2010年03月08日
泣ける話 21 ペットにまつわる感動話
No.489 ペットにまつわる感動話 より
12 :わんにゃん@名無しさん :04/06/05 08:45 ID:jTVnt4kr
ウチのオヤジも猫嫌いだったなー。近くへ寄って来るとしかめ面で追っ払ってた。
オヤジは晩酌が日課だったんだが家族が食事が終わってもいつも一人で台所のテーブルで
飲んで居た。
ところがいつの間にか飼ってた猫がオヤジの足元でツマミの刺身を貰うようになっていた。
猫が無言で足元に座るとオヤジもナイターを見ながら足元に刺身をちぎって落としてやる。
猫もさも当たり前のようにむしゃむしゃと食ってた。食い終わってから猫はいつも一声鳴いてから
その場を去るようになった。
しばらくして猫は病気で死んだ。
猫がお骨になって帰って来た日も仕事から帰ったオヤジはいつもと変わらず晩酌を始めた。
お袋がいつものように刺身をツマミにオヤジに出した。
オヤジが意外な事を言った。「オイ、多いぞ。食い切れん。猫に供えてやれ」と。
それから一週間オヤジは同じことをお袋に言った。
いつも一人酒に付き合ってくれた仲間へのオヤジなりの供養だったらしい。
もうオヤジも鬼籍に入って久しいがオレのオヤジの思い出の一端。
82 :わんにゃん@名無しさん :05/03/18 16:08:49 ID:qnTwmz8k
11年前の2月、何も無い湖の駐車場でガリガリの猫が寄ってきた
俺たちの前によろよろと来るとペタンと腹をつけて座った
「キタねー猫だなー」と思っただけで他に何とも思わなかった
猫を飼っていた彼女がその猫を撫でながら言った
「ここにいたら死んじゃうね」
ヤングだった俺は頭にきた
「何、病気なのか?死ぬと分かってて放っておくのは殺すのと一緒だろ!何言ってんだオメー」
そのまま膝の上に乗っけて車を運転して帰った
顔は目ヤニだらけ、鼻水で鼻はガビガビ、尻から出てきた回虫が俺のズボンの上を這っていた
コホコホ咳をして、くしゃみで車のドアはベトベト、痰でゴロゴロいっていた
「どうするの、その子?」
「治るまで俺が飼う」
「じゃあ名前は?」
「うーん…痰が詰まってるから…痰助」
「変な名前」
「うるせー」
風呂場で綺麗に洗って、シシャモとちくわを食わせた、びっくりする位食った
獣医に連れって行って虫下しと風邪の薬を貰って帰った
もともと飼い猫だったようで、トイレは最初からできた
ペットが駄目なマンションだし、治って暖かくなったら逃がすつもりだったが、1週間で方針を変えた
あっという間に倍くらいに太り、夕方になると玄関で俺の帰りを座って待つようになった
当時は分からなかったが、そうとう歳をとった猫だった
すごい食いしん坊だったが、歯が何本も抜けていて、毛も艶が無かった、一日中じっとしていた、走ることもめったになかった
ちょうど1年後、痰助は死んだ
板で小さな棺を作り、痰助に出会った湖の桜の木の下に埋めた
今になれば分かる
出会った日、あれは痰が詰まってたんじゃなく、嬉しかったんだと
たんすけのおかげで、俺はすっかり猫バカになった
今俺は10歳の小吉と6歳の良男と暮らしている
今日も壁に掛かったコロコロのたんすけが行儀良く座って俺を見ている
変な名前付けて悪かったな、たんすけ
でも、今うちにいるやつらもみんな変な名前だから、勘弁しろよ
105 :パパ :2005/04/07(木) 07:01:09 ID:hkIiA9/j
昭和の終わり1987年の秋頃、
父親と同じ会社に勤める人の近所で子犬が産まれた。
最初に父親が子犬の話を持ってきたとき、
「絶対に世話をしないから」と母親は猛反対。
兄弟三人は「絶対に散歩するから」、
「エサ代出すから」と母親を説得した。
犬を貰いに行くとき、当時小1の末妹を含め父親と兄弟三人で行った。
自分は雌犬、末妹は雄犬が欲しかったが、二人でジャンケンし、末妹が勝った。
その雄犬は自分の手の中で眠りながら、家に来た。
106 :パパ :2005/04/07(木) 07:02:02 ID:hkIiA9/j
最初、犬の世話は兄弟三人でやった。
犬の名前をどうしようかと悩んで、一ヶ月近く名無しだった。
犬を飼うのが嬉しくて、学校から帰る都度、
兄弟それぞれが散歩に連れていった。
でも犬が大きくなってくると、母親が結局一人でやるようになった。
それから、10年近く、
2000年春に末妹は「犬の世話をする」と獣医学科に入った。
末妹の進路に大きな影響を与えたと思う犬は2003年秋に16歳で亡くなった。
貰われてきた時と同じく、自分の手の中で息を引き取った。
ラッキー、元気かい?
おまえの正確な誕生日を聞いておかなくて本当にゴメン。
おまえが夜泣きしてるときに、叩いて叱ってゴメン。
おまえがいなくなってから、みんな寂しいよ。
これからも家族みんなを見守っててくれ。
159 :ケイ :2005/05/12(木) 15:05:10 ID:bwuq6tvZ
私が物心ついた時から家にシェパードがいた。
名前はビル。近所に事件がおこったりすると警察がビルを借りにきたりしていた優秀な犬。
茶色の目でまっすぐな優しい目でいつも私の事みていてくれた記憶がある。
ビルは本当に大きくて、ビルと一緒にいると、大人しい私が何だか自分まで強くなるようで誇らしかた。
大好きで大好きでビルの小屋で一緒に寝たいと、両親を困らせた事もあった。
夏休み友達が遊びに来た時、些細な事でケンカしてしまい友達は帰ってしまった。
(お人形を頂戴といわれ断ったのが原因)
めったに吠えないビルの声が聞こえてびっくりして外にでた。
友達がビルに石を投げていた。走っていって友達を突き飛ばしてしまった。
ビルはその間ずっとほえていた。
幸い友人の怪我はうちみ程度ですんだが、当然私は両親と相手の両親からもこっぴどく叱られた。ただ、おばあちゃんは「○○子が理由もなくそんな事はしない」と言ってくれた。友達は複雑な顔でそっぽを向いていた。
次の日の夕方ビルの散歩に行った時、小川でビルが水を飲んでいるところをボ~っと座ってみていた。
ビルが隣に来ていつも通り横に座った。暑かったけど心地よくって離れたくなかった。
ビルの目の上には石をぶつけられた時の傷があった。
161 :ケイ :2005/05/12(木) 15:19:03 ID:bwuq6tvZ
悔しくて悲しくて涙が出てきた。大声で泣いてしまった。その時ずっと私のほっぺをなめていてくれた。
その時「もう大丈夫だから泣かないで」と誰かが言った。
びっくりして後ろを向いても、どこを見ても誰もいない。
ビルの顔をみるとジッと私を見ている。
又「大好きだから泣かないで」って聞こえた。
れから家に帰って父や母にこの事を言っても笑って信じてくれなかった。
おばあちゃんだけは信じてくれた。
私が大学に入って、しばらくしてビルは死んでしまった。老衰でした。
それから動物を飼うことはなかった。
今思うと子供の想像力か、単なる幻聴か情緒不安定な時でそんな声が聞こえたのかと思う時がある。
でも幻聴でもなんでもいい。私を励まそうとした事は確かだった。
大学を卒業し、普通に就職、そして結婚した。
今年の結婚記念日に主人がプレゼントを買ってきてくれた。
首にピンクのリボンをつけたシェパードの子犬だった。
あの目、ビルの目。大泣きしてしまった。
私の泣きっぷりに主人はびっくりしてたけど理由を話したら「大事にしような」と言ってくれた。
現在私のお腹には7ヶ月の女の子がいる。
二代目ビルとお腹にいる子供が良い関係になれたらいいと思っている。
61 :わんにゃん@名無しさん :05/01/08 07:17:07 ID:QokVWUb4
昔犬を飼ってた。確か柴犬だった気がする。
当時まだちっちゃかった俺にとって柴犬でも大きく見えてちょっとビビッてたw
でも今考えるととても温厚な犬で、吠えられるどころか顔をなめられた記憶がある。
このスレみててその犬のこと思い出しちゃったよ。
俺が4~5才くらいのときに死んじゃったんだけど、まだその頃は死ぬとか良く分かってなかったな・・
俺が覚えてる最初の犬だ、今度帰ったら手を合わせてこよう。
確かあのみかんの木の下だったな。
12 :わんにゃん@名無しさん :04/06/05 08:45 ID:jTVnt4kr
ウチのオヤジも猫嫌いだったなー。近くへ寄って来るとしかめ面で追っ払ってた。
オヤジは晩酌が日課だったんだが家族が食事が終わってもいつも一人で台所のテーブルで
飲んで居た。
ところがいつの間にか飼ってた猫がオヤジの足元でツマミの刺身を貰うようになっていた。
猫が無言で足元に座るとオヤジもナイターを見ながら足元に刺身をちぎって落としてやる。
猫もさも当たり前のようにむしゃむしゃと食ってた。食い終わってから猫はいつも一声鳴いてから
その場を去るようになった。
しばらくして猫は病気で死んだ。
猫がお骨になって帰って来た日も仕事から帰ったオヤジはいつもと変わらず晩酌を始めた。
お袋がいつものように刺身をツマミにオヤジに出した。
オヤジが意外な事を言った。「オイ、多いぞ。食い切れん。猫に供えてやれ」と。
それから一週間オヤジは同じことをお袋に言った。
いつも一人酒に付き合ってくれた仲間へのオヤジなりの供養だったらしい。
もうオヤジも鬼籍に入って久しいがオレのオヤジの思い出の一端。
82 :わんにゃん@名無しさん :05/03/18 16:08:49 ID:qnTwmz8k
11年前の2月、何も無い湖の駐車場でガリガリの猫が寄ってきた
俺たちの前によろよろと来るとペタンと腹をつけて座った
「キタねー猫だなー」と思っただけで他に何とも思わなかった
猫を飼っていた彼女がその猫を撫でながら言った
「ここにいたら死んじゃうね」
ヤングだった俺は頭にきた
「何、病気なのか?死ぬと分かってて放っておくのは殺すのと一緒だろ!何言ってんだオメー」
そのまま膝の上に乗っけて車を運転して帰った
顔は目ヤニだらけ、鼻水で鼻はガビガビ、尻から出てきた回虫が俺のズボンの上を這っていた
コホコホ咳をして、くしゃみで車のドアはベトベト、痰でゴロゴロいっていた
「どうするの、その子?」
「治るまで俺が飼う」
「じゃあ名前は?」
「うーん…痰が詰まってるから…痰助」
「変な名前」
「うるせー」
風呂場で綺麗に洗って、シシャモとちくわを食わせた、びっくりする位食った
獣医に連れって行って虫下しと風邪の薬を貰って帰った
もともと飼い猫だったようで、トイレは最初からできた
ペットが駄目なマンションだし、治って暖かくなったら逃がすつもりだったが、1週間で方針を変えた
あっという間に倍くらいに太り、夕方になると玄関で俺の帰りを座って待つようになった
当時は分からなかったが、そうとう歳をとった猫だった
すごい食いしん坊だったが、歯が何本も抜けていて、毛も艶が無かった、一日中じっとしていた、走ることもめったになかった
ちょうど1年後、痰助は死んだ
板で小さな棺を作り、痰助に出会った湖の桜の木の下に埋めた
今になれば分かる
出会った日、あれは痰が詰まってたんじゃなく、嬉しかったんだと
たんすけのおかげで、俺はすっかり猫バカになった
今俺は10歳の小吉と6歳の良男と暮らしている
今日も壁に掛かったコロコロのたんすけが行儀良く座って俺を見ている
変な名前付けて悪かったな、たんすけ
でも、今うちにいるやつらもみんな変な名前だから、勘弁しろよ
105 :パパ :2005/04/07(木) 07:01:09 ID:hkIiA9/j
昭和の終わり1987年の秋頃、
父親と同じ会社に勤める人の近所で子犬が産まれた。
最初に父親が子犬の話を持ってきたとき、
「絶対に世話をしないから」と母親は猛反対。
兄弟三人は「絶対に散歩するから」、
「エサ代出すから」と母親を説得した。
犬を貰いに行くとき、当時小1の末妹を含め父親と兄弟三人で行った。
自分は雌犬、末妹は雄犬が欲しかったが、二人でジャンケンし、末妹が勝った。
その雄犬は自分の手の中で眠りながら、家に来た。
106 :パパ :2005/04/07(木) 07:02:02 ID:hkIiA9/j
最初、犬の世話は兄弟三人でやった。
犬の名前をどうしようかと悩んで、一ヶ月近く名無しだった。
犬を飼うのが嬉しくて、学校から帰る都度、
兄弟それぞれが散歩に連れていった。
でも犬が大きくなってくると、母親が結局一人でやるようになった。
それから、10年近く、
2000年春に末妹は「犬の世話をする」と獣医学科に入った。
末妹の進路に大きな影響を与えたと思う犬は2003年秋に16歳で亡くなった。
貰われてきた時と同じく、自分の手の中で息を引き取った。
ラッキー、元気かい?
おまえの正確な誕生日を聞いておかなくて本当にゴメン。
おまえが夜泣きしてるときに、叩いて叱ってゴメン。
おまえがいなくなってから、みんな寂しいよ。
これからも家族みんなを見守っててくれ。
159 :ケイ :2005/05/12(木) 15:05:10 ID:bwuq6tvZ
私が物心ついた時から家にシェパードがいた。
名前はビル。近所に事件がおこったりすると警察がビルを借りにきたりしていた優秀な犬。
茶色の目でまっすぐな優しい目でいつも私の事みていてくれた記憶がある。
ビルは本当に大きくて、ビルと一緒にいると、大人しい私が何だか自分まで強くなるようで誇らしかた。
大好きで大好きでビルの小屋で一緒に寝たいと、両親を困らせた事もあった。
夏休み友達が遊びに来た時、些細な事でケンカしてしまい友達は帰ってしまった。
(お人形を頂戴といわれ断ったのが原因)
めったに吠えないビルの声が聞こえてびっくりして外にでた。
友達がビルに石を投げていた。走っていって友達を突き飛ばしてしまった。
ビルはその間ずっとほえていた。
幸い友人の怪我はうちみ程度ですんだが、当然私は両親と相手の両親からもこっぴどく叱られた。ただ、おばあちゃんは「○○子が理由もなくそんな事はしない」と言ってくれた。友達は複雑な顔でそっぽを向いていた。
次の日の夕方ビルの散歩に行った時、小川でビルが水を飲んでいるところをボ~っと座ってみていた。
ビルが隣に来ていつも通り横に座った。暑かったけど心地よくって離れたくなかった。
ビルの目の上には石をぶつけられた時の傷があった。
161 :ケイ :2005/05/12(木) 15:19:03 ID:bwuq6tvZ
悔しくて悲しくて涙が出てきた。大声で泣いてしまった。その時ずっと私のほっぺをなめていてくれた。
その時「もう大丈夫だから泣かないで」と誰かが言った。
びっくりして後ろを向いても、どこを見ても誰もいない。
ビルの顔をみるとジッと私を見ている。
又「大好きだから泣かないで」って聞こえた。
れから家に帰って父や母にこの事を言っても笑って信じてくれなかった。
おばあちゃんだけは信じてくれた。
私が大学に入って、しばらくしてビルは死んでしまった。老衰でした。
それから動物を飼うことはなかった。
今思うと子供の想像力か、単なる幻聴か情緒不安定な時でそんな声が聞こえたのかと思う時がある。
でも幻聴でもなんでもいい。私を励まそうとした事は確かだった。
大学を卒業し、普通に就職、そして結婚した。
今年の結婚記念日に主人がプレゼントを買ってきてくれた。
首にピンクのリボンをつけたシェパードの子犬だった。
あの目、ビルの目。大泣きしてしまった。
私の泣きっぷりに主人はびっくりしてたけど理由を話したら「大事にしような」と言ってくれた。
現在私のお腹には7ヶ月の女の子がいる。
二代目ビルとお腹にいる子供が良い関係になれたらいいと思っている。
61 :わんにゃん@名無しさん :05/01/08 07:17:07 ID:QokVWUb4
昔犬を飼ってた。確か柴犬だった気がする。
当時まだちっちゃかった俺にとって柴犬でも大きく見えてちょっとビビッてたw
でも今考えるととても温厚な犬で、吠えられるどころか顔をなめられた記憶がある。
このスレみててその犬のこと思い出しちゃったよ。
俺が4~5才くらいのときに死んじゃったんだけど、まだその頃は死ぬとか良く分かってなかったな・・
俺が覚えてる最初の犬だ、今度帰ったら手を合わせてこよう。
確かあのみかんの木の下だったな。
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