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2010年02月06日

泣ける話2 いい人の話

No.516 □ いい人・やさしい人のお話 8 □ より


147 :おさかなくわえた名無しさん :2006/02/15(水) 01:16:37 ID:A0XABywG

買い物に行った店で傘立て見て今にも泣きそうになってる小学生の女の子がいた。
自分のビニール傘出すついでに「どうしたの?」と聞いたら
「傘持って来たのに…盗られたみたいです」とか細い声で答える。

外を見たら土砂降りだし手には買い物袋提げてるしあんまり気の毒になって
「ツレと車で来てるからここ(入り口)まできてもらえば私は傘使わなくていい。
小さくて汚いけど使って。返さなくて良いから。」という感じの事を言って差し出したら
顔いっぱいに驚きを浮かべて「いいです、貰えないです…!」と首を振る。
(最近物騒だし女でも警戒しちゃうんだろうなあ)と思ったらその子がすごく真面目な顔で
「だって貰っちゃったらお姉さんにお礼ができないから」と言う。
何て律儀な子なんだと思いつつ本当に安物だから良いよ、使って欲しいからと渡すと
「私は**小学校5年*組の***子です。絶対絶対返します。ありがとうございます!」って
何か本当に涙が出そうになった。

重ね重ね言うが安物であげてもよかったけどそうするとかえって女の子が気にしそうだから
後日待ち合わせして返してもらった。
わざわざお母さんも一緒に来て丁寧にお礼を言ってくれ二人で作ったお菓子をくれた。
心が温かくなったよ。



201 :おさかなくわえた名無しさん :2006/02/19(日) 21:35:23 ID:iI5MlZ8a

小学校の頃、家はどうしようも無く貧乏だった。
父親を交通事故で無くし母一人子一人の母子家庭だった。

小学校の時、俺は遠足におやつを持っていく事が出来なかった。
前日のホームルームで「バナナはおやつに入りますか?」と
戯けるクラスメートを横目に絶対いかないと心に決めていた。
放課後帰ろうとする俺を理科室に来るよう担任の先生に言われた。
理科室へ行くと先生は目に涙を浮かべながら300円を握らせてくれた。
そして続けてこういわれた。

「いいか、お前は他の子よりも先に人生の不条理や苦痛を感じられ幸せだと思え。
 親の代では負けたかもしれない、でも其れはお前の責任じゃない。
 この悔しさをバネに伸し上がってお前の代では勝て。
 もしお前の子供が悲しい思いをする事があったら其れはお前の責任だ。
 金をやるのは一回だけだ。大切に使え。」

俺はその時買ったビックリマンのチョコの味を忘れない、そしてそのシールは
今でも大切に保管している。



426 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/14(火) 09:39:04 ID:nk4AzUyj

スーパーのレジをしてて、今日来た二人組のお客。
見た目はどちらも普通の男子高校生って感じだった。
が、並んだ新人のレジでエラーがでてまま動かない。
ベテランのパートさんが気付いて急いでレジを直しに。

それを見て並んでいる二人
「あーもう、急いでるんやからさっさとしろよオバサン!ほらほら早く早くー」と、
からかうもんだから余計に焦ってうまくいかない。新人も涙目になってた。

そしたら後ろにいたヤンギャルっぽい女の子がいきなり
「お前ら子供じゃないねんからちょっとの間くらい待てへんのか?
 全部が自分の都合で回ると思ってんなよボケ」
と一喝したら二人恥ずかしそうに黙りこんでしまった。結局レジは数秒で直った。

女の子は新人のレジを通る時「あんなんいっぱいいるけど頑張りなよ、泣かんときや」と言ってくれたそう。
人は見た目では判断出来ないなと改めて思った。



532 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/19(日) 09:11:16 ID:HKRd96Fy

プロポーズは呉の居酒屋でされました。

旦那(当時は彼氏)と一緒に初めて入った焼き鳥屋さん。
お酒も入り、野球の話で店内のお客さん同士で盛り上がり、なぜか自己紹介。

私たちは結婚を前提に付き合ってるんですという話をしたらお客さんの一人が
「今ここでプロポーズしろ!」といいだし、店外に旦那を連れて行きました。

ほどなくして戻ってきた旦那さんの手には、顔が見えなくなるほどの真っ赤なバラの花束。

旦那『結婚してください』
私『はい、ありがとうございます』
涙声で、それ以上いえませんでした。

バラの花束は、店外に旦那を連れ出した人(実は自衛隊の艦長さんでした)が
買ってくださったそうです。
100本以上のバラの花束・・・重たかったです。



556 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/22(水) 19:31:57 ID:60j/Xf9O

今日誕生日。
遠距離恋愛中だし友達も忙しい時期だから、有休取って1人で家に居たら友達から「今からうちに来ない?」の電話。
どうせ暇だし…と、行ったら玄関先で友達と子供2人がお出迎え。

部屋に入った途端、3人で「(せーの!)はっぴばーすでーつーゆー♪」
壁には画用紙を切って貼った「○○(名前)たんじょうびおめでとう!」の文字、テーブルにはバースデーケーキ。
もう、びっくりしたのと嬉しいのが一緒になって、座り込んで泣いてしまった。

上の子がくれた手紙には、一生懸命書いたであろう「おたんじょうび おめでとう」の文字とウサギの絵。
下の子は泣いちゃった私に何度も「なかないでね、わらってね」と言って頭を撫ででくれた。
友達は「1人で過ごすよりも、皆で過ごした方がいいよね」ってニコニコ笑いながら抱きしめてくれた。
今まで生きてきた中で、一番嬉しい誕生日を過ごせた。



725 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/29(水) 00:50:49 ID:NOdFqMeO

何年前かちょっと覚えてないんだけど、
真夜中の帰り道で、コンタクトを落としたことがある。
街灯もほとんどないような道で、諦めかけてたんだけど
その当時はレンズを新しく買うお金もなくて
泣きそうになりながら(と言うより半べそかきながら)
必死で探してた。

そしたらそこを通りかかった人が
「コンタクト? ピアス?」
って言いながら一緒に四つんばいになってくれた。
結構時間がたっても見つからなかったからこれは駄目だと思って
「もういいです、ありがとうございました」って言って
また一人で探した。そしたらその人が友達連れて戻ってきて、
「今明かり持ってきたからね、すぐ見つかるよ」って言って
ペンライトつけてまた探してくれた。
見つかったときも皆拍手して「よかったねー」って。

プライベートで打ちのめされてた時だったから本当に嬉しかった。
お礼をって言ってもいいからいいからと言って去っていった。
「俺らかっこよくね?」
って言いながら。

あのときの人、本当にありがとうございました。最高にかっこよい人たちでした。



852 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/10(月) 02:26:12 ID:fDMokacI

1月の終わり頃、会社の帰りに道の端ででうずくまっているおじさんがいた。
なんだろなー、汚いなーと思って通り過ぎようとすると、少し前を歩いていた同じ会社の人が向きをかえておじさんに向かって歩いていく。
二言三言言葉をかわし、彼女は小走りに近くのコンビニに走っていった。

後日、彼女になんだったか聞いてみた。
彼女も一度は通り過ぎようかと思ったが、具合が悪い人だといけないので声をかけてみたとの事。
変な人だったらどうしようとドキドキしながら声をかけてみたようだ。

話を聞くと、最初は大丈夫ですと答えていたが、ポツリと悪い人にだまされて住むところがなくなってしまったと。
彼女はお腹が空いていないか聞き、3日も食べていないと言われたので急いでカップ麺を買ってあげたとの事。
寒いから暖まるものを選んだらしい。
さらに、翌朝用にパンも買って、自分がもっていた小銭とその時にしていたマフラーもあげたらしい。

そんな事しなくても、と言ったら彼女はニッコリとし、だってお腹が空いてるのは一番辛いじゃないですか、と。
その人が言ってる事がたとえ全部嘘でも、今お腹が空いてるのは嘘ではないだろうし、自分にしてあげられることはあのくらいしかないから……と言って仕事に戻っていった。
なんだか天使のような人だなと思いつつ、ただ通り過ぎようとした自分を恥じた。



872 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/11(火) 20:25:55 ID:WjrsBVs+

同僚のばーちゃんは、温和で優しい人なんだそうだ。
いつもニコニコ笑っていて、いかにも人のよさそうな感じなので、
同僚は「詐欺に引っ掛からなければいいな」と思っていたとか。

で、ある日、同僚がそのばーちゃんちへ遊びに行っていたら、
「恵まれない人達に云々」とボランティアが寄付を貰いに来た。
胡散臭い感じがしたので、同僚が追い払おうとすると、
ばーちゃんはニコニコ笑いながら千円出してしまった。
やっぱり!と思いながら同僚が
「ダメだよばーちゃん、あんなのに千円も払っちゃ。
あんなの、きっと恵まれない人の所へなんか回らないよ」と言うと、
ばーちゃんは相変わらずニコニコと笑いながら
「いいんだよ。ばーちゃんの千円で、きっとあの人が助かるんだから」
と答えたんだそうだ。

なんか話しながら、同僚が涙目になってた。



906 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/14(金) 06:03:56 ID:YcAgl7uz

たった今、登戸駅を過ぎたJR南武線の中で流れた車内アナウンス

「えー、大変ご迷惑をおかけしております。
 只今、この電車のすぐ横を、犬 が 並 走 し て お り ま す 。
 このままスピードを上げますと犬を引いてしまう怖れがありますので、ご迷惑ではありますが暫く徐行運転させていただきます。」

数分後、

 「ご協力ありがとうございました。
  犬は無事線路の外に出ました。
  ご協力ありがとうございました。」




もう俺は一生南武線に付いて行くぜと思った。






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Posted by アマミちゃん(野崎りの)  at 17:08 │Comments(0)泣ける話

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小さい頃の夢はマザーテレサとジャンヌダルクでした。
あれから20数年、今では立派なメタボとなりました。

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