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2010年02月06日

泣ける2ちゃんねる 

2010年01月28日18:21 No.510 涙が出るほどいい話 2粒目 より


361 :癒されたい名無しさん :04/12/17 23:41:09 ID:4pu++1Hs

両親が死んだのは、兄が大学2年生、私が小学5年生の時でした。
お兄さん、やっと素敵な人と巡り会えて、幸せな結婚をできた私のお兄さん。
親の庇護のもとで明るい青春を送る人たちの中で、お兄さんは自分の境遇を
どう思ったのでしょう。
もしかしたら、私の知らないところで嘆いていたのかもしれない。でもまだ子供の私に、
あなたは愚痴ひとつ言いませんでしたね。
大学に入った今なら、お酒を仲間と飲む楽しさが分かります。でもお兄さんは、
いつも私と一緒に夕飯を食べてくれましたね。
一番遊びたかったはずなのに。一番楽しいときだったのに。
あなたは私の母親になろうとし、父親の代わりになろうとしました。

中学に上がった頃、私はお兄さんにあまり甘えなくなりましたね。
寂しそうな顔が、今でも目に浮かびます。ごめんね。
これ以上負担になりたくなかくて、私は何も言わず、かえってお兄さんを傷つけてしまった。
私をお荷物だなんて、お兄さんは決して言ったことなどなかったのに。それどころか
自分の不遇に気づかない位、私を大きな愛情で包んでくれていたのに。

好きな人ができたとき、お兄さんは最初に私に紹介してくれました。
素敵な人を今、隣に迎えたお兄さん。やっとです。やっと、支えてくれる人を
見つけることができたんですね。よかったね、お兄さん。
嬉しすぎて、他に言葉が見つからない。嬉しすぎて、涙が後から後からあふれてくる。
ありがとう、お兄さん。本当におめでとう。



511 :癒されたい名無しさん :05/01/19 01:54:48 ID:HjpRu69i

訳あって引き取って育ててたかわいげ皆無なクソガキがけっこーいい大学に受かった。
正月に親戚が集まったときあんまり性格がよくない俺の嫌いなおばちゃんに
「私たちのところで引き取ってたらもっといいところに行けたかもね」
ってそのそいつが言われてて、
(そのおばちゃんはこいつを誰が引き取るかっていう親族会議になったとき
 「私は絶対嫌」って本人の前で言いやがった。一番経済的な余裕があるのに!
 それで俺が勢いで「じゃー俺育てます」って言っちゃったんだけど)
俺はいらいらしつつもああそうなのかもな、俺がもっといい会社に就職したりはやく出世したりしてれば、
こいつにもっといい環境を与えてやれただろうし塾だって通わせてあげれたのにな、
よく考えれば俺があのときこいつを引き取るなんて言わなければ他のもっと金持ってる誰かがこいつを引き取っただろうし、
あー俺もしかして悪いことしちゃったのかな、って思ってたらそのクソガキ、
「今の自分があるのは○○(俺の名前)さんのおかげだし、俺がこんなとこに受かれたのも○○さんのおかげです」
って。言ったんだよ。おばちゃん沈黙。
そいつ普段俺の名前にさんなんかつけないんだ。常にえっらそーに呼び捨てなんだ。
ほんっとに死ぬほど嬉しかった。今まで生きてきた中で一番嬉しかった。
帰りの車で、俺すっごい浮かれてて、そのガキに
「ありがと」
って言ったら、奴は俺がそのとき襖一枚向こうにいたのを知らなかったらしく、
怪訝な表情をして、そんでしばらくしてからマフラーに顔埋めてそっぽむいた。どうやら照れてるらしかった。
すっげえかわいかった。俺、こいつ引き取ってからこの瞬間までこいつをかわいいって思ったことなかった。
クソ生意気で補導はされるわ女連れ込むわ俺の大っ嫌いな煙草をわざわざ俺の寝室で吸うわ
もうほんっとにどーしよーもないガキだったけど、もうほんとかわいかった。
実際に子供いたらこんな感じなのかなって思った。



583 :ともだち :05/02/01 18:22:21 ID:a/pT0epJ

私には小学校5年の時に小児喘息で亡くした友がいました。
以後毎年命日の前後には友と彼の家へ顔を出しに行きました。

あれから10数年が過ぎました。
昨年9月、私は友人たちの中では一番早く結婚することになり、
小学校以来仲の良かった友人が3人披露宴に出席してくれました。
余興をしてくれるよう前もってお願いしておいたのですが、
内容は当日の彼らの出番まで内緒にされていました。

彼らの余興の番が来ました。
一人の彼がマイクを手に取りました
「今日は本当におめでとう。この場には3人しかいないけれど
 ○○も天国から駆けつけて来てるから僕たち4人からこの唄を送ります。」

その唄は亡くなった彼が一番好きだった「てんとうむしのサンバ」でした。
当時10歳だった私たちが彼の柩を前に号泣しながら大合唱したあの光景を
思い出して、涙が止まりませんでした。
新郎の私は当然引っ張り出され、友と共に熱唱しました。
○○、天国からお祝いしてくれてありがとう!
今度赤ちゃんが生まれたら見せに行くからな。



667 :癒されたい名無しさん :05/02/14 04:52:49 ID:zdiE8p+k

親戚にとても仲のいい幼い兄妹がいた。
兄は3才の康介ちゃんで妹は2才の愛ちゃん。
21だった当時の俺も可愛くてたまらない子供達だった。

しかしある年末、その仲のいい兄妹の妹の愛ちゃんがトラックにひかれて死んだ。
その愛ちゃんの家族・親戚はもちろん泣いていた。
俺はあまりにも急過ぎて実感がなかった。そして愛ちゃんの兄、康介ちゃんも泣いていなかった。
俺は多分3才だから何が起きたかわかってないんだろうなあと思っていた。

そして棺桶に眠っている愛ちゃんを見れる最後の時(火葬の前)
みんなが最後の別れをしている中、一人違う所へ走って行く小さな姿があった。
俺は多分康介ちゃんと思い追い掛けた。すると康介ちゃんは泣いていた。
大泣きじゃない、必死に涙をこらえようとしていた。

それでも涙が出てきていた。俺は間違いに気付いた。
康介ちゃんは愛ちゃんが死んだ事がわからなくて泣いてなかったわけではなく、
妹の前では立派でたくましいお兄ちゃんでありたいと思って涙をこらえていたのだと。

それを感じた俺も涙が出てきた。3才の康介ちゃんの心情を思うと悲しくて。
俺は泣いている康介ちゃんの手を引っ張って愛ちゃんの所へ連れてった。
康介ちゃんは愛ちゃんの顔を見るなりついに大泣きしだした。『愛ちゃん行っちゃだめだよ!』
とも連呼していた。俺を含む大人達にはその言葉があまりにも痛かった。

小さな体の康介ちゃんと愛ちゃんだけど2人の間には
大きな絆みたいな物があったんだろうなと思う。



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Posted by アマミちゃん(野崎りの)  at 11:00 │Comments(2)泣ける話

この記事へのコメント
やべっ。

会社なのに泣きそうになった。
Posted by 美徳 at 2010年02月06日 12:40
>美徳さん
お暇ツブシにでも楽しんでいただけましたら幸いです☆
Posted by アマミキョアマミキョ at 2010年02月28日 09:21
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小さい頃の夢はマザーテレサとジャンヌダルクでした。
あれから20数年、今では立派なメタボとなりました。

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