議な状況に興味をそそられる
154 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:13:04 ID:YqmY+fAJ0
それと同時に、なにか異様な雰囲気が、この場を渦巻いているような気がした
例えるなら、水の中に砂糖を溶かした時の、陽炎のようにゆらゆらと糖分が溶け出す感じ?
透明の何かが蠢いているように思えた
嫌な場所だな…
そう思いながらも辺りを見て回っていると、一緒に来ていた女の子が半泣きの声で、
一番近くにいた俺を呼ぶ
女の子が見ていたのは、家屋の正面、石垣のところにある表札だった
名前は、木板が腐ってしまっていて読めないがそんなことよりも背筋を寒くしたのは住所だった
▲▲村●● 1-1(番地は適当)
のように書かれているその▲▲の部分は、俺たちの市の名前だったが、問題なのは●●の部分…
懐中電灯に照らされたそこには、『呪』とあった
おいおい、やばいだろこれは…
そう思った俺はすぐにA兄に、ここは一体何なのか問い質した
「この家なんなの? この辺って住所■■だろ? 呪なんて地名聞いたことないし、
洒落になってねーよ」
俺に言われて、A兄は爺さんから聞いたという話を語り始めた
以下、さすがに細かくは覚えてないので要約だけ書くと、
・この近辺はA兄の爺さんが子供だったころ(つまり昭和初期ごろ?)、ある一族が何世帯か住んでいた
・その一族は何か独特の宗教のようなものを信じていて、その宗教の呪術の類を使って
占いやお祓いなんかをしていた
・しかしその一族の人間は次々に死んで、最後には誰もいなくなった
・その一族の住居は大半は戦後の宅地開発で付近の道路や宅地に変わってしまったが、
今でもこの山の中にいくつか残っているらしい
155 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:15:34 ID:YqmY+fAJ0
というようなことだった
「だから俺も、こんな気味悪い地名のことなんてわからん。一昨日見つけた時は
こんなとこまで見なかったからな。帰ったらじいちゃんにでも聞いてみるか」
「そうか…でもなんかここやばいって。遊びで来ていいような場所じゃない気がする」
実は俺は雰囲気くらいでなら霊を感じられる程度の、ごく弱い霊感ならあるんだが、
この場の雰囲気が、どんどん気持ち悪くなっていっているような気がしていた
俺は帰ろうと提案したんだが、AとA兄はせめてこの家を一周見て回ると聞き入れず、
運転者のA兄がいなければ帰れない俺たちは、しぶしぶそれに同意した
そしてみんなで一塊になるようにして、家の裏に回りこんだ瞬間、
俺は全身の毛がぞくぞくぞくっ!!と逆立つような感覚に襲われた
目の前には小さな濁った沼があった
やばい!!
ここはやばい!!
空気だけで、明らかに危険な何かがいることがわかった
どこからか、おおおおぉぉぉぉおぉぉ…とか、ううぅぅぅぅ…とかいった低い声も聞こえてくる
「この沼絶対にやばいって! ほら、帰ろう!! つーか、俺一人でも帰るからな!」
俺が余りにテンパるので、情けないことに一緒にいた女の子まで「大丈夫…?」と俺を心配しだす始末
でもそこまでなってようやくAもA兄もわかってくれたのか、俺たちはすぐに山から降りて、
A兄にそれぞれの家まで送ってもらった
山から降りても、車に乗ってる最中も、ずっとさっきの声が聞こえていた
苦しそうなうめき声、とはちょっとちがう
感情も何も感じない、ただ低い声
俺はわざと大きな声で全然関係ない話を始めたりとかして、気を紛らわせた
俺を家まで送って別れるときに、AとA兄は
「お前は来ないだろうけど、俺たち今度もう一回あそこ行ってみるわ。何か面白いものあるかもしれんし」
などと言って笑っていた
俺はあそこはやめたほうがいいと再度忠告したが、でも結局行くんだろうな、とは思っていた
156 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:17:01 ID:YqmY+fAJ0
Aたちの車を見送って、家に上がる
声はまだ聞こえる
玄関を上がって居間に入ったところで、テレビを見ていた親父が振り返った
「おー、遅かったな。縁日で何か食ってきただろ? 晩飯あんまり残ってないけど、
食いたかったら冷蔵庫の中な」
「いや、いい。腹減ってないや」
「そうか。じゃあちょっとこっちこい」
そういうと親父は、俺を生活に使ってる家の隣に建つ教会へと連れて行った
大体親父に教会の方へ連れて行かれるときは、大事な話があるときか、説教されるときだったから、
俺は何かやらかしたかなと心当たりを探りながらも、少し緊張しながら切り出した
「それで、なに? 何か話があるとか?」
俺が聞くと、親父は並んだイスに座りながら、真剣な顔で言った
「お前、縁日に行ったんじゃなかったのか?」
「いや…縁日行ったよ」
「じゃあそれどこで拾ってきた」
「それ? …何が?」
「お前なら何も感じないはずがないだろう。どこか変なところに行ったんじゃないのか?」
この声のことか…
そう悟った俺は、縁日の後に行った廃屋のことを正直に話した
たぶん怒られるだろうな、と思っていたが、親父は俺の話を終始黙って聞き、
俺が話し終わったあともしばらくは何も言わなかった
「で、俺何か憑かれてるの? 悪霊(あくりょうではなく、キリスト教ではあくれいと読む)とか?」
「憑いてる。まあしょうもない霊はうちに入る前に逃げてくが、これは少しは根性あるかもな」
「大丈夫なん?」
「声が聞こえるほかに、何かあるか? 何か見えるとか、気分が悪いとか、どこか痛いとか」
「いや、声だけ…」
「なら大したことない。ほら、祈るからこっち来い」
言って親父は俺をそばに寄らせると、俺の頭に手を置いて祈り始めた
157 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:19:02 ID:YqmY+fAJ0
最初は日本語で祈っていたが、途中から異言(いげん:聖霊を受けた人が語る言語。
その人の内の聖霊が語りだすらしい。その言葉は本人にさえ何を言っているのかわからず、
必ず本人が知らないどこかの国の言語か、天使の言葉を話す。親父の異言はなんか
巻き舌っぽい発音だ)に変わった
さすがに聞きなれた親父の異言だけに、不思議な安心感が俺を包む
祈りが終わったとき、ずっと聞こえていた声は消えていた
「明日、その廃屋へ行った友達を全員連れて来い。他の子にも何か憑いてるかもしれん」
夏休みだったから、みんな集まれるはずだったので、俺は素直にそれを承諾した
親父は特に、一緒に行った女友達のことを心配していた
AやA兄のように、まったく怖がってない人間はそんなに危なくないらしい
そういう態度が逆に霊のちょっかいを呼ぶこともあるそうだが、その程度で
機嫌を損ねるような霊は小物で、そんな霊にはそれこそ幻聴や幻覚、悪夢、不安なんかを
引き起こすくらいしかできないそうだ
そういう意味で、怖かったであろう女友達のほうが心配だし、何より、
女は男より霊的攻撃に晒されやすいらしい
これは聖書の創世記で、サタンが善悪を知る木の実を食べさせるために騙したのがエヴァで、
そのエヴァに勧められてアダムもそれを食べてしまう、というエピソードに象徴されているそうだ
だから、男は女に弱く、女は悪魔に弱いと
俺は親父からそれを聞いて、さすがに女友達のことが心配になったが、
思い返すにそんなに様子がおかしかった記憶はないから、大丈夫なんじゃないか…
そんなふうに思っていた
158 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:20:23 ID:YqmY+fAJ0
次の日、俺は昨晩廃屋にいった面子に事情を話して、教会に集まってもらった
全員集まったので、親父を呼びに行くと、すでに親父の表情が険しい
「悪霊がいる。お前は来なくていい。…それから、一つだけ言っとく。怖がるな」
それだけ言うと、親父は教会の方へ向かっていった
とりあえず居間で、何もせずにぼーっとしていると、AとA兄、それから
昨晩一緒に行ったBとC(Cは女の子)がすぐにやって来た
「どうだった?」
俺が聞くと、Aがこわばった顔で
「D(Dも女の子)に何か憑いてるらしい。俺たちも追い出された」
「Dちゃんが? 昨日は何ともなさそうだったのに」
俺が不思議がると、Cが涙目で言い出した
「それなんだけど、何ともなさそうだったのが、今にしてみれば逆に変な気がしない?
Dって結構怖がりだし、最初肝試しに反対してたのもDだった…車の中でもずっと不安そうだったし…」
それを聞いて、俺はあの廃屋でのことを思い出した
家の裏の沼で俺が立ちすくんだ時、俺を気遣ってくれたのはDだった
『大丈夫…?』
そう言って、彼女は少し笑っていた
あの状況で、あのDが笑う…?
あの時既に、Dに悪霊が憑いていたとしたら…
俺は背筋が寒くなって、
「親父が怖がるなって言ってた。とりあえずあんまり考えるのやめにして待とうぜ」
みんなに―半分以上は自分にそう言い聞かせて、親父とDが出てくるのを待った
159 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:21:49 ID:YqmY+fAJ0
どれくらいの時間が経っただろう、気まずい沈黙が流れて、
その気まずさも麻痺してきたころ、ようやく親父とDが居間に現れた
「…もう大丈夫なの?」
みんなが二人に注目する中、親父が黙って頷いた
「みんな、もうその廃屋へ行くのはやめとけ。怖がる必要はないんだ、でも、
わざわざ行くこともない。ほら、防弾チョッキを持ってるからって、
わざわざ自分で自分を撃ってみたりしないだろ? それと同じだ」
Dに憑いていたのが何だったのか、そういった説明は一切せずに、
親父はそれだけ言ってみんなを帰した
たぶんDには直接、教会の中で何か話したんだと思う
その件は、それで終わった
その後何かあったか、というと、拍子抜けするほどに何もない
ただ、A兄が爺さんに、あの呪という地名のことだけは聞いたそうだ
それによると、当時その一帯は呪(のろい)と呼ばれていたらしい
正式な住所・地名ではなく、通称のようなものだったらしいが、そこに住んでいた一族は
番地のようなものまで作り、それぞれの家に呪1-1のような感じで表札にしていという
その一族が何で死んだのか、とか、そういう核心の部分は全くわからない
161 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 06:24:07 ID:YqmY+fAJ0
>>159だが間抜けにもさるさんに引っかかったw
あと少しだけ続き
ちょうど昨日、この話を書こうと思って久しぶりに親父と当時のことを話した
その時の会話で印象深かったことを、最後に書いとくことにする
「結局さ、Dちゃんに憑いてたのは何だったの?」
「んー、まあ悪霊だ。下っ端だけどな」
「悪霊って、あんな○○山なんかにいるもんなのか…」
「いるよ。至るところにいる。そして俺たちを地獄へ引きずり込もうと狙ってる」
「引きずり込む…つまり取り憑いて殺すってこと?」
「いや、そんな効率の悪いことはしない。そんなことしなくても、人間はいつか死ぬだろ?
放っておけば死ぬんだから、わざわざ殺す必要はない。奴らにとって、
よっぽど恐ろしい霊的権威をもった人間じゃなければな」
「じゃあ、どういうこと?」
「神から離反させることさ。そうすれば地獄へ落ちる」
「つまり、人間をたぶらかして罪を犯させるとか、そんな感じか」
「まあそれもあるけど…。なあ、悪魔がやるもっとも典型的で、それでいて現状もっとも
成功している人間への最大の攻撃って何か、わかるか?」
「最大の攻撃…? 何?」
「悪魔なんて、霊なんていない。そう思わせることだ。そうすれば、人は神を信じない。
神から離れた人間ほど、狩りやすい獲物はないからな」
俺はそれを聞いてぞっとした
そんな人間、今の世の中腐るほどいるからだ
「だから大事なのは、霊の存在を否定することじゃない。
いないから怖くない、じゃなくて、いるけど怖くない。
そう思えるようになったら、お前も半人前くらいにはなるだろな。まあ、
別にお前に牧師を継げなんて言うつもりはないけどな」
162 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 06:24:56 ID:YqmY+fAJ0
以上が俺の体験ですよ
心霊現象としては、大したことは起こってないし、
肝心のその一族に関することはほとんど分からず仕舞いw
ただ、実体験だし、キリスト教の細かなことについてはこのスレでも
あまり話に出て来ないみたいだったから、まあ新鮮かなと思って書きました
仏教系のお祓いとか、そういうのは多いけどね
ここ見てる人の近所に、呪って地名があったりしたら面白いんだけど…どうだろう?
俺としては怖かった経験なんだが、知らない人が読んだら全然かもしれない
もしそうだったら&長文駄文スマソ