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2010年02月12日

泣ける話 9 父親編

330 :おさかなくわえた名無しさん :2006/06/17(土) 22:05:08 ID:yX0VN6j+

今日一日早く父の日のプレゼントが実家に届いたらしい。
俺は事前に何にも言ってなかったし、今まであげたこともなかった。
けどこのスレ(をまとめたブログだけど)見ててあげようと思った。

品は親父様の好きなビール。
それもベルギーの地ビールとかいう普段はあまり呑まなさそうなの。
俺は成人はしてるがアルコール類さっぱりなのでそれが旨いのか不味いのかわからずに送るよう手配したのだが、それで今日電話があった。

「何?」(用件は判ってたがちょっと恥ずかしかった
「あのさ、ええと、ありがと。ビール」(親父も照れくさそう
「ああ、うん。旨かった?」
と聞いた瞬間照れくささが吹っ飛んだのか、電話の向こうで絶対(´∀`) みたいな顔して語りだした。
「美味いよ! いやーやっぱり地ビールだから独特の味がね…」
その口調が非常に珍しく電話越しにも浮かれているのが判って萌えたんだが、
「昼ごろ荷物来たんだけどさ、お母さんが勝手に開けちゃってさ、もー俺にきた荷物なのに勝手にあけちゃってさ」
とか語りだして、電話の向こうでオカンも
「おとーさんほとんど一人で飲んだじゃない!」とか言ってるの聞こえて更に萌え。

でも、「……お前と一緒に呑みたかったなあ」と言われてトドメのようにキュンときた。
あと何年かして呑めるようになったら、呑もう。
何ならそのベルギービールもう一度買うたるから。
何度も何度も「ありがと」って言われた。
思えば多分二十何年一度もあげてなかったもんな。



393 :おさかなくわえた名無しさん :2006/06/23(金) 14:37:37 ID:O7iQY3zM

二年前に母を亡くした我が家は娘二人と父の3人暮らし。
父は最近やっと一人でコンビニへ行けるようになった。

ある朝起きるとテーブルの上に菓子パン二つと
「食ってよし」のメモ一枚が置かれていた。
私も妹も全然好みじゃないすごいカロリー過多なパンだったけど、
仕事ばかりで全然父親らしいことをしない父のその行動に驚いた。

起きてきた父に「誰かがパン買ってきてくれてる!」と大げさに言うと
父は猫を抱き上げて「こいつが買って来たんだろ」と言った。
みんなでにやにやした。



417 :おさかなくわえた名無しさん :2006/06/26(月) 12:44:02 ID:RNK07K8i

先日私が二人目を妊娠している事が判り、早速実家に電話。

最初に出たのは父だったのだけど、
「そういう事はお母さんに言いなさい」
と、すぐに母に代わってしまった。

おめでとうくらい言って欲しかったなー(´・ω・`)
と思いながら母と話をしていたら、物凄い物音が。
どうやら長男が生まれた時に買った椅子などを取り出そうと
廊下の物置を開けて雪崩を起こしたらしい。

…夏に帰省する時にはまだまだお腹の中ですよ、パパン。



575 :おさかなくわえた名無しさん :2006/07/20(木) 11:11:41 ID:FnOoINE8

私が中学生くらいのころ、父が指に包帯巻いて帰ってきた。
私「どーしたのその指?」
父「ちょっと…ドアに挟んだ」
私「ふーん」
父はいわゆる頑固父。当時は年齢的にもあんまり父と話さなかった。
その数週間後、父の会社の部下が家に菓子折り持って訪ねてきた。
なんでもその部下が何かの病気の発作がおき
下手したら自分で舌を噛み切ってしまうので父がとっさに自分の指を噛ませたらしい。
で一命をとりとめたと。

そのとき父が誇らしく見えました。
今でも傷跡がはっきりと残ってます。
そんなこんなで今は父と仲いいです。無口で無骨なとこは相変わらずですが。



591 :おさかなくわえた名無しさん :2006/07/21(金) 19:49:37 ID:xPwDAKvr

高校生の頃、生まれて初めて渡した父の日のプレゼントは
センスのないポプリと素直になりきれなくてひねくれた感じの感謝の手紙。

父「お父さんこんなもの使わないよ(`・ω・´)」
私は腹立って部屋にこもった。
暫くしてそっと部屋の襖を開けると、手紙を読みながらプルプル震える父の背中。
時々 ぐすっぐすっと鼻をすする音がしてた。

もうポプリの匂いはないけれどお母さんの仏壇に飾ってある。



708 :おさかなくわえた名無しさん :2006/08/02(水) 01:29:38 ID:DXBRv2tF

普段口数が少なく、厳格な父。

私の結婚が決まった時、私達が挨拶に行く前に、母が父にそのコトを伝えた。
すると食べていたご飯を途中で全部残し
「風呂に入る」と言って風呂に行ってしまったまましばらく出てこなかったので、心配した母がコッソリ風呂場にいくと父が泣いていたらしい。
そして何事もなかったかのように振る舞い、「もう寝る」と布団にもぐりまた泣いていたらしい…。

パパン…



751 :おさかなくわえた名無しさん :2006/08/07(月) 19:09:32 ID:ft6+re0v

私が小学生クリスマス前後の時の話です。

いつもは厳しく、テストで良い点をとっても誉めてくれなかった父。
ホントに怖くて、いたずらをして夜外に出されたこともあり父が苦手でした。
そんなある日、学校帰りに、父がおもちゃ屋に入っていくのを見つけ、つけていくと小学生の女の子が好きそうな、おもちゃを手に眉間に皺を寄せる父。
考え込んでは近くにいる店員さんに何か話しかけ、たまに近くにきた私と同い年の子と話をしたりしていました。

父が帰った後、店員さんに、それとなく聞くと父は毎日、来てはクリスマスのプレゼントを吟味しているとのこと。
翌日も張っているときました。その次の日も、クリスマスイブまで毎日、考えていました。



752 :おさかなくわえた名無しさん :2006/08/07(月) 19:22:51 ID:ft6+re0v

思えば、父は毎日同じ時間に帰宅する人だったのに、ある時から急に遅くなりました。
それは、おもちゃ屋通いが始まってからです。
あんな堅物な父がと、当時はとても嬉しかったです。

クリスマス翌日、「サンタさんからプレゼントはあったか?」と聞く父に、
ニヤニヤしながら「サンタさんは〇〇〇屋で買ったんだよね、一ヶ月前に日本に来て、下見してから」
と言うと、 Σ( ̄□ ̄;)!!な顔をしていました。

もう、そろそろ父が逝って3回目の夏がきます。
懐かしくて書き込んでしまいました。



770 :おさかなくわえた名無しさん :2006/08/08(火) 07:29:09 ID:a+/am+Yj

私は父子家庭だから、離れて暮らしている今、父親の家にご飯を作りにいく。
きんぴらゴボウやひじきは小分けして冷凍して帰ってくる。
次回行ったら、いつも全て一個ずつ残ってる。
その日用に作ったサラダも、5日は保たせてちょびっとずつ食べてる。
行くたびに、「お父さんの事はいいから。自分の事だけ考えなさい。三番目くらいに思い出してくれたらいいから(=^▽^=)」と笑う。
でも私が作るご飯が一番おいしいと言い、いつも食べ過ぎてる。
ちゃんとまたすぐ作りに行くから、全部食べきっていいんだよ。(^-^)
なくなるのが寂しいみたい(´・ω・`)



895 :おさかなくわえた名無しさん :2006/08/16(水) 22:48:39 ID:xVX9ydWw

高校生の頃、母親の再婚した相手(義父)と喧嘩ばっかしてて、むしゃくしゃして
ちょっとした悪さをしていた時期があった。

で、それが義父にバレて1ヶ月ほど家を追い出された事があったんだけど
他に行くあてが無い私を、母親がみかねて別れた父親に連絡をとり
その父親の家で面倒見てもらうことになった。

当時の私には家を追い出された事がとってもショックで
実の父が迎えにきた車に乗った途端、号泣してしまったことがあった。
私が号泣してんの見て、父が運転しながらおろおろしてたのを未だに覚えている。

父の家に行ってから3日後。
私はバイトが休みだったので家に居たら、夜になって父が帰ってきた。
スーパーの袋に何故か猫缶。
左手に抱きかかえてたのは、なんと仔猫。しかもアメショー。

猫なんて飼えないアパートなのに、私を元気にしようと友人が里親募集してるのを
聞いてすぐさま貰ってきたらしい。

もちろん、「私を元気づけようと」なんて父は口が重い人だから言わないけど
あれから数年経って、やっとあの時の父の気持ちがわかるようになった。

最近あってないなぁ…



903 :おさかなくわえた名無しさん :2006/08/17(木) 01:21:54 ID:x2MvhAQm

お嫁に行く事になった。
結婚式場に向かう為に家を出る時、父が一つの小さな紙袋を渡してくれた。

「式場についたらあけなさい」

なんだろう?と不思議に思い式場につき、開けてみた。
お弁当だった。

小学生入学後初めての遠足の時、
母親は妹弟(双子)のお産の為入院してた。
祖母がお弁当を作ってくれるんだろうなって思ってたら、
普段は全く炊事をしない父が作ってくれた。

不器用な父が作ってくれたお弁当は、
卵焼きが焦げてたり、おにぎりの具がはみだしてたり、
不格好ながら、とっても嬉しかった。

お弁当の中身はあの時と一緒だった。

母に聞いたら、私が喜んだ事が嬉しくて、
お嫁に行く時に渡す!と練習してたそうだ。

ちょっと甘い卵焼き、あの時より綺麗に焼きあがってた。


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Posted by アマミちゃん(野崎りの)  at 23:06 │Comments(0)泣ける話

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アマミちゃん(野崎りの)
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小さい頃の夢はマザーテレサとジャンヌダルクでした。
あれから20数年、今では立派なメタボとなりました。

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