2010年03月11日
泣ける話 22 泣ける思い出
No.488 泣ける思い出話しようぜ より
134 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 02:55:19 ID:aMjldn2b
中学の頃、学校でいじめにあっていた、教室に入れなくていつも保険室に通っていた。
いじめの事は家族にも言っていない、ただ私のワガママで保険室に通っているだけ、と教師、両親は思っていた。
いじめは段々とエスカレートし、また陰湿だった…
でも回りに心配かけたく無くて、いつも無理して笑っていた。
辛くて孤独でどうしようも無くて、死んでしまおうと決心した日、高校生の兄が修学旅行から帰って来て私にお土産をくれた。
どこかのドライブインに売っているような、キーホルダーのオルゴール、長崎に行って来たハズなのに…
幼い頃から、兄と常に一緒にいたが、兄にはいつもイジメられた記憶しか無い。
だから、長崎のお土産を私にだけはくれなかった、そう思った瞬間、学校でのイジメと重なり、私はそのお土産を『こんなのいらない!!』と投げつけてしまった…
すると、その衝撃でオルゴールがなった、題名は知らないけど
『涙など見せない強気なアナタをこんなに悲しませてるのは誰なの?』
って言う歌詞の曲が…
兄は、何も言わずにそのお土産を拾おうとしゃがんだ、兄は泣いていた。
初めて兄が泣いているのを見て、呆然としていると、兄がポソリと言った
『お前をイジメて良いのは、兄貴の俺だけだ、それ以外のヤツがお前をイジメるのは許せない、俺は知ってるから、お前が家で我慢して笑ってる事。
小さい頃からいつも俺の前で泣いてたんだから、我慢なんかしなくて良いんだぞ。
俺は、イジメてばかりの兄貴だけど、他人に妹をイジメられて黙っていられる兄貴じゃないからな。』
138 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 04:19:47 ID:aMjldn2b
その言葉を聞いて、私は号泣、学校のイジメの事を全て吐き出しました、泣きすぎて喘息で咳き込みながら、全部…
兄は横に座って聞いてくれていました。
全部話し終わると、『よく頑張った』と一言言って頭をポンポンと撫で、
『今日は寝ろ、明日は学校行かなくて良い』 と言って部屋から出て行きました。
暫く一階で母親と兄が会話している声が聞こえてきました。
翌日から暫く学校を休み、再び登校すると、イジメはかなりされなくなっていました。
教師に聞くと、兄が中学の教員室に乗り込みぶちギレて行った様でした。
高校の生徒会長が乗り込んで来た為、教師も慌ててイジメに関して動き、結果私を含め多人数がイジメの被害にあっていた事も判明しました。
その何年か後、私は旦那と知り合い、結婚式を挙げた時、兄貴は
『小さい頃から、俺は妹をイジメて泣かして来た、
でも、お前をイジメるヤツは俺は許さない、
どうかこれからは、俺の変わりに守ってやってくれ。』と…
兄ちゃん、今日は兄ちゃんの結婚式だよ、お返しに今日は私が兄ちゃんを泣かすから。
139 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 11:34:21 ID:XpSTD73+
涙など見せない強気なアナタを~
『元気をだして/竹内まりや』
100 :おさかなくわえた名無しさん :2007/09/09(日) 07:37:01 ID:bAHHBoA+
昨日娘の一歳の誕生日でした。
朝、誕生日の支度をしていると母が一つの古い包みを持って来ました。
包装紙は黄色く変色し、リボンもクシャクシャなソレを母は私に渡すと、『お父さんからだよ』と一言言って、奥の部屋へ行ってしまいました。
お父さんからって…お父さんはもう12年前に亡くなったじゃないか…と思いながら包装を解くと、木彫りのオルゴールが出て来ました。
蓋を開けると、メッセージカードが入っており、ソレには
『お爺ちゃんの孫へ、 あなたのママが生まれた日、このオルゴールを見つけました、いつかはあなたのママもお爺ちゃんの様に親になる日の為に、このオルゴールを送ります。 パパになったばかりのお爺ちゃんより。』
生きてる時、随分気の早い性格な人だったと覚えていたケド…
こんなに気が早いなんて、亡くなる前に母にこの包みを渡して『孫が出来て、一歳の誕生日に渡してくれ。』と頼んだらしい。
ありがとう、お父さん。
236 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/26(金) 22:11:09 ID:vBWJM1zv
交通事故に遭って左半身に少し麻痺が残り、
日常生活困るほどではないけど、歩くとおかしいのがばれる。
付き合い始めの頃、それを気にして一歩下がるように歩いてた私に気付いて
手をつないで一緒に並んで歩いてくれた。
家に帰ってから訳を聞かれて「○君に恥ずかしい思いをさせたくなかったから」
って言ったら「どうしてそんな考え方をするんだ」と怒られたので
「大好きだった○君と付き合えてるだけで幸せだから。
私と付き合うことで○君に少しでも嫌な思いをさせたくないから」
と言ったら泣きながら私の両手を持って目の中を覗き込むようにして諭してくれた。
「俺はお前と付き合ってあげてるわけじゃない。
俺がお前を好きで一緒にいたい、付き合いたいと思ったから付き合ってるんだ。
お前の体のことなんか、ずっと前から知ってたけど、
一緒に歩いて恥ずかしいなんて一回だって思った事はないよ。
お前がそんな風に考えてるのが俺は悲しい。
俺に気を使わないで。自分の事を恥じないで。
もっと自信をもって胸を張ってほしい。
ずっと並んで歩こうよ。お前は俺の自慢の彼女なんだから」
私のことをここまで思ってくれる人には絶対会えないと思う。
すごく嬉しくて、涙が止まらなかった。
今は、どこに行くときも並んで歩いています。
140 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 12:10:14 ID:aMjldn2b
今着付けが終わって覗いたら、曲の題名が!!
ちょっと行って探して買って来ます!!
ありがとうございます!上の方!!
141 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 12:24:04 ID:XpSTD73+
>>140
急げ妹!曲をBGMに兄を泣かせてやれ!
143 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 21:52:42 ID:aMjldn2b
何とか走り回って CDを見つけて買い、式に間に合わせました。
途中転んで、着物はボロボロになりましたが…
良かった、本当に今日思い出の曲が判るなんて、式でこの曲と一緒に手紙を読みました、中学の頃の話しです。
オルゴールの事も話しました、私も兄ちゃんもボロボロ泣いて、お義姉さんも泣いていました。
いつか、思い出になったら、またここに書き込みさせて下さい。
曲名を教えて下さって本当に本当にありがとうございました。
134 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 02:55:19 ID:aMjldn2b
中学の頃、学校でいじめにあっていた、教室に入れなくていつも保険室に通っていた。
いじめの事は家族にも言っていない、ただ私のワガママで保険室に通っているだけ、と教師、両親は思っていた。
いじめは段々とエスカレートし、また陰湿だった…
でも回りに心配かけたく無くて、いつも無理して笑っていた。
辛くて孤独でどうしようも無くて、死んでしまおうと決心した日、高校生の兄が修学旅行から帰って来て私にお土産をくれた。
どこかのドライブインに売っているような、キーホルダーのオルゴール、長崎に行って来たハズなのに…
幼い頃から、兄と常に一緒にいたが、兄にはいつもイジメられた記憶しか無い。
だから、長崎のお土産を私にだけはくれなかった、そう思った瞬間、学校でのイジメと重なり、私はそのお土産を『こんなのいらない!!』と投げつけてしまった…
すると、その衝撃でオルゴールがなった、題名は知らないけど
『涙など見せない強気なアナタをこんなに悲しませてるのは誰なの?』
って言う歌詞の曲が…
兄は、何も言わずにそのお土産を拾おうとしゃがんだ、兄は泣いていた。
初めて兄が泣いているのを見て、呆然としていると、兄がポソリと言った
『お前をイジメて良いのは、兄貴の俺だけだ、それ以外のヤツがお前をイジメるのは許せない、俺は知ってるから、お前が家で我慢して笑ってる事。
小さい頃からいつも俺の前で泣いてたんだから、我慢なんかしなくて良いんだぞ。
俺は、イジメてばかりの兄貴だけど、他人に妹をイジメられて黙っていられる兄貴じゃないからな。』
138 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 04:19:47 ID:aMjldn2b
その言葉を聞いて、私は号泣、学校のイジメの事を全て吐き出しました、泣きすぎて喘息で咳き込みながら、全部…
兄は横に座って聞いてくれていました。
全部話し終わると、『よく頑張った』と一言言って頭をポンポンと撫で、
『今日は寝ろ、明日は学校行かなくて良い』 と言って部屋から出て行きました。
暫く一階で母親と兄が会話している声が聞こえてきました。
翌日から暫く学校を休み、再び登校すると、イジメはかなりされなくなっていました。
教師に聞くと、兄が中学の教員室に乗り込みぶちギレて行った様でした。
高校の生徒会長が乗り込んで来た為、教師も慌ててイジメに関して動き、結果私を含め多人数がイジメの被害にあっていた事も判明しました。
その何年か後、私は旦那と知り合い、結婚式を挙げた時、兄貴は
『小さい頃から、俺は妹をイジメて泣かして来た、
でも、お前をイジメるヤツは俺は許さない、
どうかこれからは、俺の変わりに守ってやってくれ。』と…
兄ちゃん、今日は兄ちゃんの結婚式だよ、お返しに今日は私が兄ちゃんを泣かすから。
139 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 11:34:21 ID:XpSTD73+
涙など見せない強気なアナタを~
『元気をだして/竹内まりや』
100 :おさかなくわえた名無しさん :2007/09/09(日) 07:37:01 ID:bAHHBoA+
昨日娘の一歳の誕生日でした。
朝、誕生日の支度をしていると母が一つの古い包みを持って来ました。
包装紙は黄色く変色し、リボンもクシャクシャなソレを母は私に渡すと、『お父さんからだよ』と一言言って、奥の部屋へ行ってしまいました。
お父さんからって…お父さんはもう12年前に亡くなったじゃないか…と思いながら包装を解くと、木彫りのオルゴールが出て来ました。
蓋を開けると、メッセージカードが入っており、ソレには
『お爺ちゃんの孫へ、 あなたのママが生まれた日、このオルゴールを見つけました、いつかはあなたのママもお爺ちゃんの様に親になる日の為に、このオルゴールを送ります。 パパになったばかりのお爺ちゃんより。』
生きてる時、随分気の早い性格な人だったと覚えていたケド…
こんなに気が早いなんて、亡くなる前に母にこの包みを渡して『孫が出来て、一歳の誕生日に渡してくれ。』と頼んだらしい。
ありがとう、お父さん。
236 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/26(金) 22:11:09 ID:vBWJM1zv
交通事故に遭って左半身に少し麻痺が残り、
日常生活困るほどではないけど、歩くとおかしいのがばれる。
付き合い始めの頃、それを気にして一歩下がるように歩いてた私に気付いて
手をつないで一緒に並んで歩いてくれた。
家に帰ってから訳を聞かれて「○君に恥ずかしい思いをさせたくなかったから」
って言ったら「どうしてそんな考え方をするんだ」と怒られたので
「大好きだった○君と付き合えてるだけで幸せだから。
私と付き合うことで○君に少しでも嫌な思いをさせたくないから」
と言ったら泣きながら私の両手を持って目の中を覗き込むようにして諭してくれた。
「俺はお前と付き合ってあげてるわけじゃない。
俺がお前を好きで一緒にいたい、付き合いたいと思ったから付き合ってるんだ。
お前の体のことなんか、ずっと前から知ってたけど、
一緒に歩いて恥ずかしいなんて一回だって思った事はないよ。
お前がそんな風に考えてるのが俺は悲しい。
俺に気を使わないで。自分の事を恥じないで。
もっと自信をもって胸を張ってほしい。
ずっと並んで歩こうよ。お前は俺の自慢の彼女なんだから」
私のことをここまで思ってくれる人には絶対会えないと思う。
すごく嬉しくて、涙が止まらなかった。
今は、どこに行くときも並んで歩いています。
140 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 12:10:14 ID:aMjldn2b
今着付けが終わって覗いたら、曲の題名が!!
ちょっと行って探して買って来ます!!
ありがとうございます!上の方!!
141 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 12:24:04 ID:XpSTD73+
>>140
急げ妹!曲をBGMに兄を泣かせてやれ!
143 :おさかなくわえた名無しさん :2007/10/02(火) 21:52:42 ID:aMjldn2b
何とか走り回って CDを見つけて買い、式に間に合わせました。
途中転んで、着物はボロボロになりましたが…
良かった、本当に今日思い出の曲が判るなんて、式でこの曲と一緒に手紙を読みました、中学の頃の話しです。
オルゴールの事も話しました、私も兄ちゃんもボロボロ泣いて、お義姉さんも泣いていました。
いつか、思い出になったら、またここに書き込みさせて下さい。
曲名を教えて下さって本当に本当にありがとうございました。
泣ける話 25 萌えた父親のエピソード
泣ける話 24 二度と会えない友達
泣ける話 23 思い出の一本
泣ける話 21 ペットにまつわる感動話
泣ける話 20 恋人からの大きな愛情を実感した出来事
泣ける話 19 嗚咽
泣ける話 24 二度と会えない友達
泣ける話 23 思い出の一本
泣ける話 21 ペットにまつわる感動話
泣ける話 20 恋人からの大きな愛情を実感した出来事
泣ける話 19 嗚咽