2010年02月06日
笑ったコピペ2
228 :おさかなくわえた名無しさん:2008/06/19(木) 23:09:26 ID:JqU9brcG
ここ数年一緒に仕事をしてるアメリカのコンサル屋から3人来日。
皆日本は慣れてるけど、これまではいつも移動は車だった。
※ 適当な日本語訳で書きます
( ゚Д゚) これから電車に乗ります。ラッシュアワーだけど8分だから我慢して
エッ!?かの有名なトーキョーのラッシュアワー!?
喜んで!!.+゜(・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ )゜+.゜
やたらwktkする3人。ちなみに白人1、アフリカ系1、アジア系1、
全員40から50代のオッサンだ。
しかし彼らを連れて電車に乗り込むと、
3人ともきょろきょろしながら不満そうな顔に
そんな混んでないネー(・ω・` )たいしたことないネー(・ω・` )
噂で聞いてたのと違うヨー(・ω・` )
( ゚Д゚) ……実は私たちが乗ったのは
東京のシティーから離れていく電車なんだよ。
この意味がわかるかい?
? (・ω・` ) ? (・ω・` ) ?(・ω・` )
( ゚Д゚) ほら、逆向きの電車を見てごらん
フオオォォォォオオウ!!!!ΣΣ(゚Д゚;) ΣΣ(゚Д゚;) ΣΣ(゚Д゚;)
彼らの視界に入ったのは、まさにラッシュアワーの東京駅行き快速電車。
153新着 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/03/27(金) 11:36:31
>>152
( ゚Д゚) ニホンではああいう状態を“スシ詰め”と言う。毎朝のことだよ。
あ、あれがスシ!?
じゃなくてあれが毎朝!?((((゚д゚lll) (゚д゚lll) (゚д゚lll)))ガクガクブルブル
( ゚∀゚) やっぱり乗ってみたい?
仕方ないな、少しなら時間があるから1駅くらいなら……
Nooooooooooooooooooo!!!!!! ((((゚Д゚;) (゚Д゚;) (゚Д゚;))))
電車からおりた後、
ワーオワーオ言いながらその満員電車をバックに記念撮影
こっちは迷惑じゃないかとはらはらぺこぺこしていたが、
普通の日本人客や駅員さんたちは半笑いで見守っててくれたよ。
さてその夜
何ヶ所か移動して(車で)、
ホテルへの帰りはまたちょっとだけ電車に乗ることに
( ゚Д゚) ガイズ、これから電車の乗り換えをします。
はーい (・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ )
( ゚Д゚) 新宿駅は大きくて人でいっぱいです。
はぐれたら永久に駅の中でさまようことになるよ
ちゃんとついてくよ!OK! (・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ )
154新着 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/03/27(金) 11:37:24
>>153
いつもどおり京王線とJRの乗り換えは人が多い
といってもいちばん混む時間は過ぎてたし、普通に降りて
人ごみをぬって歩いていくと後ろから悲痛な叫びが…
オオオオゥ!ウェエエエエエイト!!!。゚(゚´Д`゚)゜
プリーーーズ!!ウェエエエエエエイト!。゚(゚´Д`゚)゜。
もうまさにこんな感じ。振り向くと後ろに続いていたはずのうちの2人が
人ごみにもまれあちらこちらにバラバラに流されている。
慌てて救出し、全員で手をつないで歩いてく羽目に……
(♯゚Д゚) だから言っておいたでしょうが!
まったく軟弱だな、このアメリカンどもは
カナがチビなせいで見失ったんだヨー(;´Д⊂)
もう帰れないかと思ったヨー怖かったヨー(;´Д⊂)゜。
彼らはすっかりトーキョーの電車に恐れを為して、
シリコンバレーに帰っていった
でも、次は車用意して待ってるからまた来てね、とメールしたら
またトーキョーの電車にチャレンジするよ!という返事が返ってきた
その言葉、忘れないぞ
________________
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/01(日) 22:06:53.83 ID:DwNJImTJO
問題→「I'm home!」「Welcome home.」
を日本語訳しなさい
正→「ただいま!」「おかえり。」
俺→「私はホメ!」「ようこそホメ。」
________________
296 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/04/03(金) 04:58:34
フランスの兵器 「何がしたかったのかはわかるが、やりかったことというのはその程度なのか?」
イタリアの兵器 「どうしてそうなるのかはわかるが、そうするしかないものなのだろうか?」
イギリスの兵器 「何がしたかったのかはわかるが、どうしてこうなったのかはわからない」
ソ連の兵器 「どうしてこうなったのかはわかるが、何がしたかったのかはわからない」
ドイツの兵器 「こうするしかなかったのはわかるが、そこまでしてやる理由がわからない」
日本の兵器 「こうするしかなかったのはわかるが、まさか本当にやるとは思わなかった」
アメリカの兵器 「必要なのはわかるが、そこまで沢山作る理由がわからない」
中国の兵器 「沢山作る必要があるのはわかるが、どこにいったのかわからない」
______________
5 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2009/04/01(水) 21:08:20 ID:t6kj0sZy0
知り合いに「女ヶ沢」(メガさわ)という人がいる。
その上を行く「ギガ沢」なんていないだろうか、いるわけないじゃん、
なんて冗談を言い合っていた相手が、寺沢くんだった
______________
614 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/04/13(月) 20:37:00
以前、可愛がってた猫の「めけ」が死んだので、ペット葬儀屋で火葬してもらった。
遺骨はずっと部屋に置いておいたんだけど、やっぱり埋葬した方がいいかなと思って、近所のペット霊園の合同慰霊祭に出すことにした。
合同慰霊祭とは言っても、広い御堂でちゃんとお坊さんが来てお経を上げてくれる本格的なもの。
手続きをしたときにペットの名前欄があったので、フルネームである「めけめけ王子3世」と記入した(命名は俺じゃないぞっ!)。
で、合同慰霊祭が始まり、俺は最後列に座った。御堂には50人くらいの人達がいて(ほとんどが喪服着用)、神妙な顔でお経を聞いていた。そのうちにペットの名前が1匹ずつ読み上げられ、
「ジョ~ン~、ベンジャミ~ン~、あ~い~ちゃん~・・・」
と続いた。この時点で(付き合いで来ていたと見られる)数人の肩が震えだした。
やばいな~と思いつつ「めけ」の順番を待ったら、案の定
「め~け~め~け~お~う~じぃ~、さ~ん~せぇ~」
と読み上げられた。何人かが吹き出したが泣くふりとかしてごまかしてた。
あの状況でピクリとも笑わず名前を読み上げるぉ坊さんはすごいと思った
_________________
656 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/04/14(火) 21:29:54
昔、イギリス船から日本船に一頭の羊が送られた。
日本船ではこれを喜んで美味しく食べた。
これを聞いたイギリスの船乗りたちは、
「おお、なんで食べてしまったのか?」
と嘆くことしきりだったという。
_________________
昨日のスナックでの会話
俺「最近のイチローってダメだよね」
女「そうみたいね」
俺「でも、誰と交代するのかが問題なんだよなぁ~」
ママ「鳩山さんしかいないんじゃない」
俺 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
隣の客 泡盛吹いてた
________________
361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 22:13:35.49 ID:Tx9nSMdu0
アナウンサー 「在日について、社民党へのインタビューです。
在日の存在についてどうお考えですか?」
福島代表 「日本人はその存在を認める必要があるでしょう。共存するべきです」
アナウンサー 「たくさんの日本国民の税金が支払われている問題については?」
福島代表 「日本国内に存在するのだから、日本人が支払うのは当然です」
アナウンサー 「本来日本人の土地を使用している問題については?」
福島代表 「今更、出ていけとは言えないでしょう。現実を受け入れるべきです」
アナウンサー 「政党の一部には、国外追放を主張するなど過激な意見もありますが?」
福島代表 「嘆かわしいことです。自分たちが気に入らないからといって、
そういう荒唐無稽な公約を掲げるような政党は国民の信頼を失うでしょう」
アナウンサー 「しかし、犯罪なども多発しており、住民や国民の不満が鬱積しています」
福島代表 「日本人にも犯罪者はいます。犯罪多発を理由に
外国人に出て行けという主張は人種差別であり人権侵害です」
アナウンサー「以上、在日米軍に対する社民党のコメントでした」
福島代表「ええっ、ちょっと待て!!!!!!!!!!!!!」
ここ数年一緒に仕事をしてるアメリカのコンサル屋から3人来日。
皆日本は慣れてるけど、これまではいつも移動は車だった。
※ 適当な日本語訳で書きます
( ゚Д゚) これから電車に乗ります。ラッシュアワーだけど8分だから我慢して
エッ!?かの有名なトーキョーのラッシュアワー!?
喜んで!!.+゜(・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ )゜+.゜
やたらwktkする3人。ちなみに白人1、アフリカ系1、アジア系1、
全員40から50代のオッサンだ。
しかし彼らを連れて電車に乗り込むと、
3人ともきょろきょろしながら不満そうな顔に
そんな混んでないネー(・ω・` )たいしたことないネー(・ω・` )
噂で聞いてたのと違うヨー(・ω・` )
( ゚Д゚) ……実は私たちが乗ったのは
東京のシティーから離れていく電車なんだよ。
この意味がわかるかい?
? (・ω・` ) ? (・ω・` ) ?(・ω・` )
( ゚Д゚) ほら、逆向きの電車を見てごらん
フオオォォォォオオウ!!!!ΣΣ(゚Д゚;) ΣΣ(゚Д゚;) ΣΣ(゚Д゚;)
彼らの視界に入ったのは、まさにラッシュアワーの東京駅行き快速電車。
153新着 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/03/27(金) 11:36:31
>>152
( ゚Д゚) ニホンではああいう状態を“スシ詰め”と言う。毎朝のことだよ。
あ、あれがスシ!?
じゃなくてあれが毎朝!?((((゚д゚lll) (゚д゚lll) (゚д゚lll)))ガクガクブルブル
( ゚∀゚) やっぱり乗ってみたい?
仕方ないな、少しなら時間があるから1駅くらいなら……
Nooooooooooooooooooo!!!!!! ((((゚Д゚;) (゚Д゚;) (゚Д゚;))))
電車からおりた後、
ワーオワーオ言いながらその満員電車をバックに記念撮影
こっちは迷惑じゃないかとはらはらぺこぺこしていたが、
普通の日本人客や駅員さんたちは半笑いで見守っててくれたよ。
さてその夜
何ヶ所か移動して(車で)、
ホテルへの帰りはまたちょっとだけ電車に乗ることに
( ゚Д゚) ガイズ、これから電車の乗り換えをします。
はーい (・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ )
( ゚Д゚) 新宿駅は大きくて人でいっぱいです。
はぐれたら永久に駅の中でさまようことになるよ
ちゃんとついてくよ!OK! (・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ )
154新着 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/03/27(金) 11:37:24
>>153
いつもどおり京王線とJRの乗り換えは人が多い
といってもいちばん混む時間は過ぎてたし、普通に降りて
人ごみをぬって歩いていくと後ろから悲痛な叫びが…
オオオオゥ!ウェエエエエエイト!!!。゚(゚´Д`゚)゜
プリーーーズ!!ウェエエエエエエイト!。゚(゚´Д`゚)゜。
もうまさにこんな感じ。振り向くと後ろに続いていたはずのうちの2人が
人ごみにもまれあちらこちらにバラバラに流されている。
慌てて救出し、全員で手をつないで歩いてく羽目に……
(♯゚Д゚) だから言っておいたでしょうが!
まったく軟弱だな、このアメリカンどもは
カナがチビなせいで見失ったんだヨー(;´Д⊂)
もう帰れないかと思ったヨー怖かったヨー(;´Д⊂)゜。
彼らはすっかりトーキョーの電車に恐れを為して、
シリコンバレーに帰っていった
でも、次は車用意して待ってるからまた来てね、とメールしたら
またトーキョーの電車にチャレンジするよ!という返事が返ってきた
その言葉、忘れないぞ
________________
142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/01(日) 22:06:53.83 ID:DwNJImTJO
問題→「I'm home!」「Welcome home.」
を日本語訳しなさい
正→「ただいま!」「おかえり。」
俺→「私はホメ!」「ようこそホメ。」
________________
296 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/04/03(金) 04:58:34
フランスの兵器 「何がしたかったのかはわかるが、やりかったことというのはその程度なのか?」
イタリアの兵器 「どうしてそうなるのかはわかるが、そうするしかないものなのだろうか?」
イギリスの兵器 「何がしたかったのかはわかるが、どうしてこうなったのかはわからない」
ソ連の兵器 「どうしてこうなったのかはわかるが、何がしたかったのかはわからない」
ドイツの兵器 「こうするしかなかったのはわかるが、そこまでしてやる理由がわからない」
日本の兵器 「こうするしかなかったのはわかるが、まさか本当にやるとは思わなかった」
アメリカの兵器 「必要なのはわかるが、そこまで沢山作る理由がわからない」
中国の兵器 「沢山作る必要があるのはわかるが、どこにいったのかわからない」
______________
5 名前: 名無しさん@九周年 [sage] 投稿日: 2009/04/01(水) 21:08:20 ID:t6kj0sZy0
知り合いに「女ヶ沢」(メガさわ)という人がいる。
その上を行く「ギガ沢」なんていないだろうか、いるわけないじゃん、
なんて冗談を言い合っていた相手が、寺沢くんだった
______________
614 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/04/13(月) 20:37:00
以前、可愛がってた猫の「めけ」が死んだので、ペット葬儀屋で火葬してもらった。
遺骨はずっと部屋に置いておいたんだけど、やっぱり埋葬した方がいいかなと思って、近所のペット霊園の合同慰霊祭に出すことにした。
合同慰霊祭とは言っても、広い御堂でちゃんとお坊さんが来てお経を上げてくれる本格的なもの。
手続きをしたときにペットの名前欄があったので、フルネームである「めけめけ王子3世」と記入した(命名は俺じゃないぞっ!)。
で、合同慰霊祭が始まり、俺は最後列に座った。御堂には50人くらいの人達がいて(ほとんどが喪服着用)、神妙な顔でお経を聞いていた。そのうちにペットの名前が1匹ずつ読み上げられ、
「ジョ~ン~、ベンジャミ~ン~、あ~い~ちゃん~・・・」
と続いた。この時点で(付き合いで来ていたと見られる)数人の肩が震えだした。
やばいな~と思いつつ「めけ」の順番を待ったら、案の定
「め~け~め~け~お~う~じぃ~、さ~ん~せぇ~」
と読み上げられた。何人かが吹き出したが泣くふりとかしてごまかしてた。
あの状況でピクリとも笑わず名前を読み上げるぉ坊さんはすごいと思った
_________________
656 :名無しさん@お腹いっぱい。 sage :2009/04/14(火) 21:29:54
昔、イギリス船から日本船に一頭の羊が送られた。
日本船ではこれを喜んで美味しく食べた。
これを聞いたイギリスの船乗りたちは、
「おお、なんで食べてしまったのか?」
と嘆くことしきりだったという。
_________________
昨日のスナックでの会話
俺「最近のイチローってダメだよね」
女「そうみたいね」
俺「でも、誰と交代するのかが問題なんだよなぁ~」
ママ「鳩山さんしかいないんじゃない」
俺 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
隣の客 泡盛吹いてた
________________
361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/17(火) 22:13:35.49 ID:Tx9nSMdu0
アナウンサー 「在日について、社民党へのインタビューです。
在日の存在についてどうお考えですか?」
福島代表 「日本人はその存在を認める必要があるでしょう。共存するべきです」
アナウンサー 「たくさんの日本国民の税金が支払われている問題については?」
福島代表 「日本国内に存在するのだから、日本人が支払うのは当然です」
アナウンサー 「本来日本人の土地を使用している問題については?」
福島代表 「今更、出ていけとは言えないでしょう。現実を受け入れるべきです」
アナウンサー 「政党の一部には、国外追放を主張するなど過激な意見もありますが?」
福島代表 「嘆かわしいことです。自分たちが気に入らないからといって、
そういう荒唐無稽な公約を掲げるような政党は国民の信頼を失うでしょう」
アナウンサー 「しかし、犯罪なども多発しており、住民や国民の不満が鬱積しています」
福島代表 「日本人にも犯罪者はいます。犯罪多発を理由に
外国人に出て行けという主張は人種差別であり人権侵害です」
アナウンサー「以上、在日米軍に対する社民党のコメントでした」
福島代表「ええっ、ちょっと待て!!!!!!!!!!!!!」
2010年02月06日
心霊イイ話 真夜中の医者
小さい頃から、こんなお話が大好きでした。
霊が守ってくれたとか、守護霊さまとかね。
やっぱり霊も生前の人柄なんでしょうねー
_____
412 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/22 00:28
洒落にならない怖い話ね.......
私は20の時に入院したんだけど、その時にお医者さんの幽霊をみたことがある。
不思議だった。
432 名前: 412です 04/02/22 01:01
私が入院する2ヶ月位前に、そこの科の先生が一人亡くなっていたんです。
先生には、生前に診察を受けた事があったので、顔や背格好は知っていました。
私は風邪をこじらせ喘息症状がでて入院したんですが
二日目の深夜、痰が呼吸器に酷く絡み窒息しそうになったんですよ。
ナースコールボタンを押そうとしら、うっかり落としてしまったらしく
手でさぐってもなかった。たまたま個室だったので、助けもよべなかったんです。
あぁー苦しい、もうだめかなー?と思ったときに
入り口ドアを、まるですり抜ける感じで白衣の男性が入ってきた。
その時は、怖いというよりも えっえっ何でー?としか思わなかったです。
よく見たら、以前に診て貰った先生だったので安堵。
先生は無言で、私の肩の後ろに手を差し入れ、向きをかえてくれた。
それから背中を暫くさすってくれたんですよ。
そうしたら、ゴゴッゴロゴロ という感じで、大量の痰が溢れかえるほどでました。
私はスーッと楽になって寝てしまった。
その後、看護婦の呼びかけで目を覚ましたんだけど
看護婦は、私の部屋からコールがあり、無言だったので見に来たそうです。
因みに、コールボタンはわたしの手の範囲に届く距離にはありませんでした。
私の枕には、吸引機で出さなければ絶対に無理なくらいの
大量の痰が吐き出されていました。
怖くない話ですみません。でも、本当に不思議な体験でした。
霊が守ってくれたとか、守護霊さまとかね。
やっぱり霊も生前の人柄なんでしょうねー
_____
412 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/22 00:28
洒落にならない怖い話ね.......
私は20の時に入院したんだけど、その時にお医者さんの幽霊をみたことがある。
不思議だった。
432 名前: 412です 04/02/22 01:01
私が入院する2ヶ月位前に、そこの科の先生が一人亡くなっていたんです。
先生には、生前に診察を受けた事があったので、顔や背格好は知っていました。
私は風邪をこじらせ喘息症状がでて入院したんですが
二日目の深夜、痰が呼吸器に酷く絡み窒息しそうになったんですよ。
ナースコールボタンを押そうとしら、うっかり落としてしまったらしく
手でさぐってもなかった。たまたま個室だったので、助けもよべなかったんです。
あぁー苦しい、もうだめかなー?と思ったときに
入り口ドアを、まるですり抜ける感じで白衣の男性が入ってきた。
その時は、怖いというよりも えっえっ何でー?としか思わなかったです。
よく見たら、以前に診て貰った先生だったので安堵。
先生は無言で、私の肩の後ろに手を差し入れ、向きをかえてくれた。
それから背中を暫くさすってくれたんですよ。
そうしたら、ゴゴッゴロゴロ という感じで、大量の痰が溢れかえるほどでました。
私はスーッと楽になって寝てしまった。
その後、看護婦の呼びかけで目を覚ましたんだけど
看護婦は、私の部屋からコールがあり、無言だったので見に来たそうです。
因みに、コールボタンはわたしの手の範囲に届く距離にはありませんでした。
私の枕には、吸引機で出さなければ絶対に無理なくらいの
大量の痰が吐き出されていました。
怖くない話ですみません。でも、本当に不思議な体験でした。
2010年02月06日
心霊イイ話 山祭
山祭り
683 本当にあった怖い名無しさん sage 2005/08/11(木) 21:04:07 ID:g8BCG55k0
またまた>>618のコピペ隊です。怖い話ばかりだと後ろを振り向けないので良ければ気晴らしにどうぞ。
100 :N.W:2005/07/25(月) 07:06:10 ID:CFXfTZUN0
久しぶりに休みが取れた。たった2日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。
ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。そう思って京都・貴船の
旅館へ電話を掛けてみた。川床のシーズン中だが、平日だったから宿が取れた。
母に連絡を取ると大喜びで、鞍馬も歩いてみたいと言う。俺に異存はなかった。
京阪出町柳から叡山電鉄鞍馬駅まで約30分。その間に景色は碁盤の目のような街中から
里山を過ぎ、一気に山の中へと変化する。また、鞍馬から山越えで貴船へ抜けるコースは、
履き慣れた靴があればファミリーでも2時間前後で歩く事が出来るし、日帰りなら逆に、
貴船から鞍馬へ抜け、鞍馬温泉を使って帰る手もある。
その日もさわやかな好天だった。荷物を持って歩くのも面倒なので、宿に頼んで預かって
もらい、それから鞍馬山へ行った。堂々たる山門を潜った瞬間、いきなり強い風が吹き、
俺を目指して枯葉がザバザバ降って来る。落葉の季節ではないのだが、母とくれば必ず
こういう目に遭う。天狗の散華だ、と母は言う。迷惑な事だ。途中からロープウェイも
あるが、母は歩く方を好むので、ところどころ急な坂のある参道を歩いて本殿を目指す。
由岐神社を過ぎると、先々の大木の中程の高さの枝が、微妙にたわむ。毎度の事だが。
鞍馬寺金堂でお参りした後、奥の院へ向かって木の根道を歩く。
魔王殿の前で、一人の小柄で上品な感じの老人が、良い声で謡っていた。
“…花咲かば、告げんと言ひし山里の、使ひは来たり馬に鞍。鞍馬の山のうず桜…”
言霊が周囲の木立に広がって行くようで、思わず足を止め、聞き惚れた。
最後の一声が余韻を残して空に消えた時、同じように立ち止まっていた人たちの間から、
溜め息と拍手が湧き起こる。老人はにっこり笑って、大杉権現の方へ立ち去った。
684 本当にあった怖い名無しさん sage 2005/08/11(木) 21:07:22 ID:g8BCG55k0
101 :N.W:2005/07/25(月) 07:07:24 ID:CFXfTZUN0
鞍馬山を下り、貴船川に沿って歩く。真夏の昼日中だと言うのに、空気がひんやりして
気持ちがいい。流れの上には幾つもの川床。週末は人で溢れているのだろうが、今日は
そうでもない。少し離れると、清冽な流れの中、カワガラスが小魚を追って水を潜り、
アオサギがじっと獲物を待つ。もう備えの出来たススキが揺れる上を、トンボたちが
飛び回る。
貴船神社へお参りに行く人は多いが、奥宮へ参る人は少ない。その静けさを楽しみ
ながら、奥宮の船形石の横の小さな社に手を合わせる。弟たちも連れて来てやれれば
よかったが、何分にも平日の急な事。学生時分ならともかく、社会人がそうそう手前
勝手な事をする訳にはいかない。母とそんな話をしながら振り返ると、さっき魔王殿の
前で謡っていた老人がこっちへ歩いて来るところだった。軽く会釈すると、向こうも
にこっと笑って片手を挙げる。
「先程は、良いものを聞かせて頂いて、ありがとうございました」
「いやいや、お恥ずかしい」老人は首を横に振り、俺と母を見やりながら
「親子旅ですか、よろしいなぁ。ええ日にここへ来はった。今日は“山祭り”や」
「まあ、お祭りがあるんですか」祭りと聞いて、母の気持ちが弾むのがわかる。
老人が教えてくれる。
「今晩、川床の灯りが消えた時分から、この先の方でありますねん。“山祭り”は
時が合わなんだら成りませんし、ほんまの夜祭りやから、知らん人の方が多いんや。
もし、行かはるんやったら、浴衣着て行きはった方がよろし。その方が、踊りの
中へも入りやすいよって」
母は既に行きたくてワクワクしている。一時、『盆踊り命』だった人だから。
ま、いいか。俺は盆踊りは嫌いだが、仕方ない。付き合うか。
685 3/5 sage 2005/08/11(木) 21:09:05 ID:g8BCG55k0
102 :N.W:2005/07/25(月) 07:12:41 ID:CFXfTZUN0
川筋の道沿いに、黄桃のような丸い灯りが、ぽつりぽつりと点いている。俺たちの
他に、歩いている人はほとんどない。
奥宮へ近づくにつれ、笛の音がどこからともなく風に乗って流れて来た。山祭りは
どうやら、思っていた盆踊りのようなものとは、全然違うものらしい。
奥貴船橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道をたどると、笛の音はますます
はっきり聞こえる。曲目はわからないが、ゆったりとしたメロディを、複数本の笛で
吹いているようだ。
やがて、木立の間からたくさんの白い提灯と、その灯りが見えて来た。そこは体育館
程度の広さの空き地になっていて、笛の音に合わせて数十人の人たちが踊っていた。
衣装は白地に紺色の流水模様の浴衣。女は紅の帯、男は黒字に金の鱗模様の帯。
踊るというより、舞うと言った方がいいような優美な動きで、普通の踊りの時のような
賑わしさや、テンポあるいはノリは全く感じられない。
俺たちより先に来て、これを眺めていた隣の人がいきなり駆け出し、踊りの輪の中へ
入って中の人と手を取り合った。知り合いがいたらしい。
前の方から、あの老人が笑みを浮かべながら、静かに俺たち親子に近づいて来た。
「ああ、来はりましたんやな」
「こんばんは。不思議なお祭りですね」
老人は不思議な言葉を口にした。
「あの中に、逢いたい人がいたはりますやろ」
逢いたい人?訳がわからず、ぽかんとする俺。
母が突然駆け出した。
「母さん!?」
686 4/5 sage 2005/08/11(木) 21:11:00 ID:g8BCG55k0
103 :N.W:2005/07/25(月) 07:13:25 ID:CFXfTZUN0
伸ばした手の先に、よく知ってる人がいた。
実家にいる頃いつも見ていた人。写真立ての中で笑っている、俺と面差しのよく似た
青年。俺が2歳の時亡くなった父だ。
まっしぐらに父に向かって進む母を、踊り手たちは空気のようにするりとかわし、
何事もなかったかのように踊り続ける。
一足ごとに母の時間が逆戻りする。わずか3年余りの妻としての日々と、その何倍もの
母としての時間。今、父の手を取りながら、母は堰を切ったようにしゃべり続け、
父は黙って微笑みながら、時折相槌を打っている。二人の間に涙はない。何を話して
いるか、俺には聞こえないが、きっと言葉で時間を溶かしているのだろう。
時を越え、両親は恋人同士に戻っている。初めて見る両親の姿。ああ、父はあんな風に
笑う人だったのか。母はあんな風にはにかむ人だったのか。これだけの歳月を隔て、
まだ惹かれ合う二人に、思わず胸が熱くなる。
父に誘われ、母が踊りに加わる。なかなか上手い。本当に楽しそうに踊っている。
俺の頭の中で太棹が鳴り、太夫の声が響く。
“…おのが妻恋、やさしやすしや。あちへ飛びつれ、こちへ飛びつれ、あちやこち風、
ひたひたひた。羽と羽とを合わせの袖の、染めた模様を花かとて…”
両親の番舞をぼーっと眺めていたら、ふと俺の事を思い出したらしい母が、父の手を
引いてこっちへやって来た。ほぼ初対面の人に等しい父親に、どう挨拶すべきか。
戸惑って言葉の出ない俺を、おっとりとした弟と雰囲気の良く似た父は、物も言わずに
抱きしめた。俺よりずいぶんほっそりしているけれど、強く、温かい身体。父親って
こんなにしっかりした存在感があるのか。
「大きくなった…」万感の思いのこもった父の言葉。
気持ちが胸で詰まって言葉にならない。ようやく絞り出せた言葉は「父さん…」
「うん」
優しい返事が返って来た。もう限界だった。俺は子供のように声を放って泣いた。
687 5/5 sage 2005/08/11(木) 21:12:28 ID:g8BCG55k0
最後です。
104 :N.W:2005/07/25(月) 07:14:42 ID:CFXfTZUN0
母の事を笑えない。気が付けば、俺は夢中で父に、友人の事、仕事の事を一生懸命
話していた。今までは、そんな事は自分の事だから、他人に話してもわかるまいと
思い込み、学校での出来事さえ、必要な事以外は母に話さなかったのに。
父の静かな返事や一言が嬉しかった。子供が親に日々の出来事を全部話したがる
気持ちが、初めてわかったような気がする。
俺の話が一段付いた時、父は少し寂しそうな顔をした。
「ごめん。もっと一緒にいたいけど、そろそろ時間みたいなんだ」
時は歩みを止めてくれなかった。でも、嫌だと駄々をこねたところで詮無い事。
大事な人に心配をかけるだけ。ああ、わかっている。笑って見送ろう。
「口惜しいよ、おまえたちの力になってやれなくて…」
「大丈夫、任せろよ。俺がいる。」
長男だもの。俺は親指を立て、父に向かって、偉そうに大見得を切った。
安心したように頷く父に、母がとても優しい眼差しを向け、父が最上級の笑顔を返す。
「…じゃあ、そろそろ行くよ」父は、踊りの輪の方を向いた。
「父さん」呼びかけずにはいられなかった。
父が振り返る。
「俺、二人の子供で良かった」本当に、そう思った。
父は嬉しそうに笑い、そのまま煙のようにすうっと姿を消した。
母はしばらく無言で父が姿を消した辺りを見つめていたが、やがて諦めたように
首を振り、「帰りましょう」と俺を促した。
翌朝、まだ眠っている母を部屋に置いて、奥貴船橋の袂まで行って見た。
昨夜の、橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道は、やっぱりなかった。
あの老人が言っていた。“山祭り”は、時が合わねば成らないのだと。
それは俺たち親子が見た幻だったかもしれない。
でも、逢いたい人に会え、伝えたい事を伝えられた。幸せな旅だった
683 本当にあった怖い名無しさん sage 2005/08/11(木) 21:04:07 ID:g8BCG55k0
またまた>>618のコピペ隊です。怖い話ばかりだと後ろを振り向けないので良ければ気晴らしにどうぞ。
100 :N.W:2005/07/25(月) 07:06:10 ID:CFXfTZUN0
久しぶりに休みが取れた。たった2日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。
ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。そう思って京都・貴船の
旅館へ電話を掛けてみた。川床のシーズン中だが、平日だったから宿が取れた。
母に連絡を取ると大喜びで、鞍馬も歩いてみたいと言う。俺に異存はなかった。
京阪出町柳から叡山電鉄鞍馬駅まで約30分。その間に景色は碁盤の目のような街中から
里山を過ぎ、一気に山の中へと変化する。また、鞍馬から山越えで貴船へ抜けるコースは、
履き慣れた靴があればファミリーでも2時間前後で歩く事が出来るし、日帰りなら逆に、
貴船から鞍馬へ抜け、鞍馬温泉を使って帰る手もある。
その日もさわやかな好天だった。荷物を持って歩くのも面倒なので、宿に頼んで預かって
もらい、それから鞍馬山へ行った。堂々たる山門を潜った瞬間、いきなり強い風が吹き、
俺を目指して枯葉がザバザバ降って来る。落葉の季節ではないのだが、母とくれば必ず
こういう目に遭う。天狗の散華だ、と母は言う。迷惑な事だ。途中からロープウェイも
あるが、母は歩く方を好むので、ところどころ急な坂のある参道を歩いて本殿を目指す。
由岐神社を過ぎると、先々の大木の中程の高さの枝が、微妙にたわむ。毎度の事だが。
鞍馬寺金堂でお参りした後、奥の院へ向かって木の根道を歩く。
魔王殿の前で、一人の小柄で上品な感じの老人が、良い声で謡っていた。
“…花咲かば、告げんと言ひし山里の、使ひは来たり馬に鞍。鞍馬の山のうず桜…”
言霊が周囲の木立に広がって行くようで、思わず足を止め、聞き惚れた。
最後の一声が余韻を残して空に消えた時、同じように立ち止まっていた人たちの間から、
溜め息と拍手が湧き起こる。老人はにっこり笑って、大杉権現の方へ立ち去った。
684 本当にあった怖い名無しさん sage 2005/08/11(木) 21:07:22 ID:g8BCG55k0
101 :N.W:2005/07/25(月) 07:07:24 ID:CFXfTZUN0
鞍馬山を下り、貴船川に沿って歩く。真夏の昼日中だと言うのに、空気がひんやりして
気持ちがいい。流れの上には幾つもの川床。週末は人で溢れているのだろうが、今日は
そうでもない。少し離れると、清冽な流れの中、カワガラスが小魚を追って水を潜り、
アオサギがじっと獲物を待つ。もう備えの出来たススキが揺れる上を、トンボたちが
飛び回る。
貴船神社へお参りに行く人は多いが、奥宮へ参る人は少ない。その静けさを楽しみ
ながら、奥宮の船形石の横の小さな社に手を合わせる。弟たちも連れて来てやれれば
よかったが、何分にも平日の急な事。学生時分ならともかく、社会人がそうそう手前
勝手な事をする訳にはいかない。母とそんな話をしながら振り返ると、さっき魔王殿の
前で謡っていた老人がこっちへ歩いて来るところだった。軽く会釈すると、向こうも
にこっと笑って片手を挙げる。
「先程は、良いものを聞かせて頂いて、ありがとうございました」
「いやいや、お恥ずかしい」老人は首を横に振り、俺と母を見やりながら
「親子旅ですか、よろしいなぁ。ええ日にここへ来はった。今日は“山祭り”や」
「まあ、お祭りがあるんですか」祭りと聞いて、母の気持ちが弾むのがわかる。
老人が教えてくれる。
「今晩、川床の灯りが消えた時分から、この先の方でありますねん。“山祭り”は
時が合わなんだら成りませんし、ほんまの夜祭りやから、知らん人の方が多いんや。
もし、行かはるんやったら、浴衣着て行きはった方がよろし。その方が、踊りの
中へも入りやすいよって」
母は既に行きたくてワクワクしている。一時、『盆踊り命』だった人だから。
ま、いいか。俺は盆踊りは嫌いだが、仕方ない。付き合うか。
685 3/5 sage 2005/08/11(木) 21:09:05 ID:g8BCG55k0
102 :N.W:2005/07/25(月) 07:12:41 ID:CFXfTZUN0
川筋の道沿いに、黄桃のような丸い灯りが、ぽつりぽつりと点いている。俺たちの
他に、歩いている人はほとんどない。
奥宮へ近づくにつれ、笛の音がどこからともなく風に乗って流れて来た。山祭りは
どうやら、思っていた盆踊りのようなものとは、全然違うものらしい。
奥貴船橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道をたどると、笛の音はますます
はっきり聞こえる。曲目はわからないが、ゆったりとしたメロディを、複数本の笛で
吹いているようだ。
やがて、木立の間からたくさんの白い提灯と、その灯りが見えて来た。そこは体育館
程度の広さの空き地になっていて、笛の音に合わせて数十人の人たちが踊っていた。
衣装は白地に紺色の流水模様の浴衣。女は紅の帯、男は黒字に金の鱗模様の帯。
踊るというより、舞うと言った方がいいような優美な動きで、普通の踊りの時のような
賑わしさや、テンポあるいはノリは全く感じられない。
俺たちより先に来て、これを眺めていた隣の人がいきなり駆け出し、踊りの輪の中へ
入って中の人と手を取り合った。知り合いがいたらしい。
前の方から、あの老人が笑みを浮かべながら、静かに俺たち親子に近づいて来た。
「ああ、来はりましたんやな」
「こんばんは。不思議なお祭りですね」
老人は不思議な言葉を口にした。
「あの中に、逢いたい人がいたはりますやろ」
逢いたい人?訳がわからず、ぽかんとする俺。
母が突然駆け出した。
「母さん!?」
686 4/5 sage 2005/08/11(木) 21:11:00 ID:g8BCG55k0
103 :N.W:2005/07/25(月) 07:13:25 ID:CFXfTZUN0
伸ばした手の先に、よく知ってる人がいた。
実家にいる頃いつも見ていた人。写真立ての中で笑っている、俺と面差しのよく似た
青年。俺が2歳の時亡くなった父だ。
まっしぐらに父に向かって進む母を、踊り手たちは空気のようにするりとかわし、
何事もなかったかのように踊り続ける。
一足ごとに母の時間が逆戻りする。わずか3年余りの妻としての日々と、その何倍もの
母としての時間。今、父の手を取りながら、母は堰を切ったようにしゃべり続け、
父は黙って微笑みながら、時折相槌を打っている。二人の間に涙はない。何を話して
いるか、俺には聞こえないが、きっと言葉で時間を溶かしているのだろう。
時を越え、両親は恋人同士に戻っている。初めて見る両親の姿。ああ、父はあんな風に
笑う人だったのか。母はあんな風にはにかむ人だったのか。これだけの歳月を隔て、
まだ惹かれ合う二人に、思わず胸が熱くなる。
父に誘われ、母が踊りに加わる。なかなか上手い。本当に楽しそうに踊っている。
俺の頭の中で太棹が鳴り、太夫の声が響く。
“…おのが妻恋、やさしやすしや。あちへ飛びつれ、こちへ飛びつれ、あちやこち風、
ひたひたひた。羽と羽とを合わせの袖の、染めた模様を花かとて…”
両親の番舞をぼーっと眺めていたら、ふと俺の事を思い出したらしい母が、父の手を
引いてこっちへやって来た。ほぼ初対面の人に等しい父親に、どう挨拶すべきか。
戸惑って言葉の出ない俺を、おっとりとした弟と雰囲気の良く似た父は、物も言わずに
抱きしめた。俺よりずいぶんほっそりしているけれど、強く、温かい身体。父親って
こんなにしっかりした存在感があるのか。
「大きくなった…」万感の思いのこもった父の言葉。
気持ちが胸で詰まって言葉にならない。ようやく絞り出せた言葉は「父さん…」
「うん」
優しい返事が返って来た。もう限界だった。俺は子供のように声を放って泣いた。
687 5/5 sage 2005/08/11(木) 21:12:28 ID:g8BCG55k0
最後です。
104 :N.W:2005/07/25(月) 07:14:42 ID:CFXfTZUN0
母の事を笑えない。気が付けば、俺は夢中で父に、友人の事、仕事の事を一生懸命
話していた。今までは、そんな事は自分の事だから、他人に話してもわかるまいと
思い込み、学校での出来事さえ、必要な事以外は母に話さなかったのに。
父の静かな返事や一言が嬉しかった。子供が親に日々の出来事を全部話したがる
気持ちが、初めてわかったような気がする。
俺の話が一段付いた時、父は少し寂しそうな顔をした。
「ごめん。もっと一緒にいたいけど、そろそろ時間みたいなんだ」
時は歩みを止めてくれなかった。でも、嫌だと駄々をこねたところで詮無い事。
大事な人に心配をかけるだけ。ああ、わかっている。笑って見送ろう。
「口惜しいよ、おまえたちの力になってやれなくて…」
「大丈夫、任せろよ。俺がいる。」
長男だもの。俺は親指を立て、父に向かって、偉そうに大見得を切った。
安心したように頷く父に、母がとても優しい眼差しを向け、父が最上級の笑顔を返す。
「…じゃあ、そろそろ行くよ」父は、踊りの輪の方を向いた。
「父さん」呼びかけずにはいられなかった。
父が振り返る。
「俺、二人の子供で良かった」本当に、そう思った。
父は嬉しそうに笑い、そのまま煙のようにすうっと姿を消した。
母はしばらく無言で父が姿を消した辺りを見つめていたが、やがて諦めたように
首を振り、「帰りましょう」と俺を促した。
翌朝、まだ眠っている母を部屋に置いて、奥貴船橋の袂まで行って見た。
昨夜の、橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道は、やっぱりなかった。
あの老人が言っていた。“山祭り”は、時が合わねば成らないのだと。
それは俺たち親子が見た幻だったかもしれない。
でも、逢いたい人に会え、伝えたい事を伝えられた。幸せな旅だった
2010年02月06日
泣ける話3 思い出の弁当
No.520 【母ちゃん】思い出の弁当PART2【サンキュー】 より
21 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/09(木) 00:26:40 ID:5L9SLk1h
うちは母親の得意なおかずがナスを炒めてあんかけにしたやつだったんだけど
確かに美味しいんだけど弁当のおかずにされるのは恥ずかしくて嫌だったんだ。
見た目がどうもね、良くなくてさ。
でも嫌だとは言えず週に3・4回は食べてた。
成人して間もない頃に母が死に、まだその死の実感が湧かないうちに上京して、
食費浮かそうと思って弁当生活始めたんだけど、
どうしてもあのナスが食べたくてさ、アレがないと物足りないんだよね。
でも作れないんだよね、おんなじように。
そん時ふと「あ、おかんに訊いたらええんやん」と思ったんだ。
で、やっと実感したんだよね、母はもういないんだ、訊けないんだ、って事。
味の違うナス弁当に詰めながら顔パンパンに腫れるまで泣いた。
仕事の昼休み、食べる時にもまた泣いてしまって、他の人を困らせた。
上京して10年、ようやく母の味に近づいてきたけど弁当のおかずには
その日以来一度もしてない。
弁当にナス炒めは私にとっては切ないメニューだから。
82 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/07/15(金) 20:50:14 ID:A0aUA0cp
つい先日お母さんが白血病で入院して、それからは私が料理を作ることになりました。
夕飯も大変だけど、一番はやっぱりお弁当が大変。
私も兄も高校生でただでさえ朝は早くて忙しいのに輪をかけて忙しくて、
でもあまり冷食には手を出さないようがんばっているんですが、
一生懸命作ったお弁当は何か物足りなくて、いっつも兄と父に申し訳ないです。
それと同時にお母さんの偉大さを実感しました。
お弁当は作ってもらって当たり前だと思っていたけど、今はそんなことこれっぽっちも感じない。
台所に立って初めてお母さんの気持ちが分かった。
もうすぐ夏休みなので、これを機に料理の練習して新学期からは満足のいくお弁当を作れるようになりたいです。
お母さん、本当にありがとう。私もお母さんの味を再現できるようがんばるよ。
90 :名無しさん@お腹いっぱい :2005/07/18(月) 00:52:19 ID:ygR91g+Z
独身の男が40を過ぎて、学生に戻りました。
ここを読んでいたので、母に週に何度か弁当を作ってもらってます。
すっかり茶色い弁当が大好きになりました。
でも、母は「もう、20年も生きられないからさびしい」とよく言います。
そんな時、弁当の味が染み渡ります。
仕事もせずに、学生に戻ったことも、
厚かましく弁当を作ってもらっていることも、感謝してます。
これも、ここのみなさんのおかげです。
親孝行は、できそうにないけど、精一杯甘えています。ありがとう。
111 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/11(木) 21:23:16 ID:xK+lf5Cs
嫁と去年離婚、息子は俺が引き取った
離婚の原因は夫婦の感情だけの問題で子供は関係ない
が、理由はどうあれいきなり小学2年の育ち盛りのご飯を
俺が作ることになった
もともと学生時代は食堂でバイトしてたし料理は好きだ
会社も家から近いので晩御飯なんかはそんなに苦ではない
しかし弁当は違ったよ なんせ量の加減が難しい
決められたスペースにきっちり収めないといけないし
学校でほかの子に見られても恥ずかしくないようにいろどりも重要だ
毎朝5時半に起きてあーでもないこーでもないと頭をひねってた
でもそんな弁当がいつまでも続くわけでもなく3ヶ月ぐらいで
俺は息子に500円玉をわたすようになってしまった…
そんな時に母の弁当を思い出した
前日の残りや冷蔵庫の常備のおかず(ひじきの炊いたのや漬物、佃煮とか)が
微妙に前日とかぶらないようにアレンジが加えてあった弁当
俺は鶏のそぼろを混ぜた炒りたまごが大好きでそれがおかずの日の弁当は
「母ちゃん、メシきっちり詰めといてくれよ!」
と言ってずっしり重い弁当箱を持って通学してた
何の気なしに食ってたあの弁当を思い出してまた息子の弁当を作り始めた
母ちゃんが逝っちまって10年も経つのに驚くほど味を覚えてる
でんぶや大葉やゆでたまごで色彩豊かにしてくれてたのも思い出した
どうしても作り方のわからないものは姉に電話して聞いた
「あーあれなー、あれ実はアタシの初恋の人に弁当作ったげようと思って
母ちゃんに教わってたからよー覚えてんでー」
と、俺が知らなかった母と姉のエピソードまで聞いた
息子が俺の弁当を喜んで持っていくようになった最近、
嫁から「やりなおしたい」って電話をもらった
正直、なにをいまさらって気持ちもあったけど
息子がこのまま母の味を知らないまま大きくなるのは
なんだかとても悲しいことのように思えた
俺と嫁もまたまだまだ母ちゃんや父ちゃんの領域には達していない
これからも喧嘩やいざこざを繰り返していくかもしれないけど
それでも息子のためにもチャレンジを繰り返していかないとって思えた
母ちゃんはこんなに大きくなった俺にまだ影響を残している
嫁とこれからどうなっていくか、まだまだ不安もあるけど
でも、俺も弁当のおかずは作りつづけようと思う
122 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/16(火) 14:28:18 ID:BjEh+roq
うちは親父が幼稚園くらいの頃ガンで死んで母親が働き始めた。
母は毎日毎日夜遅くまで働いてたから朝は仕事行くまでぐっすり寝てた。
だから中学校の時の弁当はいつも祖母が作ってたよ。
周りとは違うんだ、弁当。
祖母の料理は美味しいんだけど他の子の弁当と比べたら古臭いっつーか。
ある日友達が小さいオムライスを作ってもらってて羨ましくなったから、
祖母にオムライスを作ってくれと頼んだ。
でも祖母はオムライスというものがよく分からんと言い出した。
俺は親父が死んで家族のみんなが死人みたいになったのを見たときから、
絶対家族迷惑とかかけちゃいけない、何事にも文句は付けないって決めてた。
でもなにかが吹っ切れた。今まで溜まってたなにかが吹っ切れた。
だから祖母に文句を言った。オムライスくらい作れって。
なんで母親は俺の親なのに弁当作らないのかって叫んだ。
そしたら祖母はおお泣きし始めた。ごめんね、ごめんねって謝り続けた。
祖母がおお泣きしたのは親父が死んだ日以来だった。
その後家にあった料理の本全部出してオムライス作り始めた。
次の日の弁当には、2段弁当とは別の入れ物に、でっかいオムライスが入ってた。
すっげー美味いんだそれが。初めて作ったとは思えないくらい。
その祖母はちょうど2年前くらいに膵臓の病気で死んだんだけど、
死ぬ数ヶ月に母に言ったらしい。俺に定期的にオムライスを作ってやってくれって。
もうそれ聞いた瞬間どうしようかと思ったよ。涙が止まらなかった。
だからここで言う。
お婆ちゃん、ほんと美味かったよ。オムライス。
157 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/09/20(火) 20:07:29 ID:s3XbL1nw
俺の母さんは鬱入っている人で子供の頃から一度も弁当なんか作ってくれなかった。
むしろ晩飯もろくに作らず、たとえ作ったとしても手抜きをしすぎて
決しておいしいとはいえなかった。
そんな母さんだから、高校の時は学食で食ったり、コンビニでパンを買ったり、
自分で朝早く起きて弁当作って持っていっていた。
でも俺が大学受験が近づいて夜遅くまで勉強するもんだから、
朝起きれず弁当が作れなくなり、自然と学食中心の食事になった。
で、本命の大学受験当日、コンビニでおにぎりでも買っていこうと思っていたら、
母さんが「○○(俺の名前)頑張っているのに、いつも何もしなくてごめんね。受験頑張ってね。」
って言いながら弁当を手渡してくれた。
試験会場で食った弁当の味は世間的には美味しくないのかもしれないけど、
母さんの弁当を始めて食った俺にとっては一生忘れられない味だった。
そしてその弁当の味は俺に春をはこんできてくれた。
208 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/29(土) 11:55:19 ID:TAUTxVsb
きっとやさしいからいつも唐揚げなのは嫌だ、って言えなかったんだよ。
もしくは言ったとしても
「おばあちゃん年寄りくさいものしか作れないから皆に見られたら恥ずかしいんじゃないかな」
なんて思って入れなかったのかもしれないよ。
うちのばーちゃんがそうだった。
私の好きなものをと思ってよく唐揚げとかカツとか入れてくれたけどあまりにもアブラモノが続くから
たまには変えてって言ったらそう言われた。
母が入院してる数ヶ月の間の事だったけど嬉しかった。
ばーちゃん朝起きるの早いのにする事ないから喜んで作ってくれてたなぁ。
元旦に私が初めて作ったお雑煮食べてもらおうと思ってたのに、母が呼びに言ったら寝室で眠るように死んでた。
だから正月がばーちゃんの命日。
お弁当じゃないけどこの時期お重につまったおせち見本見る度にばーちゃん思い出すよ。
361 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 20:40:42 ID:28A/I84M
実家の近くで朝早くから仕事があったので、
昨夜、しばらくぶりで生家を訪れた。
半分雪に埋もれてた。
そういや年末も友人と遊びに行ってて帰って無かった。
今朝起きたら茶の間の卓に弁当が置いてあった。
母ちゃんは台所で目玉焼きを焼いてた。
早朝出発だったので「朝飯イラね」といってたんだけど、
弁当まで作ってもらってた。
高校以来の母ちゃんの弁当だ。
もう俺ボロボロ泣いちゃって朝飯なんか照れくさくて食えなくって
「時間無いから、いかねぇと」と弁当持って家を出てしまった。
ごめんな母ちゃん、週末は雪かきに帰るから、待ってでけろ。
366 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/07(火) 04:37:53 ID:EfJjiIsk
なんだこの良スレはw
ぢゃ、おいらが10歳の時天国にいったかあちゃんの弁当の話しでも
幼稚園の時にお弁当の日があって、弁当箱をあけてみるとご飯がなくて一面の炒り卵!!
大喜びして食べ始めたら、下からご飯が出てきてがっかりw
まあ、当然なんだけど馬鹿で卑しい幼稚園児だからな
お弁当じゃないけど、風呂敷おにぎりも思い出だな
ノリを丸々1枚使った大きなおにぎりで作る方も手が汚れなくていいんだよね
かあちゃんが寝坊したとき朝飯で出てきたのが最初だったな
それ以来気に入ってよく作ってもらったけ
普段のおむすびは俵型だったなあ
子供のころの好物は炒り卵と餃子だった
まだ、田舎のことで市販の餃子なんてなくて一緒に手伝って餃子つくたなあ
誕生日に餃子食べたいっていったら大量の餃子が!!
いつどうやって作ったの?ってきくと「肉屋さんの機械をかりたのよ」だって
きっと肉屋の餃子を買ってきただけだったんだろうけど、主婦のプライドがあったんだろうな
いつのまにか、かあさまやとうさまが天国に逝った歳をこえちゃったよ
若くして死んだんだなってつくづく
いかん、弁当から話がどんどんずれたスマソ
403 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/23(木) 01:12:24 ID:Fzvairm8
小学生の時に両親が離婚して、私は父親の方に残ったんだけど、
中学生の時に父親が作ってくれたお弁当はかなり茶色かった。
けどおいしかった。
さすがに女友達には見せられなくていつも
お弁当隠して食べてたけど、
唯一『お前の弁当いつも旨そう』って言ってくれた男の子がいました。
父親は7年前に亡くなりましたが、
あの時お弁当を誉めてくれた彼と今夏
結婚します。
お父さんに直接は会ってないけれど、きっとお父さんも喜んでくれると思います。
491 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/05(水) 04:36:17 ID:DSQpFVfG
8才の息子がさ「ママのお弁当最高!世界一!」って言ってくれるんですよ。
『ぼくのすきなたべものらんきんぐ』の一位に『ままのおいなりさん』て書いてくれるんですよ。
「おいしいお弁当作ってくれてありがとうね」って言ってくれるんですよ。
キッチンで思わず涙出そうになるのを誤魔化して「どういたしまして~」なんて言っちゃうけど
本当に心の底から嬉しいんですよ。
「お弁当作って良かった」どころか「この子を産んで母親になって本当に良かった」とか思っちゃうんですよ。
お弁当づくりは母ちゃんにとっても思い出です。
ヨボヨボの婆になってもお弁当作っていつか息子に言ってやるんだ。
「こちらこそ、美味しく食べて元気に育ってくれてありがとうね。」って。
726 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/22(金) 18:18:51 ID:KxJ12qcH
俺の母さんは、生まれつき両腕が不自由だった。
なので料理は基本的に父が作っていた。
でも遠足などで弁当がいる時は、母さんががんばって作ってくれていた。
でも、小学校6年の時の遠足で、見た目が悪い母さんの弁当を友達に見られるのが嫌で、とうとう
「弁当はコンビニで買っていくから、この弁当はいらない!!」 と言ってしまった。
母さんはそんな馬鹿な俺に、ただ、うまく作れなくてごめんねとしか言わなかった・・・・。
時は過ぎ、小・中は給食だったのだが、高校になってからは給食はないのでいつも昼は購買のパンですませていた。
しかし、高校2年になったある日、母さんが弁当を作ると言い出した。
遠足の時に作ってくれたものとは味も見た目もよくなっていた。
不自由な手で、一生懸命作ってくれたのだ。
727 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/22(金) 18:19:46 ID:KxJ12qcH
と、思ったのもつかの間。
肺炎で入院したかと思うとぽっくり逝ってしまった。
弁当を作り始めてから3ヶ月しかたたぬうちに・・・。
母さんが死んだ後、親父から聞いたのだが、どうやら母さんは俺のために、定食屋をやっている知り合いの所に一年間料理を習いに行っていたらしい。
そして後日、その定食屋に行ってみた。
定食屋のおばちゃんと俺は直接のかかわりはないけど、やさしそうな人だった。
そして母がよく弁当に入れていたメニュー、 ハンバーグ。それの定食を頼んだ。
そして、それを口にしたとたん、ぼろぼろと涙がこぼれてきた。
たった3ヶ月しか食べられなかったけど、たしかに母さんのハンバーグの味にそっくりなのだ。
腕がまともに動かせないのに、がんばって作ってくれた、あのハンバーグの味。
形は少し不細工だったけど、とてもおいしかった
あのハンバーグの味。
743 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/28(木) 04:09:06 ID:U6DCiJoP
小さいときから共働きで、いつも忙しそうだった母。
私が高校に入学するほぼ同時期に、父と一緒に自営業をはじめ、さらに忙しくなった。
高校は給食なんて無いし、学食も無かった。
だが母はそれどころではなく、毎日お金を渡された。
購買部で売っている味気ないパンを食べている私には、
「毎日同じものばっかで飽きた」
と言っている友達の手作り弁当がもの凄く羨ましがった。
でも体育祭だけは違ったんだ。
高校だし、観戦なんかにはこないんだけど、朝、おっきな風呂敷包みをくれたんだ。
「お弁当」って。
もうね、本当に馬鹿みたいにおっきいの。
開けてみたら、馬鹿みたいに豪華なの。
食べきれるわけないじゃん!!とか文句言いつつも、
本当に本当に嬉しかった。
21 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/06/09(木) 00:26:40 ID:5L9SLk1h
うちは母親の得意なおかずがナスを炒めてあんかけにしたやつだったんだけど
確かに美味しいんだけど弁当のおかずにされるのは恥ずかしくて嫌だったんだ。
見た目がどうもね、良くなくてさ。
でも嫌だとは言えず週に3・4回は食べてた。
成人して間もない頃に母が死に、まだその死の実感が湧かないうちに上京して、
食費浮かそうと思って弁当生活始めたんだけど、
どうしてもあのナスが食べたくてさ、アレがないと物足りないんだよね。
でも作れないんだよね、おんなじように。
そん時ふと「あ、おかんに訊いたらええんやん」と思ったんだ。
で、やっと実感したんだよね、母はもういないんだ、訊けないんだ、って事。
味の違うナス弁当に詰めながら顔パンパンに腫れるまで泣いた。
仕事の昼休み、食べる時にもまた泣いてしまって、他の人を困らせた。
上京して10年、ようやく母の味に近づいてきたけど弁当のおかずには
その日以来一度もしてない。
弁当にナス炒めは私にとっては切ないメニューだから。
82 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/07/15(金) 20:50:14 ID:A0aUA0cp
つい先日お母さんが白血病で入院して、それからは私が料理を作ることになりました。
夕飯も大変だけど、一番はやっぱりお弁当が大変。
私も兄も高校生でただでさえ朝は早くて忙しいのに輪をかけて忙しくて、
でもあまり冷食には手を出さないようがんばっているんですが、
一生懸命作ったお弁当は何か物足りなくて、いっつも兄と父に申し訳ないです。
それと同時にお母さんの偉大さを実感しました。
お弁当は作ってもらって当たり前だと思っていたけど、今はそんなことこれっぽっちも感じない。
台所に立って初めてお母さんの気持ちが分かった。
もうすぐ夏休みなので、これを機に料理の練習して新学期からは満足のいくお弁当を作れるようになりたいです。
お母さん、本当にありがとう。私もお母さんの味を再現できるようがんばるよ。
90 :名無しさん@お腹いっぱい :2005/07/18(月) 00:52:19 ID:ygR91g+Z
独身の男が40を過ぎて、学生に戻りました。
ここを読んでいたので、母に週に何度か弁当を作ってもらってます。
すっかり茶色い弁当が大好きになりました。
でも、母は「もう、20年も生きられないからさびしい」とよく言います。
そんな時、弁当の味が染み渡ります。
仕事もせずに、学生に戻ったことも、
厚かましく弁当を作ってもらっていることも、感謝してます。
これも、ここのみなさんのおかげです。
親孝行は、できそうにないけど、精一杯甘えています。ありがとう。
111 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/11(木) 21:23:16 ID:xK+lf5Cs
嫁と去年離婚、息子は俺が引き取った
離婚の原因は夫婦の感情だけの問題で子供は関係ない
が、理由はどうあれいきなり小学2年の育ち盛りのご飯を
俺が作ることになった
もともと学生時代は食堂でバイトしてたし料理は好きだ
会社も家から近いので晩御飯なんかはそんなに苦ではない
しかし弁当は違ったよ なんせ量の加減が難しい
決められたスペースにきっちり収めないといけないし
学校でほかの子に見られても恥ずかしくないようにいろどりも重要だ
毎朝5時半に起きてあーでもないこーでもないと頭をひねってた
でもそんな弁当がいつまでも続くわけでもなく3ヶ月ぐらいで
俺は息子に500円玉をわたすようになってしまった…
そんな時に母の弁当を思い出した
前日の残りや冷蔵庫の常備のおかず(ひじきの炊いたのや漬物、佃煮とか)が
微妙に前日とかぶらないようにアレンジが加えてあった弁当
俺は鶏のそぼろを混ぜた炒りたまごが大好きでそれがおかずの日の弁当は
「母ちゃん、メシきっちり詰めといてくれよ!」
と言ってずっしり重い弁当箱を持って通学してた
何の気なしに食ってたあの弁当を思い出してまた息子の弁当を作り始めた
母ちゃんが逝っちまって10年も経つのに驚くほど味を覚えてる
でんぶや大葉やゆでたまごで色彩豊かにしてくれてたのも思い出した
どうしても作り方のわからないものは姉に電話して聞いた
「あーあれなー、あれ実はアタシの初恋の人に弁当作ったげようと思って
母ちゃんに教わってたからよー覚えてんでー」
と、俺が知らなかった母と姉のエピソードまで聞いた
息子が俺の弁当を喜んで持っていくようになった最近、
嫁から「やりなおしたい」って電話をもらった
正直、なにをいまさらって気持ちもあったけど
息子がこのまま母の味を知らないまま大きくなるのは
なんだかとても悲しいことのように思えた
俺と嫁もまたまだまだ母ちゃんや父ちゃんの領域には達していない
これからも喧嘩やいざこざを繰り返していくかもしれないけど
それでも息子のためにもチャレンジを繰り返していかないとって思えた
母ちゃんはこんなに大きくなった俺にまだ影響を残している
嫁とこれからどうなっていくか、まだまだ不安もあるけど
でも、俺も弁当のおかずは作りつづけようと思う
122 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/08/16(火) 14:28:18 ID:BjEh+roq
うちは親父が幼稚園くらいの頃ガンで死んで母親が働き始めた。
母は毎日毎日夜遅くまで働いてたから朝は仕事行くまでぐっすり寝てた。
だから中学校の時の弁当はいつも祖母が作ってたよ。
周りとは違うんだ、弁当。
祖母の料理は美味しいんだけど他の子の弁当と比べたら古臭いっつーか。
ある日友達が小さいオムライスを作ってもらってて羨ましくなったから、
祖母にオムライスを作ってくれと頼んだ。
でも祖母はオムライスというものがよく分からんと言い出した。
俺は親父が死んで家族のみんなが死人みたいになったのを見たときから、
絶対家族迷惑とかかけちゃいけない、何事にも文句は付けないって決めてた。
でもなにかが吹っ切れた。今まで溜まってたなにかが吹っ切れた。
だから祖母に文句を言った。オムライスくらい作れって。
なんで母親は俺の親なのに弁当作らないのかって叫んだ。
そしたら祖母はおお泣きし始めた。ごめんね、ごめんねって謝り続けた。
祖母がおお泣きしたのは親父が死んだ日以来だった。
その後家にあった料理の本全部出してオムライス作り始めた。
次の日の弁当には、2段弁当とは別の入れ物に、でっかいオムライスが入ってた。
すっげー美味いんだそれが。初めて作ったとは思えないくらい。
その祖母はちょうど2年前くらいに膵臓の病気で死んだんだけど、
死ぬ数ヶ月に母に言ったらしい。俺に定期的にオムライスを作ってやってくれって。
もうそれ聞いた瞬間どうしようかと思ったよ。涙が止まらなかった。
だからここで言う。
お婆ちゃん、ほんと美味かったよ。オムライス。
157 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/09/20(火) 20:07:29 ID:s3XbL1nw
俺の母さんは鬱入っている人で子供の頃から一度も弁当なんか作ってくれなかった。
むしろ晩飯もろくに作らず、たとえ作ったとしても手抜きをしすぎて
決しておいしいとはいえなかった。
そんな母さんだから、高校の時は学食で食ったり、コンビニでパンを買ったり、
自分で朝早く起きて弁当作って持っていっていた。
でも俺が大学受験が近づいて夜遅くまで勉強するもんだから、
朝起きれず弁当が作れなくなり、自然と学食中心の食事になった。
で、本命の大学受験当日、コンビニでおにぎりでも買っていこうと思っていたら、
母さんが「○○(俺の名前)頑張っているのに、いつも何もしなくてごめんね。受験頑張ってね。」
って言いながら弁当を手渡してくれた。
試験会場で食った弁当の味は世間的には美味しくないのかもしれないけど、
母さんの弁当を始めて食った俺にとっては一生忘れられない味だった。
そしてその弁当の味は俺に春をはこんできてくれた。
208 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2005/10/29(土) 11:55:19 ID:TAUTxVsb
きっとやさしいからいつも唐揚げなのは嫌だ、って言えなかったんだよ。
もしくは言ったとしても
「おばあちゃん年寄りくさいものしか作れないから皆に見られたら恥ずかしいんじゃないかな」
なんて思って入れなかったのかもしれないよ。
うちのばーちゃんがそうだった。
私の好きなものをと思ってよく唐揚げとかカツとか入れてくれたけどあまりにもアブラモノが続くから
たまには変えてって言ったらそう言われた。
母が入院してる数ヶ月の間の事だったけど嬉しかった。
ばーちゃん朝起きるの早いのにする事ないから喜んで作ってくれてたなぁ。
元旦に私が初めて作ったお雑煮食べてもらおうと思ってたのに、母が呼びに言ったら寝室で眠るように死んでた。
だから正月がばーちゃんの命日。
お弁当じゃないけどこの時期お重につまったおせち見本見る度にばーちゃん思い出すよ。
361 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/01/25(水) 20:40:42 ID:28A/I84M
実家の近くで朝早くから仕事があったので、
昨夜、しばらくぶりで生家を訪れた。
半分雪に埋もれてた。
そういや年末も友人と遊びに行ってて帰って無かった。
今朝起きたら茶の間の卓に弁当が置いてあった。
母ちゃんは台所で目玉焼きを焼いてた。
早朝出発だったので「朝飯イラね」といってたんだけど、
弁当まで作ってもらってた。
高校以来の母ちゃんの弁当だ。
もう俺ボロボロ泣いちゃって朝飯なんか照れくさくて食えなくって
「時間無いから、いかねぇと」と弁当持って家を出てしまった。
ごめんな母ちゃん、週末は雪かきに帰るから、待ってでけろ。
366 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/07(火) 04:37:53 ID:EfJjiIsk
なんだこの良スレはw
ぢゃ、おいらが10歳の時天国にいったかあちゃんの弁当の話しでも
幼稚園の時にお弁当の日があって、弁当箱をあけてみるとご飯がなくて一面の炒り卵!!
大喜びして食べ始めたら、下からご飯が出てきてがっかりw
まあ、当然なんだけど馬鹿で卑しい幼稚園児だからな
お弁当じゃないけど、風呂敷おにぎりも思い出だな
ノリを丸々1枚使った大きなおにぎりで作る方も手が汚れなくていいんだよね
かあちゃんが寝坊したとき朝飯で出てきたのが最初だったな
それ以来気に入ってよく作ってもらったけ
普段のおむすびは俵型だったなあ
子供のころの好物は炒り卵と餃子だった
まだ、田舎のことで市販の餃子なんてなくて一緒に手伝って餃子つくたなあ
誕生日に餃子食べたいっていったら大量の餃子が!!
いつどうやって作ったの?ってきくと「肉屋さんの機械をかりたのよ」だって
きっと肉屋の餃子を買ってきただけだったんだろうけど、主婦のプライドがあったんだろうな
いつのまにか、かあさまやとうさまが天国に逝った歳をこえちゃったよ
若くして死んだんだなってつくづく
いかん、弁当から話がどんどんずれたスマソ
403 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/23(木) 01:12:24 ID:Fzvairm8
小学生の時に両親が離婚して、私は父親の方に残ったんだけど、
中学生の時に父親が作ってくれたお弁当はかなり茶色かった。
けどおいしかった。
さすがに女友達には見せられなくていつも
お弁当隠して食べてたけど、
唯一『お前の弁当いつも旨そう』って言ってくれた男の子がいました。
父親は7年前に亡くなりましたが、
あの時お弁当を誉めてくれた彼と今夏
結婚します。
お父さんに直接は会ってないけれど、きっとお父さんも喜んでくれると思います。
491 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/05(水) 04:36:17 ID:DSQpFVfG
8才の息子がさ「ママのお弁当最高!世界一!」って言ってくれるんですよ。
『ぼくのすきなたべものらんきんぐ』の一位に『ままのおいなりさん』て書いてくれるんですよ。
「おいしいお弁当作ってくれてありがとうね」って言ってくれるんですよ。
キッチンで思わず涙出そうになるのを誤魔化して「どういたしまして~」なんて言っちゃうけど
本当に心の底から嬉しいんですよ。
「お弁当作って良かった」どころか「この子を産んで母親になって本当に良かった」とか思っちゃうんですよ。
お弁当づくりは母ちゃんにとっても思い出です。
ヨボヨボの婆になってもお弁当作っていつか息子に言ってやるんだ。
「こちらこそ、美味しく食べて元気に育ってくれてありがとうね。」って。
726 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/22(金) 18:18:51 ID:KxJ12qcH
俺の母さんは、生まれつき両腕が不自由だった。
なので料理は基本的に父が作っていた。
でも遠足などで弁当がいる時は、母さんががんばって作ってくれていた。
でも、小学校6年の時の遠足で、見た目が悪い母さんの弁当を友達に見られるのが嫌で、とうとう
「弁当はコンビニで買っていくから、この弁当はいらない!!」 と言ってしまった。
母さんはそんな馬鹿な俺に、ただ、うまく作れなくてごめんねとしか言わなかった・・・・。
時は過ぎ、小・中は給食だったのだが、高校になってからは給食はないのでいつも昼は購買のパンですませていた。
しかし、高校2年になったある日、母さんが弁当を作ると言い出した。
遠足の時に作ってくれたものとは味も見た目もよくなっていた。
不自由な手で、一生懸命作ってくれたのだ。
727 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/22(金) 18:19:46 ID:KxJ12qcH
と、思ったのもつかの間。
肺炎で入院したかと思うとぽっくり逝ってしまった。
弁当を作り始めてから3ヶ月しかたたぬうちに・・・。
母さんが死んだ後、親父から聞いたのだが、どうやら母さんは俺のために、定食屋をやっている知り合いの所に一年間料理を習いに行っていたらしい。
そして後日、その定食屋に行ってみた。
定食屋のおばちゃんと俺は直接のかかわりはないけど、やさしそうな人だった。
そして母がよく弁当に入れていたメニュー、 ハンバーグ。それの定食を頼んだ。
そして、それを口にしたとたん、ぼろぼろと涙がこぼれてきた。
たった3ヶ月しか食べられなかったけど、たしかに母さんのハンバーグの味にそっくりなのだ。
腕がまともに動かせないのに、がんばって作ってくれた、あのハンバーグの味。
形は少し不細工だったけど、とてもおいしかった
あのハンバーグの味。
743 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/28(木) 04:09:06 ID:U6DCiJoP
小さいときから共働きで、いつも忙しそうだった母。
私が高校に入学するほぼ同時期に、父と一緒に自営業をはじめ、さらに忙しくなった。
高校は給食なんて無いし、学食も無かった。
だが母はそれどころではなく、毎日お金を渡された。
購買部で売っている味気ないパンを食べている私には、
「毎日同じものばっかで飽きた」
と言っている友達の手作り弁当がもの凄く羨ましがった。
でも体育祭だけは違ったんだ。
高校だし、観戦なんかにはこないんだけど、朝、おっきな風呂敷包みをくれたんだ。
「お弁当」って。
もうね、本当に馬鹿みたいにおっきいの。
開けてみたら、馬鹿みたいに豪華なの。
食べきれるわけないじゃん!!とか文句言いつつも、
本当に本当に嬉しかった。
2010年02月06日
泣ける話2 いい人の話
No.516 □ いい人・やさしい人のお話 8 □ より
147 :おさかなくわえた名無しさん :2006/02/15(水) 01:16:37 ID:A0XABywG
買い物に行った店で傘立て見て今にも泣きそうになってる小学生の女の子がいた。
自分のビニール傘出すついでに「どうしたの?」と聞いたら
「傘持って来たのに…盗られたみたいです」とか細い声で答える。
外を見たら土砂降りだし手には買い物袋提げてるしあんまり気の毒になって
「ツレと車で来てるからここ(入り口)まできてもらえば私は傘使わなくていい。
小さくて汚いけど使って。返さなくて良いから。」という感じの事を言って差し出したら
顔いっぱいに驚きを浮かべて「いいです、貰えないです…!」と首を振る。
(最近物騒だし女でも警戒しちゃうんだろうなあ)と思ったらその子がすごく真面目な顔で
「だって貰っちゃったらお姉さんにお礼ができないから」と言う。
何て律儀な子なんだと思いつつ本当に安物だから良いよ、使って欲しいからと渡すと
「私は**小学校5年*組の***子です。絶対絶対返します。ありがとうございます!」って
何か本当に涙が出そうになった。
重ね重ね言うが安物であげてもよかったけどそうするとかえって女の子が気にしそうだから
後日待ち合わせして返してもらった。
わざわざお母さんも一緒に来て丁寧にお礼を言ってくれ二人で作ったお菓子をくれた。
心が温かくなったよ。
201 :おさかなくわえた名無しさん :2006/02/19(日) 21:35:23 ID:iI5MlZ8a
小学校の頃、家はどうしようも無く貧乏だった。
父親を交通事故で無くし母一人子一人の母子家庭だった。
小学校の時、俺は遠足におやつを持っていく事が出来なかった。
前日のホームルームで「バナナはおやつに入りますか?」と
戯けるクラスメートを横目に絶対いかないと心に決めていた。
放課後帰ろうとする俺を理科室に来るよう担任の先生に言われた。
理科室へ行くと先生は目に涙を浮かべながら300円を握らせてくれた。
そして続けてこういわれた。
「いいか、お前は他の子よりも先に人生の不条理や苦痛を感じられ幸せだと思え。
親の代では負けたかもしれない、でも其れはお前の責任じゃない。
この悔しさをバネに伸し上がってお前の代では勝て。
もしお前の子供が悲しい思いをする事があったら其れはお前の責任だ。
金をやるのは一回だけだ。大切に使え。」
俺はその時買ったビックリマンのチョコの味を忘れない、そしてそのシールは
今でも大切に保管している。
426 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/14(火) 09:39:04 ID:nk4AzUyj
スーパーのレジをしてて、今日来た二人組のお客。
見た目はどちらも普通の男子高校生って感じだった。
が、並んだ新人のレジでエラーがでてまま動かない。
ベテランのパートさんが気付いて急いでレジを直しに。
それを見て並んでいる二人
「あーもう、急いでるんやからさっさとしろよオバサン!ほらほら早く早くー」と、
からかうもんだから余計に焦ってうまくいかない。新人も涙目になってた。
そしたら後ろにいたヤンギャルっぽい女の子がいきなり
「お前ら子供じゃないねんからちょっとの間くらい待てへんのか?
全部が自分の都合で回ると思ってんなよボケ」
と一喝したら二人恥ずかしそうに黙りこんでしまった。結局レジは数秒で直った。
女の子は新人のレジを通る時「あんなんいっぱいいるけど頑張りなよ、泣かんときや」と言ってくれたそう。
人は見た目では判断出来ないなと改めて思った。
532 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/19(日) 09:11:16 ID:HKRd96Fy
プロポーズは呉の居酒屋でされました。
旦那(当時は彼氏)と一緒に初めて入った焼き鳥屋さん。
お酒も入り、野球の話で店内のお客さん同士で盛り上がり、なぜか自己紹介。
私たちは結婚を前提に付き合ってるんですという話をしたらお客さんの一人が
「今ここでプロポーズしろ!」といいだし、店外に旦那を連れて行きました。
ほどなくして戻ってきた旦那さんの手には、顔が見えなくなるほどの真っ赤なバラの花束。
旦那『結婚してください』
私『はい、ありがとうございます』
涙声で、それ以上いえませんでした。
バラの花束は、店外に旦那を連れ出した人(実は自衛隊の艦長さんでした)が
買ってくださったそうです。
100本以上のバラの花束・・・重たかったです。
556 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/22(水) 19:31:57 ID:60j/Xf9O
今日誕生日。
遠距離恋愛中だし友達も忙しい時期だから、有休取って1人で家に居たら友達から「今からうちに来ない?」の電話。
どうせ暇だし…と、行ったら玄関先で友達と子供2人がお出迎え。
部屋に入った途端、3人で「(せーの!)はっぴばーすでーつーゆー♪」
壁には画用紙を切って貼った「○○(名前)たんじょうびおめでとう!」の文字、テーブルにはバースデーケーキ。
もう、びっくりしたのと嬉しいのが一緒になって、座り込んで泣いてしまった。
上の子がくれた手紙には、一生懸命書いたであろう「おたんじょうび おめでとう」の文字とウサギの絵。
下の子は泣いちゃった私に何度も「なかないでね、わらってね」と言って頭を撫ででくれた。
友達は「1人で過ごすよりも、皆で過ごした方がいいよね」ってニコニコ笑いながら抱きしめてくれた。
今まで生きてきた中で、一番嬉しい誕生日を過ごせた。
725 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/29(水) 00:50:49 ID:NOdFqMeO
何年前かちょっと覚えてないんだけど、
真夜中の帰り道で、コンタクトを落としたことがある。
街灯もほとんどないような道で、諦めかけてたんだけど
その当時はレンズを新しく買うお金もなくて
泣きそうになりながら(と言うより半べそかきながら)
必死で探してた。
そしたらそこを通りかかった人が
「コンタクト? ピアス?」
って言いながら一緒に四つんばいになってくれた。
結構時間がたっても見つからなかったからこれは駄目だと思って
「もういいです、ありがとうございました」って言って
また一人で探した。そしたらその人が友達連れて戻ってきて、
「今明かり持ってきたからね、すぐ見つかるよ」って言って
ペンライトつけてまた探してくれた。
見つかったときも皆拍手して「よかったねー」って。
プライベートで打ちのめされてた時だったから本当に嬉しかった。
お礼をって言ってもいいからいいからと言って去っていった。
「俺らかっこよくね?」
って言いながら。
あのときの人、本当にありがとうございました。最高にかっこよい人たちでした。
852 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/10(月) 02:26:12 ID:fDMokacI
1月の終わり頃、会社の帰りに道の端ででうずくまっているおじさんがいた。
なんだろなー、汚いなーと思って通り過ぎようとすると、少し前を歩いていた同じ会社の人が向きをかえておじさんに向かって歩いていく。
二言三言言葉をかわし、彼女は小走りに近くのコンビニに走っていった。
後日、彼女になんだったか聞いてみた。
彼女も一度は通り過ぎようかと思ったが、具合が悪い人だといけないので声をかけてみたとの事。
変な人だったらどうしようとドキドキしながら声をかけてみたようだ。
話を聞くと、最初は大丈夫ですと答えていたが、ポツリと悪い人にだまされて住むところがなくなってしまったと。
彼女はお腹が空いていないか聞き、3日も食べていないと言われたので急いでカップ麺を買ってあげたとの事。
寒いから暖まるものを選んだらしい。
さらに、翌朝用にパンも買って、自分がもっていた小銭とその時にしていたマフラーもあげたらしい。
そんな事しなくても、と言ったら彼女はニッコリとし、だってお腹が空いてるのは一番辛いじゃないですか、と。
その人が言ってる事がたとえ全部嘘でも、今お腹が空いてるのは嘘ではないだろうし、自分にしてあげられることはあのくらいしかないから……と言って仕事に戻っていった。
なんだか天使のような人だなと思いつつ、ただ通り過ぎようとした自分を恥じた。
872 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/11(火) 20:25:55 ID:WjrsBVs+
同僚のばーちゃんは、温和で優しい人なんだそうだ。
いつもニコニコ笑っていて、いかにも人のよさそうな感じなので、
同僚は「詐欺に引っ掛からなければいいな」と思っていたとか。
で、ある日、同僚がそのばーちゃんちへ遊びに行っていたら、
「恵まれない人達に云々」とボランティアが寄付を貰いに来た。
胡散臭い感じがしたので、同僚が追い払おうとすると、
ばーちゃんはニコニコ笑いながら千円出してしまった。
やっぱり!と思いながら同僚が
「ダメだよばーちゃん、あんなのに千円も払っちゃ。
あんなの、きっと恵まれない人の所へなんか回らないよ」と言うと、
ばーちゃんは相変わらずニコニコと笑いながら
「いいんだよ。ばーちゃんの千円で、きっとあの人が助かるんだから」
と答えたんだそうだ。
なんか話しながら、同僚が涙目になってた。
906 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/14(金) 06:03:56 ID:YcAgl7uz
たった今、登戸駅を過ぎたJR南武線の中で流れた車内アナウンス
「えー、大変ご迷惑をおかけしております。
只今、この電車のすぐ横を、犬 が 並 走 し て お り ま す 。
このままスピードを上げますと犬を引いてしまう怖れがありますので、ご迷惑ではありますが暫く徐行運転させていただきます。」
数分後、
「ご協力ありがとうございました。
犬は無事線路の外に出ました。
ご協力ありがとうございました。」
もう俺は一生南武線に付いて行くぜと思った。
147 :おさかなくわえた名無しさん :2006/02/15(水) 01:16:37 ID:A0XABywG
買い物に行った店で傘立て見て今にも泣きそうになってる小学生の女の子がいた。
自分のビニール傘出すついでに「どうしたの?」と聞いたら
「傘持って来たのに…盗られたみたいです」とか細い声で答える。
外を見たら土砂降りだし手には買い物袋提げてるしあんまり気の毒になって
「ツレと車で来てるからここ(入り口)まできてもらえば私は傘使わなくていい。
小さくて汚いけど使って。返さなくて良いから。」という感じの事を言って差し出したら
顔いっぱいに驚きを浮かべて「いいです、貰えないです…!」と首を振る。
(最近物騒だし女でも警戒しちゃうんだろうなあ)と思ったらその子がすごく真面目な顔で
「だって貰っちゃったらお姉さんにお礼ができないから」と言う。
何て律儀な子なんだと思いつつ本当に安物だから良いよ、使って欲しいからと渡すと
「私は**小学校5年*組の***子です。絶対絶対返します。ありがとうございます!」って
何か本当に涙が出そうになった。
重ね重ね言うが安物であげてもよかったけどそうするとかえって女の子が気にしそうだから
後日待ち合わせして返してもらった。
わざわざお母さんも一緒に来て丁寧にお礼を言ってくれ二人で作ったお菓子をくれた。
心が温かくなったよ。
201 :おさかなくわえた名無しさん :2006/02/19(日) 21:35:23 ID:iI5MlZ8a
小学校の頃、家はどうしようも無く貧乏だった。
父親を交通事故で無くし母一人子一人の母子家庭だった。
小学校の時、俺は遠足におやつを持っていく事が出来なかった。
前日のホームルームで「バナナはおやつに入りますか?」と
戯けるクラスメートを横目に絶対いかないと心に決めていた。
放課後帰ろうとする俺を理科室に来るよう担任の先生に言われた。
理科室へ行くと先生は目に涙を浮かべながら300円を握らせてくれた。
そして続けてこういわれた。
「いいか、お前は他の子よりも先に人生の不条理や苦痛を感じられ幸せだと思え。
親の代では負けたかもしれない、でも其れはお前の責任じゃない。
この悔しさをバネに伸し上がってお前の代では勝て。
もしお前の子供が悲しい思いをする事があったら其れはお前の責任だ。
金をやるのは一回だけだ。大切に使え。」
俺はその時買ったビックリマンのチョコの味を忘れない、そしてそのシールは
今でも大切に保管している。
426 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/14(火) 09:39:04 ID:nk4AzUyj
スーパーのレジをしてて、今日来た二人組のお客。
見た目はどちらも普通の男子高校生って感じだった。
が、並んだ新人のレジでエラーがでてまま動かない。
ベテランのパートさんが気付いて急いでレジを直しに。
それを見て並んでいる二人
「あーもう、急いでるんやからさっさとしろよオバサン!ほらほら早く早くー」と、
からかうもんだから余計に焦ってうまくいかない。新人も涙目になってた。
そしたら後ろにいたヤンギャルっぽい女の子がいきなり
「お前ら子供じゃないねんからちょっとの間くらい待てへんのか?
全部が自分の都合で回ると思ってんなよボケ」
と一喝したら二人恥ずかしそうに黙りこんでしまった。結局レジは数秒で直った。
女の子は新人のレジを通る時「あんなんいっぱいいるけど頑張りなよ、泣かんときや」と言ってくれたそう。
人は見た目では判断出来ないなと改めて思った。
532 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/19(日) 09:11:16 ID:HKRd96Fy
プロポーズは呉の居酒屋でされました。
旦那(当時は彼氏)と一緒に初めて入った焼き鳥屋さん。
お酒も入り、野球の話で店内のお客さん同士で盛り上がり、なぜか自己紹介。
私たちは結婚を前提に付き合ってるんですという話をしたらお客さんの一人が
「今ここでプロポーズしろ!」といいだし、店外に旦那を連れて行きました。
ほどなくして戻ってきた旦那さんの手には、顔が見えなくなるほどの真っ赤なバラの花束。
旦那『結婚してください』
私『はい、ありがとうございます』
涙声で、それ以上いえませんでした。
バラの花束は、店外に旦那を連れ出した人(実は自衛隊の艦長さんでした)が
買ってくださったそうです。
100本以上のバラの花束・・・重たかったです。
556 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/22(水) 19:31:57 ID:60j/Xf9O
今日誕生日。
遠距離恋愛中だし友達も忙しい時期だから、有休取って1人で家に居たら友達から「今からうちに来ない?」の電話。
どうせ暇だし…と、行ったら玄関先で友達と子供2人がお出迎え。
部屋に入った途端、3人で「(せーの!)はっぴばーすでーつーゆー♪」
壁には画用紙を切って貼った「○○(名前)たんじょうびおめでとう!」の文字、テーブルにはバースデーケーキ。
もう、びっくりしたのと嬉しいのが一緒になって、座り込んで泣いてしまった。
上の子がくれた手紙には、一生懸命書いたであろう「おたんじょうび おめでとう」の文字とウサギの絵。
下の子は泣いちゃった私に何度も「なかないでね、わらってね」と言って頭を撫ででくれた。
友達は「1人で過ごすよりも、皆で過ごした方がいいよね」ってニコニコ笑いながら抱きしめてくれた。
今まで生きてきた中で、一番嬉しい誕生日を過ごせた。
725 :おさかなくわえた名無しさん :2006/03/29(水) 00:50:49 ID:NOdFqMeO
何年前かちょっと覚えてないんだけど、
真夜中の帰り道で、コンタクトを落としたことがある。
街灯もほとんどないような道で、諦めかけてたんだけど
その当時はレンズを新しく買うお金もなくて
泣きそうになりながら(と言うより半べそかきながら)
必死で探してた。
そしたらそこを通りかかった人が
「コンタクト? ピアス?」
って言いながら一緒に四つんばいになってくれた。
結構時間がたっても見つからなかったからこれは駄目だと思って
「もういいです、ありがとうございました」って言って
また一人で探した。そしたらその人が友達連れて戻ってきて、
「今明かり持ってきたからね、すぐ見つかるよ」って言って
ペンライトつけてまた探してくれた。
見つかったときも皆拍手して「よかったねー」って。
プライベートで打ちのめされてた時だったから本当に嬉しかった。
お礼をって言ってもいいからいいからと言って去っていった。
「俺らかっこよくね?」
って言いながら。
あのときの人、本当にありがとうございました。最高にかっこよい人たちでした。
852 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/10(月) 02:26:12 ID:fDMokacI
1月の終わり頃、会社の帰りに道の端ででうずくまっているおじさんがいた。
なんだろなー、汚いなーと思って通り過ぎようとすると、少し前を歩いていた同じ会社の人が向きをかえておじさんに向かって歩いていく。
二言三言言葉をかわし、彼女は小走りに近くのコンビニに走っていった。
後日、彼女になんだったか聞いてみた。
彼女も一度は通り過ぎようかと思ったが、具合が悪い人だといけないので声をかけてみたとの事。
変な人だったらどうしようとドキドキしながら声をかけてみたようだ。
話を聞くと、最初は大丈夫ですと答えていたが、ポツリと悪い人にだまされて住むところがなくなってしまったと。
彼女はお腹が空いていないか聞き、3日も食べていないと言われたので急いでカップ麺を買ってあげたとの事。
寒いから暖まるものを選んだらしい。
さらに、翌朝用にパンも買って、自分がもっていた小銭とその時にしていたマフラーもあげたらしい。
そんな事しなくても、と言ったら彼女はニッコリとし、だってお腹が空いてるのは一番辛いじゃないですか、と。
その人が言ってる事がたとえ全部嘘でも、今お腹が空いてるのは嘘ではないだろうし、自分にしてあげられることはあのくらいしかないから……と言って仕事に戻っていった。
なんだか天使のような人だなと思いつつ、ただ通り過ぎようとした自分を恥じた。
872 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/11(火) 20:25:55 ID:WjrsBVs+
同僚のばーちゃんは、温和で優しい人なんだそうだ。
いつもニコニコ笑っていて、いかにも人のよさそうな感じなので、
同僚は「詐欺に引っ掛からなければいいな」と思っていたとか。
で、ある日、同僚がそのばーちゃんちへ遊びに行っていたら、
「恵まれない人達に云々」とボランティアが寄付を貰いに来た。
胡散臭い感じがしたので、同僚が追い払おうとすると、
ばーちゃんはニコニコ笑いながら千円出してしまった。
やっぱり!と思いながら同僚が
「ダメだよばーちゃん、あんなのに千円も払っちゃ。
あんなの、きっと恵まれない人の所へなんか回らないよ」と言うと、
ばーちゃんは相変わらずニコニコと笑いながら
「いいんだよ。ばーちゃんの千円で、きっとあの人が助かるんだから」
と答えたんだそうだ。
なんか話しながら、同僚が涙目になってた。
906 :おさかなくわえた名無しさん :2006/04/14(金) 06:03:56 ID:YcAgl7uz
たった今、登戸駅を過ぎたJR南武線の中で流れた車内アナウンス
「えー、大変ご迷惑をおかけしております。
只今、この電車のすぐ横を、犬 が 並 走 し て お り ま す 。
このままスピードを上げますと犬を引いてしまう怖れがありますので、ご迷惑ではありますが暫く徐行運転させていただきます。」
数分後、
「ご協力ありがとうございました。
犬は無事線路の外に出ました。
ご協力ありがとうございました。」
もう俺は一生南武線に付いて行くぜと思った。
2010年02月06日
心霊イイ話 勇ましい爺さん
だから、家族はありがたいですね。
ね、こんな話が好きなわけでしてね。
______
426 本当にあった怖い名無し sage 2007/04/18(水) 11:45:54 ID:plXcNHqU0
高校か大学の夏休み、祖母の家で体験した事。
祖母のベッドで昼寝していたら、金縛りにあった。
金縛り?脳の誤作動だろ!とか思って余裕こいてたら
灰色がかった緑色をした人の集団に取り囲まれた。
恐怖新聞に出て来そうな、うわーんって顔をした中年男性っぽい
やつらだった。女も居たかもしれないが、忘れた。
ビビって無視していたが、なかなか消えて行かないので
「これは妄想」「これは幻覚」「つーか誤作動、再起動!」
とか思っていたが、だんだんフワフワ~と近づいてくる。
思わず「爺ちゃん、助けて!早く!」と心の中で叫んだ。
爺ちゃんはちょっと前に亡くなっていた。
したら、仏間(寝ていた部屋とは廊下を挟んで隣)から
何かがやって来る気配が。「爺ちゃん!早く助けて!」と叫んだ(声にはならず)。
最後に見たのは、いつも優しかった爺ちゃんが
鎌を振りかざし、悪鬼の様な顔で飛び込んで来た所。
鎌は、畑の草を刈るヤツ。ちょっと錆びてた。
目が覚めてから、仏壇を拝みまくった。
爺ちゃん、ありがとう。自分の妄想かもしれないけど、助かった。
大した事じゃないけど、保守代わりと言う事で。
ね、こんな話が好きなわけでしてね。
______
426 本当にあった怖い名無し sage 2007/04/18(水) 11:45:54 ID:plXcNHqU0
高校か大学の夏休み、祖母の家で体験した事。
祖母のベッドで昼寝していたら、金縛りにあった。
金縛り?脳の誤作動だろ!とか思って余裕こいてたら
灰色がかった緑色をした人の集団に取り囲まれた。
恐怖新聞に出て来そうな、うわーんって顔をした中年男性っぽい
やつらだった。女も居たかもしれないが、忘れた。
ビビって無視していたが、なかなか消えて行かないので
「これは妄想」「これは幻覚」「つーか誤作動、再起動!」
とか思っていたが、だんだんフワフワ~と近づいてくる。
思わず「爺ちゃん、助けて!早く!」と心の中で叫んだ。
爺ちゃんはちょっと前に亡くなっていた。
したら、仏間(寝ていた部屋とは廊下を挟んで隣)から
何かがやって来る気配が。「爺ちゃん!早く助けて!」と叫んだ(声にはならず)。
最後に見たのは、いつも優しかった爺ちゃんが
鎌を振りかざし、悪鬼の様な顔で飛び込んで来た所。
鎌は、畑の草を刈るヤツ。ちょっと錆びてた。
目が覚めてから、仏壇を拝みまくった。
爺ちゃん、ありがとう。自分の妄想かもしれないけど、助かった。
大した事じゃないけど、保守代わりと言う事で。
2010年02月06日
コワイ話 サリョじゃ!
サリョじゃ!
188 1 sage 2005/06/08(水) 15:12:30 ID:T8/BXARX0
2年ほど前のことです。いつものようにデートのあと、付き合っているM君に下宿まで 送ってもらっていました。M君は自称霊が見える人で、当時私はあまり信じていなかったと言いますか、そのことについて深く考えたこともありませんでした。しかしいつもそのことを思い出してしまうのが、この帰り道です。実は帰り道の途中には彼がどうしても通るのを嫌がる道があり、そのためいつもその道を迂回して送ってもらっていました。
彼いわく、その道には何かありえないようなものが憑いているので近づきたくもないそうです。
でもその日のデートはかなり遠出したこともあり、私はものすごく疲れていて少しでも早く家に帰りたいと思っていました。この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければ私の家には帰れません。だからこの道を通って帰ろうとM君に提案したんですが、彼は頑なに反対。結果ほとんど言い争いのようになってしまいました。(というか、私が 一方的に怒っていて彼が必死に止めようとしていただけかも。ごめんM!)最終的には私がひとりでもこの道を通って帰ると主張すると、M君もひとりで行かせるくらいな
らと、ついてきてくれることになりました。
その道に入ると、M君は目に見えて怯えていて、顔は真っ青でした。時間は23時くらいでしたが、街灯もあって真っ暗というわけでもなく、私からすると普通の道。私もやはり気になって訊いてみても、「今はまだ大丈夫」ということでした。少し進むとY字路になっていて、私の家に帰るには左の方の道です。このあたりになるとM君も少し落ち着いてきていて、私も安心して何の躊躇いもなくY字路の左側の道に入りました。
左側の道に足を踏み入れた瞬間、何か急にあたりの雰囲気が変わりました。物音が一切しなくなって、心もち明かりが暗くなりました。(M君がいうには、本能的に目の前のものに集中したため視界が狭まっただけということです)足が寒いところにずっと立っていたあとのように痺れて引きつり、上手く歩けません。も入らないのでその場に 座り込んでいてもおかしくなかったのですが、なぜかその引きつった足が体を支えて いて、私はその場に立ち尽くしました。
189 2 sage 2005/06/08(水) 15:12:49 ID:T8/BXARX0
いきなり前方からゴッと突風のようなものがきました。感覚としては、すぐ横を電車や大型車が通過したときのあの感じです。そしてその瞬間
「サリョ(鎖虜?左路?)じゃ!サリョじゃ!」
という大小の声があたりに鳴り響きました。近いものは私のすぐ耳元で聞こえました。
突風のようなものが過ぎ去ったあと、私は呆然と立ったままでした。M君は先ほどまでとは比べ物にならないくらい血の気のない顔をしていましたが、急に私のほうにや ってきたかと思うと、ものすごく必死に私の足を何度も何度も平手で叩きました。あと で赤く腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたのですがこのときは足の感覚がなく、全く痛みを感じませんでした。でもすぐにやっぱり痛くなってきて、同時に足に感覚が戻って私は地面に崩れ落ちました。横を見るとM君も地面に座り込んで、相変わらず顔色は悪いのですが「もう大丈夫だから」と息を切らせていました。M君によると、左の道に入った瞬間前の方から黒いモヤモヤしたものが雪崩のように流れてきて、私たちの体を包み込むように吹き抜けて行ったそうです。私の足にはその黒いモヤモヤから出てきた無数の手が絡みついていたそうで、それを払い落としていたのだとか。
そのあとM君は泣いている私を背負って下宿まで送ってくれて、朝まで一緒にいてくれました。愛だね。その後私は怖くてその道に近寄ることはなかったのですが、半年ほどたって恐怖が薄れてきたころ、昼間だったら大丈夫だと思って見に行ってみました。以前に何度か通ったことのある道だったのですが、注意して見てみると愕然としました。
190 3 sage 2005/06/08(水) 15:13:05 ID:T8/BXARX0
まず、なんとそのたかだか50メートルほどの道(Yの字になっていますが)に、小さな祠やお地蔵さまが計7つも密集しているんです。そしてその道に面した家の玄関のほぼ全てに盛り塩がしてありました。中にはお酒が置いてあったり、何枚ものお札がベタベタ貼ってある家も。そしてこの周辺ではありえないくらい、廃屋と化した空き家が目立ちました。そういえば最初のほうで書いた「この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければならない」というのもおかしな話です。区画整備された町並みで、この一画だけ、周囲の車道は大きく迂回するかそこで行き止まりになるかしているんです。唯一このY字路と、そこから分かれた毛細血管のような複雑な小道だけが、そこの交通手段となっています。
気味が悪いので地元の人間である学校の先輩に訊いたところ、この一画には昔、いわゆる部落があったそうです。それだけではなく戦時中に何か忌まわしい事件があったらしく、部落自体は終戦前になくなったのだとか(その事件の内容はタブーとされているらしく、先輩も知りませんでした)。しかし地元の人間も忌諱して、その後もずっとその土地には手をつけず、20年になってようやく外から来た人間が住み始めたのだ
とか。
いったい部落で何があったのか。「サリョ」というのは何なのか。気になりますが、先輩やM君の忠告もあり私はそれ以上調べることを止めました。みなさんも、もし兵庫県の某有名暴力団本部のある都市に行かれることがあれば、気をつけてください。何故か主な車道が途切れたり迂回しているからと言って、むやみに近道しないように。
209 本当にあった怖い名無し sage 2005/06/08(水) 19:13:07ID:Fv+k0VGi0
>>188
……もしかしてその部落、朝鮮系じゃないか?
「サルリョジョ(助けて)」という韓国語があるんだが、ルの発音が日本語 に比べて弱いためか「サリョじゃ」とも聞こえるんだこれが……
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
188 1 sage 2005/06/08(水) 15:12:30 ID:T8/BXARX0
2年ほど前のことです。いつものようにデートのあと、付き合っているM君に下宿まで 送ってもらっていました。M君は自称霊が見える人で、当時私はあまり信じていなかったと言いますか、そのことについて深く考えたこともありませんでした。しかしいつもそのことを思い出してしまうのが、この帰り道です。実は帰り道の途中には彼がどうしても通るのを嫌がる道があり、そのためいつもその道を迂回して送ってもらっていました。
彼いわく、その道には何かありえないようなものが憑いているので近づきたくもないそうです。
でもその日のデートはかなり遠出したこともあり、私はものすごく疲れていて少しでも早く家に帰りたいと思っていました。この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければ私の家には帰れません。だからこの道を通って帰ろうとM君に提案したんですが、彼は頑なに反対。結果ほとんど言い争いのようになってしまいました。(というか、私が 一方的に怒っていて彼が必死に止めようとしていただけかも。ごめんM!)最終的には私がひとりでもこの道を通って帰ると主張すると、M君もひとりで行かせるくらいな
らと、ついてきてくれることになりました。
その道に入ると、M君は目に見えて怯えていて、顔は真っ青でした。時間は23時くらいでしたが、街灯もあって真っ暗というわけでもなく、私からすると普通の道。私もやはり気になって訊いてみても、「今はまだ大丈夫」ということでした。少し進むとY字路になっていて、私の家に帰るには左の方の道です。このあたりになるとM君も少し落ち着いてきていて、私も安心して何の躊躇いもなくY字路の左側の道に入りました。
左側の道に足を踏み入れた瞬間、何か急にあたりの雰囲気が変わりました。物音が一切しなくなって、心もち明かりが暗くなりました。(M君がいうには、本能的に目の前のものに集中したため視界が狭まっただけということです)足が寒いところにずっと立っていたあとのように痺れて引きつり、上手く歩けません。も入らないのでその場に 座り込んでいてもおかしくなかったのですが、なぜかその引きつった足が体を支えて いて、私はその場に立ち尽くしました。
189 2 sage 2005/06/08(水) 15:12:49 ID:T8/BXARX0
いきなり前方からゴッと突風のようなものがきました。感覚としては、すぐ横を電車や大型車が通過したときのあの感じです。そしてその瞬間
「サリョ(鎖虜?左路?)じゃ!サリョじゃ!」
という大小の声があたりに鳴り響きました。近いものは私のすぐ耳元で聞こえました。
突風のようなものが過ぎ去ったあと、私は呆然と立ったままでした。M君は先ほどまでとは比べ物にならないくらい血の気のない顔をしていましたが、急に私のほうにや ってきたかと思うと、ものすごく必死に私の足を何度も何度も平手で叩きました。あと で赤く腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたのですがこのときは足の感覚がなく、全く痛みを感じませんでした。でもすぐにやっぱり痛くなってきて、同時に足に感覚が戻って私は地面に崩れ落ちました。横を見るとM君も地面に座り込んで、相変わらず顔色は悪いのですが「もう大丈夫だから」と息を切らせていました。M君によると、左の道に入った瞬間前の方から黒いモヤモヤしたものが雪崩のように流れてきて、私たちの体を包み込むように吹き抜けて行ったそうです。私の足にはその黒いモヤモヤから出てきた無数の手が絡みついていたそうで、それを払い落としていたのだとか。
そのあとM君は泣いている私を背負って下宿まで送ってくれて、朝まで一緒にいてくれました。愛だね。その後私は怖くてその道に近寄ることはなかったのですが、半年ほどたって恐怖が薄れてきたころ、昼間だったら大丈夫だと思って見に行ってみました。以前に何度か通ったことのある道だったのですが、注意して見てみると愕然としました。
190 3 sage 2005/06/08(水) 15:13:05 ID:T8/BXARX0
まず、なんとそのたかだか50メートルほどの道(Yの字になっていますが)に、小さな祠やお地蔵さまが計7つも密集しているんです。そしてその道に面した家の玄関のほぼ全てに盛り塩がしてありました。中にはお酒が置いてあったり、何枚ものお札がベタベタ貼ってある家も。そしてこの周辺ではありえないくらい、廃屋と化した空き家が目立ちました。そういえば最初のほうで書いた「この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければならない」というのもおかしな話です。区画整備された町並みで、この一画だけ、周囲の車道は大きく迂回するかそこで行き止まりになるかしているんです。唯一このY字路と、そこから分かれた毛細血管のような複雑な小道だけが、そこの交通手段となっています。
気味が悪いので地元の人間である学校の先輩に訊いたところ、この一画には昔、いわゆる部落があったそうです。それだけではなく戦時中に何か忌まわしい事件があったらしく、部落自体は終戦前になくなったのだとか(その事件の内容はタブーとされているらしく、先輩も知りませんでした)。しかし地元の人間も忌諱して、その後もずっとその土地には手をつけず、20年になってようやく外から来た人間が住み始めたのだ
とか。
いったい部落で何があったのか。「サリョ」というのは何なのか。気になりますが、先輩やM君の忠告もあり私はそれ以上調べることを止めました。みなさんも、もし兵庫県の某有名暴力団本部のある都市に行かれることがあれば、気をつけてください。何故か主な車道が途切れたり迂回しているからと言って、むやみに近道しないように。
209 本当にあった怖い名無し sage 2005/06/08(水) 19:13:07ID:Fv+k0VGi0
>>188
……もしかしてその部落、朝鮮系じゃないか?
「サルリョジョ(助けて)」という韓国語があるんだが、ルの発音が日本語 に比べて弱いためか「サリョじゃ」とも聞こえるんだこれが……
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
2010年02月06日
心霊イイ話 いきろ
だからね、ご先祖は大事にね。つながりを大事にね。
自分が知らなくても、自分を愛してやまない人がいるんだからね。
_____
いきろ
450 本当にあった怖い名無し New! 2005/10/30(日) 16:54:16 ID:QEVhKSak0
「誰に言っても信じてもらえない話」スレからコピペ
234 :本当にあった怖い名無し :2005/10/30(日) 13:56:12 ID:unLMqZ9H0
心の中で「死のう」と決めていて、死ぬ前に1番かわいがってくれたばあちゃんの墓参りに行った。
お盆の晴れた日の夕方だったんだが、墓石の前の玉砂利が濡れていたので「お盆だし誰か親戚が来たのか?」と思った。
濡れた玉砂利をよく見たら、おそらく水で「いきろ」と書いてあった。
死ぬのを辞めた。
今年の夏の話
自分が知らなくても、自分を愛してやまない人がいるんだからね。
_____
いきろ
450 本当にあった怖い名無し New! 2005/10/30(日) 16:54:16 ID:QEVhKSak0
「誰に言っても信じてもらえない話」スレからコピペ
234 :本当にあった怖い名無し :2005/10/30(日) 13:56:12 ID:unLMqZ9H0
心の中で「死のう」と決めていて、死ぬ前に1番かわいがってくれたばあちゃんの墓参りに行った。
お盆の晴れた日の夕方だったんだが、墓石の前の玉砂利が濡れていたので「お盆だし誰か親戚が来たのか?」と思った。
濡れた玉砂利をよく見たら、おそらく水で「いきろ」と書いてあった。
死ぬのを辞めた。
今年の夏の話
2010年02月06日
泣ける2ちゃんねる
2010年01月28日18:21 No.510 涙が出るほどいい話 2粒目 より
361 :癒されたい名無しさん :04/12/17 23:41:09 ID:4pu++1Hs
両親が死んだのは、兄が大学2年生、私が小学5年生の時でした。
お兄さん、やっと素敵な人と巡り会えて、幸せな結婚をできた私のお兄さん。
親の庇護のもとで明るい青春を送る人たちの中で、お兄さんは自分の境遇を
どう思ったのでしょう。
もしかしたら、私の知らないところで嘆いていたのかもしれない。でもまだ子供の私に、
あなたは愚痴ひとつ言いませんでしたね。
大学に入った今なら、お酒を仲間と飲む楽しさが分かります。でもお兄さんは、
いつも私と一緒に夕飯を食べてくれましたね。
一番遊びたかったはずなのに。一番楽しいときだったのに。
あなたは私の母親になろうとし、父親の代わりになろうとしました。
中学に上がった頃、私はお兄さんにあまり甘えなくなりましたね。
寂しそうな顔が、今でも目に浮かびます。ごめんね。
これ以上負担になりたくなかくて、私は何も言わず、かえってお兄さんを傷つけてしまった。
私をお荷物だなんて、お兄さんは決して言ったことなどなかったのに。それどころか
自分の不遇に気づかない位、私を大きな愛情で包んでくれていたのに。
好きな人ができたとき、お兄さんは最初に私に紹介してくれました。
素敵な人を今、隣に迎えたお兄さん。やっとです。やっと、支えてくれる人を
見つけることができたんですね。よかったね、お兄さん。
嬉しすぎて、他に言葉が見つからない。嬉しすぎて、涙が後から後からあふれてくる。
ありがとう、お兄さん。本当におめでとう。
511 :癒されたい名無しさん :05/01/19 01:54:48 ID:HjpRu69i
訳あって引き取って育ててたかわいげ皆無なクソガキがけっこーいい大学に受かった。
正月に親戚が集まったときあんまり性格がよくない俺の嫌いなおばちゃんに
「私たちのところで引き取ってたらもっといいところに行けたかもね」
ってそのそいつが言われてて、
(そのおばちゃんはこいつを誰が引き取るかっていう親族会議になったとき
「私は絶対嫌」って本人の前で言いやがった。一番経済的な余裕があるのに!
それで俺が勢いで「じゃー俺育てます」って言っちゃったんだけど)
俺はいらいらしつつもああそうなのかもな、俺がもっといい会社に就職したりはやく出世したりしてれば、
こいつにもっといい環境を与えてやれただろうし塾だって通わせてあげれたのにな、
よく考えれば俺があのときこいつを引き取るなんて言わなければ他のもっと金持ってる誰かがこいつを引き取っただろうし、
あー俺もしかして悪いことしちゃったのかな、って思ってたらそのクソガキ、
「今の自分があるのは○○(俺の名前)さんのおかげだし、俺がこんなとこに受かれたのも○○さんのおかげです」
って。言ったんだよ。おばちゃん沈黙。
そいつ普段俺の名前にさんなんかつけないんだ。常にえっらそーに呼び捨てなんだ。
ほんっとに死ぬほど嬉しかった。今まで生きてきた中で一番嬉しかった。
帰りの車で、俺すっごい浮かれてて、そのガキに
「ありがと」
って言ったら、奴は俺がそのとき襖一枚向こうにいたのを知らなかったらしく、
怪訝な表情をして、そんでしばらくしてからマフラーに顔埋めてそっぽむいた。どうやら照れてるらしかった。
すっげえかわいかった。俺、こいつ引き取ってからこの瞬間までこいつをかわいいって思ったことなかった。
クソ生意気で補導はされるわ女連れ込むわ俺の大っ嫌いな煙草をわざわざ俺の寝室で吸うわ
もうほんっとにどーしよーもないガキだったけど、もうほんとかわいかった。
実際に子供いたらこんな感じなのかなって思った。
583 :ともだち :05/02/01 18:22:21 ID:a/pT0epJ
私には小学校5年の時に小児喘息で亡くした友がいました。
以後毎年命日の前後には友と彼の家へ顔を出しに行きました。
あれから10数年が過ぎました。
昨年9月、私は友人たちの中では一番早く結婚することになり、
小学校以来仲の良かった友人が3人披露宴に出席してくれました。
余興をしてくれるよう前もってお願いしておいたのですが、
内容は当日の彼らの出番まで内緒にされていました。
彼らの余興の番が来ました。
一人の彼がマイクを手に取りました
「今日は本当におめでとう。この場には3人しかいないけれど
○○も天国から駆けつけて来てるから僕たち4人からこの唄を送ります。」
その唄は亡くなった彼が一番好きだった「てんとうむしのサンバ」でした。
当時10歳だった私たちが彼の柩を前に号泣しながら大合唱したあの光景を
思い出して、涙が止まりませんでした。
新郎の私は当然引っ張り出され、友と共に熱唱しました。
○○、天国からお祝いしてくれてありがとう!
今度赤ちゃんが生まれたら見せに行くからな。
667 :癒されたい名無しさん :05/02/14 04:52:49 ID:zdiE8p+k
親戚にとても仲のいい幼い兄妹がいた。
兄は3才の康介ちゃんで妹は2才の愛ちゃん。
21だった当時の俺も可愛くてたまらない子供達だった。
しかしある年末、その仲のいい兄妹の妹の愛ちゃんがトラックにひかれて死んだ。
その愛ちゃんの家族・親戚はもちろん泣いていた。
俺はあまりにも急過ぎて実感がなかった。そして愛ちゃんの兄、康介ちゃんも泣いていなかった。
俺は多分3才だから何が起きたかわかってないんだろうなあと思っていた。
そして棺桶に眠っている愛ちゃんを見れる最後の時(火葬の前)
みんなが最後の別れをしている中、一人違う所へ走って行く小さな姿があった。
俺は多分康介ちゃんと思い追い掛けた。すると康介ちゃんは泣いていた。
大泣きじゃない、必死に涙をこらえようとしていた。
それでも涙が出てきていた。俺は間違いに気付いた。
康介ちゃんは愛ちゃんが死んだ事がわからなくて泣いてなかったわけではなく、
妹の前では立派でたくましいお兄ちゃんでありたいと思って涙をこらえていたのだと。
それを感じた俺も涙が出てきた。3才の康介ちゃんの心情を思うと悲しくて。
俺は泣いている康介ちゃんの手を引っ張って愛ちゃんの所へ連れてった。
康介ちゃんは愛ちゃんの顔を見るなりついに大泣きしだした。『愛ちゃん行っちゃだめだよ!』
とも連呼していた。俺を含む大人達にはその言葉があまりにも痛かった。
小さな体の康介ちゃんと愛ちゃんだけど2人の間には
大きな絆みたいな物があったんだろうなと思う。
361 :癒されたい名無しさん :04/12/17 23:41:09 ID:4pu++1Hs
両親が死んだのは、兄が大学2年生、私が小学5年生の時でした。
お兄さん、やっと素敵な人と巡り会えて、幸せな結婚をできた私のお兄さん。
親の庇護のもとで明るい青春を送る人たちの中で、お兄さんは自分の境遇を
どう思ったのでしょう。
もしかしたら、私の知らないところで嘆いていたのかもしれない。でもまだ子供の私に、
あなたは愚痴ひとつ言いませんでしたね。
大学に入った今なら、お酒を仲間と飲む楽しさが分かります。でもお兄さんは、
いつも私と一緒に夕飯を食べてくれましたね。
一番遊びたかったはずなのに。一番楽しいときだったのに。
あなたは私の母親になろうとし、父親の代わりになろうとしました。
中学に上がった頃、私はお兄さんにあまり甘えなくなりましたね。
寂しそうな顔が、今でも目に浮かびます。ごめんね。
これ以上負担になりたくなかくて、私は何も言わず、かえってお兄さんを傷つけてしまった。
私をお荷物だなんて、お兄さんは決して言ったことなどなかったのに。それどころか
自分の不遇に気づかない位、私を大きな愛情で包んでくれていたのに。
好きな人ができたとき、お兄さんは最初に私に紹介してくれました。
素敵な人を今、隣に迎えたお兄さん。やっとです。やっと、支えてくれる人を
見つけることができたんですね。よかったね、お兄さん。
嬉しすぎて、他に言葉が見つからない。嬉しすぎて、涙が後から後からあふれてくる。
ありがとう、お兄さん。本当におめでとう。
511 :癒されたい名無しさん :05/01/19 01:54:48 ID:HjpRu69i
訳あって引き取って育ててたかわいげ皆無なクソガキがけっこーいい大学に受かった。
正月に親戚が集まったときあんまり性格がよくない俺の嫌いなおばちゃんに
「私たちのところで引き取ってたらもっといいところに行けたかもね」
ってそのそいつが言われてて、
(そのおばちゃんはこいつを誰が引き取るかっていう親族会議になったとき
「私は絶対嫌」って本人の前で言いやがった。一番経済的な余裕があるのに!
それで俺が勢いで「じゃー俺育てます」って言っちゃったんだけど)
俺はいらいらしつつもああそうなのかもな、俺がもっといい会社に就職したりはやく出世したりしてれば、
こいつにもっといい環境を与えてやれただろうし塾だって通わせてあげれたのにな、
よく考えれば俺があのときこいつを引き取るなんて言わなければ他のもっと金持ってる誰かがこいつを引き取っただろうし、
あー俺もしかして悪いことしちゃったのかな、って思ってたらそのクソガキ、
「今の自分があるのは○○(俺の名前)さんのおかげだし、俺がこんなとこに受かれたのも○○さんのおかげです」
って。言ったんだよ。おばちゃん沈黙。
そいつ普段俺の名前にさんなんかつけないんだ。常にえっらそーに呼び捨てなんだ。
ほんっとに死ぬほど嬉しかった。今まで生きてきた中で一番嬉しかった。
帰りの車で、俺すっごい浮かれてて、そのガキに
「ありがと」
って言ったら、奴は俺がそのとき襖一枚向こうにいたのを知らなかったらしく、
怪訝な表情をして、そんでしばらくしてからマフラーに顔埋めてそっぽむいた。どうやら照れてるらしかった。
すっげえかわいかった。俺、こいつ引き取ってからこの瞬間までこいつをかわいいって思ったことなかった。
クソ生意気で補導はされるわ女連れ込むわ俺の大っ嫌いな煙草をわざわざ俺の寝室で吸うわ
もうほんっとにどーしよーもないガキだったけど、もうほんとかわいかった。
実際に子供いたらこんな感じなのかなって思った。
583 :ともだち :05/02/01 18:22:21 ID:a/pT0epJ
私には小学校5年の時に小児喘息で亡くした友がいました。
以後毎年命日の前後には友と彼の家へ顔を出しに行きました。
あれから10数年が過ぎました。
昨年9月、私は友人たちの中では一番早く結婚することになり、
小学校以来仲の良かった友人が3人披露宴に出席してくれました。
余興をしてくれるよう前もってお願いしておいたのですが、
内容は当日の彼らの出番まで内緒にされていました。
彼らの余興の番が来ました。
一人の彼がマイクを手に取りました
「今日は本当におめでとう。この場には3人しかいないけれど
○○も天国から駆けつけて来てるから僕たち4人からこの唄を送ります。」
その唄は亡くなった彼が一番好きだった「てんとうむしのサンバ」でした。
当時10歳だった私たちが彼の柩を前に号泣しながら大合唱したあの光景を
思い出して、涙が止まりませんでした。
新郎の私は当然引っ張り出され、友と共に熱唱しました。
○○、天国からお祝いしてくれてありがとう!
今度赤ちゃんが生まれたら見せに行くからな。
667 :癒されたい名無しさん :05/02/14 04:52:49 ID:zdiE8p+k
親戚にとても仲のいい幼い兄妹がいた。
兄は3才の康介ちゃんで妹は2才の愛ちゃん。
21だった当時の俺も可愛くてたまらない子供達だった。
しかしある年末、その仲のいい兄妹の妹の愛ちゃんがトラックにひかれて死んだ。
その愛ちゃんの家族・親戚はもちろん泣いていた。
俺はあまりにも急過ぎて実感がなかった。そして愛ちゃんの兄、康介ちゃんも泣いていなかった。
俺は多分3才だから何が起きたかわかってないんだろうなあと思っていた。
そして棺桶に眠っている愛ちゃんを見れる最後の時(火葬の前)
みんなが最後の別れをしている中、一人違う所へ走って行く小さな姿があった。
俺は多分康介ちゃんと思い追い掛けた。すると康介ちゃんは泣いていた。
大泣きじゃない、必死に涙をこらえようとしていた。
それでも涙が出てきていた。俺は間違いに気付いた。
康介ちゃんは愛ちゃんが死んだ事がわからなくて泣いてなかったわけではなく、
妹の前では立派でたくましいお兄ちゃんでありたいと思って涙をこらえていたのだと。
それを感じた俺も涙が出てきた。3才の康介ちゃんの心情を思うと悲しくて。
俺は泣いている康介ちゃんの手を引っ張って愛ちゃんの所へ連れてった。
康介ちゃんは愛ちゃんの顔を見るなりついに大泣きしだした。『愛ちゃん行っちゃだめだよ!』
とも連呼していた。俺を含む大人達にはその言葉があまりにも痛かった。
小さな体の康介ちゃんと愛ちゃんだけど2人の間には
大きな絆みたいな物があったんだろうなと思う。
2010年02月06日
笑ったコピペ@2ちゃん
2009年12月26日13:54 36 :本当にあった怖い名無し:2009/12/24(木) 18:59:37 ID:AKXvklNK0
高校の頃から、エロビデオのタイトルを
『ロッキー』
シリーズにしてラベルを貼ってごまかしてましたがついに
『ロッキー160』
まで行ってしまいました(笑。
『ロッキー53』
まではビデオでしたが、54からDVDに変わり加速しています。
最近、
『ロッキーザ・ファイナル』
なんてのをスタローンのアホが作りやがったので、今では
『ハリーポッターと家庭教師』
『ハリーポッターと黒人』
『ハリーポッターと素人ナンパ』
などに変わっています。
意外に便利です。
__________________
568 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/24(木) 20:58:07.43 ID:BY0iu8mh0
子供店長がうらやましい・・俺なんて大人無職だよ・・・
________________
5:液体クロマトグラフィー(コネチカット州) :2009/12/24(木) 21:33:51.27 ID:RakY8a6+
これっくらいのっお弁当箱にっ♪
6:ホールピペット(catv?) :2009/12/24(木) 21:34:00.79 ID:aziR8xfo
♪叔父貴の 叔父貴の エンコつめてっ
_____________
58 :本当にあった怖い名無し:2009/12/25(金) 01:17:51 ID:1JW5Dx0GO
お前ら就職どこに決まった?
1 ゾウ 投稿日:04/08/23 13:47 ID:ceSocDIy
俺動物園。
まじでラッキー。これから遊んで暮らせる。
2 イヌ 投稿日:04/08/23 13:48 ID:ogio0832q
良かったな。俺は介護犬になる。
ヒトのためになるって悪くないぜ。
3 ニワトリ 投稿日:04/08/23 13:48 ID:riKiegGw2
俺も食肉工場勤務が決まってるけど、
実際どんな仕事するのかよくワカンネ。
でも俺たち就職決まって良かったよな、お互い頑張ろうぜ
________________
133 名前: 名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日: 2009/12/25(金) 17:55:28 ID:Tla7lOKO0
麻生:「アルツハイマーの人でも分かる」
→マスコミは総叩き
田中真紀子:「口の曲がった訳の分からんおっちょこちょいが、
アルツハイマーでも分かると失言したが、そんな失言を
する自分(麻生)の方こそアルツハイマー」
→マスコミはスルー
小沢:「安倍政権は脳死状態。 ボケェーッとして、
ウンとも、スンとも言わなくなった」
→マスコミはスルー
柳沢:「子供は女性以外からは生まれようがない。
だから、生む機械といっては申し訳ないが、
1人当たりが子供を生んでくれる出生率を上げる必要がある」
→マスコミは総叩き
菅直人:「東京や愛知の経済生産性はとても高いが、
女性が子供を生む生産性は最も低いんです」
→マスコミはスルー
田中真紀子:「子供が出来ない安倍さんは種無しカボチャ。
そんな種無しスイカに何が分かるんですか」
→マスコミはスルー
中山成彬:「わたしは日本の教育のガンは日教組だと思っている。
ぶっ壊すために火の玉になる」
→マスコミは総叩き
輿石東: 「教育の政治的中立ありえぬ」
→マスコミはスルー
_____________________
277 本当にあった怖い名無し 2009/08/20(木) 02:03:56 ID:9KynoefO0
高校の頃に毎日ドデカいおにぎりを持って来てたクラスメート(身長148㎝体重39kg女子あだ名ミクロちゃん)がいた
そのドデカいおにぎりは綺麗に満遍なく海苔がコーティングしてあって大きさは直径20㎝位の楕円形。(おにぎりの愛称:爆弾)
おかずはその爆弾の中に全て内蔵されていた(所々齧ると海老天が出たり・豚の生姜焼きが出たりしてた)
ある日その同級生が赤飯のおにぎりを持って来た
昼休みに部活の後輩が教室に入って来て机に置かれたそのおにぎりを見て一言「デッカい赤血球ですね!」
_______________
601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 21:34:44
通報しないからお前等の犯罪語れや
109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 12:06:13
定番だけど小学校の時に可愛い子のリコーダーを食べた
_______________
27 名前: [名無し]さん(bin+cue).rar Mail: sage 投稿日: 2009/12/14(月) 20:57:09 ID: y9GExiy10
道の真ん中にあきらかにイッちゃってる変質者が突っ立ってて、
すれ違う女性ひとりひとり指差し確認をしながら、大きな声で
「おっぱい。おっぱい。」
と言っていて、いやだな、どっか行け、と思いながらとおり過ぎようとしたら、
「・・・おっぱい?」って。
ウォイ!!なんで私だけ疑問型なの?変質者でも貧乳って見抜けるのね。
つうかまじショック。変質者に言われたのがショック。
_________________
665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/16(水) 20:20:31.51 ID:mdjDys3b0
これは面白いw
452 :名無しさん@お金いっぱい。 :2009/12/16(水) 16:48:18 ID:gYvcfTUJ0
ワロタので転載
h ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1260941809/527
527 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:01:46 ID:FdjbQmTK0
いや、実際、平成以降のどの内閣より一番努力してるだろ。今の内閣は。
民主党ってだけで脊髄反射してるアホが多すぎじゃねーの?
事業仕分けもダム見直しもよい結果につながりそうだし。
616 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:11:16 ID:FdjbQmTK0
いや、むしろ努力だけは云々は、謙遜してるだけだと思うんだが。
んじゃお前ら具体的に鳩山政権の失政言ってみろよ。出てこねーだろーが。
ただ中韓と仲がいいってだけで過剰反応しすぎだわ。いやほんとに。
862 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:32:40 ID:FdjbQmTK0
何を書き込みしても流れが変わらないんですがこのスレどうします?>リーダー
913 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:37:06 ID:FdjbQmTK0
>>862は間違い。スルーしてください。
_________________
401 名前: [名無し]さん(bin+cue).rar [sage] 投稿日: 2009/12/07(月) 21:18:42 ID:/ZcXrFqa0
やっぱフェラは無修正に限るな
藻ありだと舌の動きがよくわかんなくてイマイチ
402 名前: [名無し]さん(bin+cue).rar [sage] 投稿日: 2009/12/07(月) 21:21:50 ID:RkRvMZEQ0
お前、さりげなく書いてるけど、そのせりふを
母親や家族の前で言えるか?
羞恥心の感覚麻痺してるのか?
__________________
657 : ばんじゅう(千葉県):2009/12/07(月) 03:39:32.11 ID:QpuGIwzn
AVで、素人が結構出てくるシリーズもののタイトルが思い出せません。
うろ覚えですが、
・そのタイトルの略称があった気がします
・シリーズも4~50本くらい
・DVDパッケージが結構派手です
なんかこんな情報しかないですけど、思い当たる作品があったら教えてください
658 : トースター(コネチカット州):2009/12/07(月) 03:42:22.81 ID:C3JE1Heq
>>657
いくらなんでも大雑把すぎる
802 :おさかなくわえた名無しさん:2009/12/07(月) 08:54:46 ID:8pt77ilG
男はつらいよ じゃね?
803 :おさかなくわえた名無しさん:2009/12/07(月) 09:46:32 ID:0ys6S3z6
いや釣りバカ日誌だろ
804 :おさかなくわえた名無しさん:2009/12/07(月) 10:05:58 ID:3Pj+Pu0q
鬼平犯科帳とみた
_____________
45 :彼氏いない歴774年:2009/12/04(金) 00:33:23 ID:SMZ4aJtR
ストッキングやタイツ履くとき、股上深く履く為に
相撲取りのようなどすこいポーズをしてしまう時
546 :彼氏いない歴774年:2009/12/04(金) 00:44:18 ID:ml4bnD3u
私はその場合ベッドにひっくり返って深履きして反動で立ち上がるww
547 :彼氏いない歴774年:2009/12/04(金) 03:39:44 ID:Qvu30jXT
>>546
奇才現るww
___________
807 :Trader@Live!:2009/12/18(金) 00:14:48 ID:ZKOLqKcN
全乗組員緊急起床、全艦に出撃命令により出師準備
06:30 会社に向け出撃
06:38 出撃後まもなく腹痛の感あり。
通勤途中の腹痛来襲の公算大にて、
歩行速度増速を指令。
07:10 再度、下腹部に腹痛の感あり、痛度増大中。
司令部、腹痛来襲切迫との判断、
2ノット歩行速度増速を指令。
ベルトの緩和、携帯用正露丸配備
全艦腹痛迎撃体制準備完了
07:16
第一次腹痛来襲
腹痛魚雷×2、腹痛爆弾×3 命中
歩行速度 1ノット低下
07:25
第二次腹痛来襲
腹痛魚雷×3、腹痛爆弾×1 命中
下腹部付近に激痛発生、ダメコンチーム ツボ刺激で対処
歩行速度5ノットに低下
臀部後方からもうもうと黄色い煙を上げながら、進撃する姿を僚艦
が目撃している。なおこの時、急激な腹痛のため前方に15度傾斜。
正露丸の投与により傾斜5度まで復旧。
808 :Trader@Live!:2009/12/18(金) 00:15:37 ID:ZKOLqKcN
07:30
第三次腹痛来襲
腹痛魚雷×5、腹痛爆弾×多数 命中
下腹部から腹部全体に激痛拡大
ダメコンチーム 非常ガス抜きで対処、
ガス抜きのため下痢便が肛門近くに下降
その影響で歩行速度2ノットに低下
便圧増大にして内股歩きにより操舵不能。
07:34
第四次腹痛来襲
腹痛魚雷×多数、腹痛爆弾×多数 命中
下痢の排便圧力のため肛門隔壁破壊のおそれあり。
圧力緩和のため歩行機能停止、ついに往き足止まる。
強烈な腹痛のため前方に20度傾斜。
07:36
会社に打電「我、損害甚大ニシテ出勤不能ト認ム。
コレヨリ厠ヘ転進セン。」
3分後大腸の排便圧力止まらず、トイレまであと500mで
トイレ到達の見込み無しと判断、 総員退去。
急激に傾斜が酷くなる。
07:42
会社まで南西約450m地点のバス停付近で、大音響とともに
臀部より巨大な茶色いキノコ雲を上げながら爆沈。
_________________
高校の頃から、エロビデオのタイトルを
『ロッキー』
シリーズにしてラベルを貼ってごまかしてましたがついに
『ロッキー160』
まで行ってしまいました(笑。
『ロッキー53』
まではビデオでしたが、54からDVDに変わり加速しています。
最近、
『ロッキーザ・ファイナル』
なんてのをスタローンのアホが作りやがったので、今では
『ハリーポッターと家庭教師』
『ハリーポッターと黒人』
『ハリーポッターと素人ナンパ』
などに変わっています。
意外に便利です。
__________________
568 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/24(木) 20:58:07.43 ID:BY0iu8mh0
子供店長がうらやましい・・俺なんて大人無職だよ・・・
________________
5:液体クロマトグラフィー(コネチカット州) :2009/12/24(木) 21:33:51.27 ID:RakY8a6+
これっくらいのっお弁当箱にっ♪
6:ホールピペット(catv?) :2009/12/24(木) 21:34:00.79 ID:aziR8xfo
♪叔父貴の 叔父貴の エンコつめてっ
_____________
58 :本当にあった怖い名無し:2009/12/25(金) 01:17:51 ID:1JW5Dx0GO
お前ら就職どこに決まった?
1 ゾウ 投稿日:04/08/23 13:47 ID:ceSocDIy
俺動物園。
まじでラッキー。これから遊んで暮らせる。
2 イヌ 投稿日:04/08/23 13:48 ID:ogio0832q
良かったな。俺は介護犬になる。
ヒトのためになるって悪くないぜ。
3 ニワトリ 投稿日:04/08/23 13:48 ID:riKiegGw2
俺も食肉工場勤務が決まってるけど、
実際どんな仕事するのかよくワカンネ。
でも俺たち就職決まって良かったよな、お互い頑張ろうぜ
________________
133 名前: 名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日: 2009/12/25(金) 17:55:28 ID:Tla7lOKO0
麻生:「アルツハイマーの人でも分かる」
→マスコミは総叩き
田中真紀子:「口の曲がった訳の分からんおっちょこちょいが、
アルツハイマーでも分かると失言したが、そんな失言を
する自分(麻生)の方こそアルツハイマー」
→マスコミはスルー
小沢:「安倍政権は脳死状態。 ボケェーッとして、
ウンとも、スンとも言わなくなった」
→マスコミはスルー
柳沢:「子供は女性以外からは生まれようがない。
だから、生む機械といっては申し訳ないが、
1人当たりが子供を生んでくれる出生率を上げる必要がある」
→マスコミは総叩き
菅直人:「東京や愛知の経済生産性はとても高いが、
女性が子供を生む生産性は最も低いんです」
→マスコミはスルー
田中真紀子:「子供が出来ない安倍さんは種無しカボチャ。
そんな種無しスイカに何が分かるんですか」
→マスコミはスルー
中山成彬:「わたしは日本の教育のガンは日教組だと思っている。
ぶっ壊すために火の玉になる」
→マスコミは総叩き
輿石東: 「教育の政治的中立ありえぬ」
→マスコミはスルー
_____________________
277 本当にあった怖い名無し 2009/08/20(木) 02:03:56 ID:9KynoefO0
高校の頃に毎日ドデカいおにぎりを持って来てたクラスメート(身長148㎝体重39kg女子あだ名ミクロちゃん)がいた
そのドデカいおにぎりは綺麗に満遍なく海苔がコーティングしてあって大きさは直径20㎝位の楕円形。(おにぎりの愛称:爆弾)
おかずはその爆弾の中に全て内蔵されていた(所々齧ると海老天が出たり・豚の生姜焼きが出たりしてた)
ある日その同級生が赤飯のおにぎりを持って来た
昼休みに部活の後輩が教室に入って来て机に置かれたそのおにぎりを見て一言「デッカい赤血球ですね!」
_______________
601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 21:34:44
通報しないからお前等の犯罪語れや
109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/30(火) 12:06:13
定番だけど小学校の時に可愛い子のリコーダーを食べた
_______________
27 名前: [名無し]さん(bin+cue).rar Mail: sage 投稿日: 2009/12/14(月) 20:57:09 ID: y9GExiy10
道の真ん中にあきらかにイッちゃってる変質者が突っ立ってて、
すれ違う女性ひとりひとり指差し確認をしながら、大きな声で
「おっぱい。おっぱい。」
と言っていて、いやだな、どっか行け、と思いながらとおり過ぎようとしたら、
「・・・おっぱい?」って。
ウォイ!!なんで私だけ疑問型なの?変質者でも貧乳って見抜けるのね。
つうかまじショック。変質者に言われたのがショック。
_________________
665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/16(水) 20:20:31.51 ID:mdjDys3b0
これは面白いw
452 :名無しさん@お金いっぱい。 :2009/12/16(水) 16:48:18 ID:gYvcfTUJ0
ワロタので転載
h ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1260941809/527
527 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:01:46 ID:FdjbQmTK0
いや、実際、平成以降のどの内閣より一番努力してるだろ。今の内閣は。
民主党ってだけで脊髄反射してるアホが多すぎじゃねーの?
事業仕分けもダム見直しもよい結果につながりそうだし。
616 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:11:16 ID:FdjbQmTK0
いや、むしろ努力だけは云々は、謙遜してるだけだと思うんだが。
んじゃお前ら具体的に鳩山政権の失政言ってみろよ。出てこねーだろーが。
ただ中韓と仲がいいってだけで過剰反応しすぎだわ。いやほんとに。
862 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:32:40 ID:FdjbQmTK0
何を書き込みしても流れが変わらないんですがこのスレどうします?>リーダー
913 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/16(水) 16:37:06 ID:FdjbQmTK0
>>862は間違い。スルーしてください。
_________________
401 名前: [名無し]さん(bin+cue).rar [sage] 投稿日: 2009/12/07(月) 21:18:42 ID:/ZcXrFqa0
やっぱフェラは無修正に限るな
藻ありだと舌の動きがよくわかんなくてイマイチ
402 名前: [名無し]さん(bin+cue).rar [sage] 投稿日: 2009/12/07(月) 21:21:50 ID:RkRvMZEQ0
お前、さりげなく書いてるけど、そのせりふを
母親や家族の前で言えるか?
羞恥心の感覚麻痺してるのか?
__________________
657 : ばんじゅう(千葉県):2009/12/07(月) 03:39:32.11 ID:QpuGIwzn
AVで、素人が結構出てくるシリーズもののタイトルが思い出せません。
うろ覚えですが、
・そのタイトルの略称があった気がします
・シリーズも4~50本くらい
・DVDパッケージが結構派手です
なんかこんな情報しかないですけど、思い当たる作品があったら教えてください
658 : トースター(コネチカット州):2009/12/07(月) 03:42:22.81 ID:C3JE1Heq
>>657
いくらなんでも大雑把すぎる
802 :おさかなくわえた名無しさん:2009/12/07(月) 08:54:46 ID:8pt77ilG
男はつらいよ じゃね?
803 :おさかなくわえた名無しさん:2009/12/07(月) 09:46:32 ID:0ys6S3z6
いや釣りバカ日誌だろ
804 :おさかなくわえた名無しさん:2009/12/07(月) 10:05:58 ID:3Pj+Pu0q
鬼平犯科帳とみた
_____________
45 :彼氏いない歴774年:2009/12/04(金) 00:33:23 ID:SMZ4aJtR
ストッキングやタイツ履くとき、股上深く履く為に
相撲取りのようなどすこいポーズをしてしまう時
546 :彼氏いない歴774年:2009/12/04(金) 00:44:18 ID:ml4bnD3u
私はその場合ベッドにひっくり返って深履きして反動で立ち上がるww
547 :彼氏いない歴774年:2009/12/04(金) 03:39:44 ID:Qvu30jXT
>>546
奇才現るww
___________
807 :Trader@Live!:2009/12/18(金) 00:14:48 ID:ZKOLqKcN
全乗組員緊急起床、全艦に出撃命令により出師準備
06:30 会社に向け出撃
06:38 出撃後まもなく腹痛の感あり。
通勤途中の腹痛来襲の公算大にて、
歩行速度増速を指令。
07:10 再度、下腹部に腹痛の感あり、痛度増大中。
司令部、腹痛来襲切迫との判断、
2ノット歩行速度増速を指令。
ベルトの緩和、携帯用正露丸配備
全艦腹痛迎撃体制準備完了
07:16
第一次腹痛来襲
腹痛魚雷×2、腹痛爆弾×3 命中
歩行速度 1ノット低下
07:25
第二次腹痛来襲
腹痛魚雷×3、腹痛爆弾×1 命中
下腹部付近に激痛発生、ダメコンチーム ツボ刺激で対処
歩行速度5ノットに低下
臀部後方からもうもうと黄色い煙を上げながら、進撃する姿を僚艦
が目撃している。なおこの時、急激な腹痛のため前方に15度傾斜。
正露丸の投与により傾斜5度まで復旧。
808 :Trader@Live!:2009/12/18(金) 00:15:37 ID:ZKOLqKcN
07:30
第三次腹痛来襲
腹痛魚雷×5、腹痛爆弾×多数 命中
下腹部から腹部全体に激痛拡大
ダメコンチーム 非常ガス抜きで対処、
ガス抜きのため下痢便が肛門近くに下降
その影響で歩行速度2ノットに低下
便圧増大にして内股歩きにより操舵不能。
07:34
第四次腹痛来襲
腹痛魚雷×多数、腹痛爆弾×多数 命中
下痢の排便圧力のため肛門隔壁破壊のおそれあり。
圧力緩和のため歩行機能停止、ついに往き足止まる。
強烈な腹痛のため前方に20度傾斜。
07:36
会社に打電「我、損害甚大ニシテ出勤不能ト認ム。
コレヨリ厠ヘ転進セン。」
3分後大腸の排便圧力止まらず、トイレまであと500mで
トイレ到達の見込み無しと判断、 総員退去。
急激に傾斜が酷くなる。
07:42
会社まで南西約450m地点のバス停付近で、大音響とともに
臀部より巨大な茶色いキノコ雲を上げながら爆沈。
_________________
2010年02月06日
お気に入りの怖い話@2ちゃんねる
だからきもだめしなんてしちゃいけませんね。
厄をかぶるのは貴方ではないのかもしれませんよ・・・・?
絵馬
476 ○○ 2005/10/27(木) 22:23:15 ID:vYtCijxl0
8年ほど前、オレが専門学校に通っていた頃の話。
そのころは専門学校生で、学校でつるんでる仲間とよく心霊スポットに行ってた。
別に大好きって訳でもなくて、特に行くとこもなくてただドライブしてるだけもつまんないので、
適当な目的地として心霊スポットを選んでるってだけだった。
「うぉ~怖ぇ~」とかその場のノリで言ってはみるものの、別に怖いなんて思ったことは一度もなかった。
477 ○○ 2005/10/27(木) 22:24:25 ID:vYtCijxl0
そんなころ、友達が車を買ったというのでその新車でドライブに行く事になった。
「またKダム行く?」
「もう心霊スポットええよ~。別に女の子おるわけじゃなし。」
「行くとこないじゃん。米軍基地でも行こうか?」
あらかた近場の心霊スポットは行き尽くしたオレたちは、そんなこと話ながらドライブしてた。
「そういえば!」
と、友達が話はじめた。
「YってとこにS峰ってとこあるらしいんじゃけど、そこなんか怖いらしいで。」
「へぇ、どんないわくがあるん?」
聞くと、なんでもYって場所は縁結びの神様が祭られてる神社があるそうなんだが、
そこである女が好きな男への思いを願いつづけたが、ついぞ叶わず、その神様を呪うという遺書を残して身を投げたとこなんだそうな。
「ええじゃん!行こうや!」
「でも場所がいまいちようわからんわ。Yは分かるけど、S峰って聞いた事ないよ。」
「ええよ、コンビニで聞こw」
別に目的地につけずとも、何か探すっていう目的でよかった。オレら流の遊び方。
478 ○○ 2005/10/27(木) 22:25:22 ID:vYtCijxl0
Yは少し遠かったけれども、夜は道もすいててそんなに時間はかからなかった。
オレらは適当なコンビニを見つけて、S峰を探すことにした。
友達2人は売り物の地図を広げて、オレは店員に聞いてみた。
「すんません、ここらでS峰って知りません?」
「あぁ、S峰。ありますよ。」
そういって店員は詳しい行き方を教えてくれた。
「そこって神社あります?」
「あぁ、T神社でしょ?今から行くんですか?」
「そうそう、なんか怖いらしいから、、、。」
「怖いですよ。あそこは。」
店員の口ぶりに興味をひかれた。
「え?店員さんもいったことあるの?」
「ええ、絵馬でしょ?」
「絵馬、、、?」
480 ○○ 2005/10/27(木) 22:26:08 ID:vYtCijxl0
「ええ、絵馬の遺書。」
「ナニそれ?絵馬に遺書が書いてあるんですか?」
「そうですよ、右側のかけるとこの一番下の右から、、、3番目くらいかな?一番奥。でももうさすがにないかな?」
「そこにあるの!?」
「ええ、オレは見たんですけどね。ま、今から行くんでしょ。もし見られなかったら何が書いてあったか教えますよ。大体覚えてるから。帰りもここ通るんでしょ?」
「そんなん見て大丈夫なん?」
「はずしちゃダメらしいですよ。オレはびびってはずせんかった。できたら外してみて下さいよ。」
またまた~、なんて店員と談笑していると、
「おい、場所わかった?」
と、友達が地図をしまって話しかけてきた。
「おう、店員さんが教えてくれたわ。ついでにおもろい話も。」
「ホンマ?地図載ってなかったーや。分かったんなら行こうや。」
「OK!OK!おもろい話したるけーの!」
ただ出るのは悪かったので、缶コーヒーを一本買って店を後にした。
481 ○○ 2005/10/27(木) 22:27:08 ID:vYtCijxl0
オレはさっき店員から聞いた話を走る車の中でコーヒーを飲みながら友達に話した。
「それマジで?やばいんじゃないん?」
「まぁはずすまーや。見るだけならええんと。」
「外したらどうなるか知りたいわ。○○ちゃん外してみてや。」
「お前店員と同じ事言よるわw」
そんな話をしながら、店員に教えてもらった通り車を走らせた。
「お、アレじゃないん?」
神社らしきものが見えてきた。そこは結構山を上ったとこで、神社はちょうど頂上付近に建ってるって感じだった。
その辺り一帯がたぶんS峰なんだと思う。
オレ達は車を停め、神社に入ったが、
神社は思ったより奇麗でなんだか拍子抜けしてしまった。
482 ○○ 2005/10/27(木) 22:27:57 ID:vYtCijxl0
「なんか心霊スポットって感じでもないのー。」
「おぉ、これならW(近所の地名)の神社のがよっぽど怖いで。」
「まぁ、絵馬探してみようや。」
絵馬がかけてある掲示板みたいなものはすぐに見つかった。
幅2メートル弱くらいのものが2つならんでいた。
「右側の一番下の右から2~3番目、、、」
絵馬は掲示板全体に、ギッシリといった感じでかけられていたが、
店員が言った箇所に目をやるとちょっとおかしい。
「あった?」
「いや、ないけど、、、何コレ?」
右側の掲示板、一番下の一番右。絵馬をかける釘の根元に、なんだか郵便ポストのような、ロッカーのような、
いや、まるでビルの配線やらが入ってて、丸いとこを押して取手を出して開くやつみたいな(わかってもらえるか、、、)。
そんなものが取り付けられていて、蓋に開いた小さな穴を通って釘は打ち付けられていた。
その蓋の両端は耳みたいに取手が出してあって、それぞれ南京錠がしてあった。
483 ○○ 2005/10/27(木) 22:28:48 ID:vYtCijxl0
「、、、?」
「こん中に遺書が入っとるとか、、、?」
「、、、!そうじゃ、きっとそうじゃ!うぉ、これ怖いw」
中に目的のそれが入っていると確信して妙にテンションがあがったオレらは、
そのロッカーみたいな、箱をはずしてみようとなった。
箱は掲示板には釘で打ち付けられているだけだったので、
みんなで引っ張ればはずれそうな気がした。
最初に、外に掛かってる絵馬を全部はずして、
車からもってきたマイナスドライバーで箱の打ち付けられている部分を持ち上げて、
指が入るくらいの隙間になってからみんなで引っ張った。
バキッ!と音がして箱が外れた。
「うぉ!外れた!」
484 ○○ 2005/10/27(木) 22:29:39 ID:vYtCijxl0
中には明らかに他のものより古い、黒ずんだ絵馬が入っていた。
みんな最初は黙ってみていたが、オレは絵馬に顔を近づけよく見てみた。
何も書いてない、、、裏返してみると、字らしきものが書いてある、、、。
みんなも顔を近づけた。
「おい、火ぃ点けて。見えんわ。」
友達がライターの火で絵馬を灯す。
大好きなYさん
大好きなYさん
祈ったのに
離れて行った
裏切られた
許さない
485 ○○ 2005/10/27(木) 22:30:25 ID:vYtCijxl0
「!!!」
みんな絶句した、、これは怖い!
「うぉ~~!怖ぇ~~~~!!!!」
テンションが上がったオレは調子にのってオーバーリアクションをしてしまった。
手に持っていた絵馬がオレが振った手に引っかかってポーンと飛んで行った。
「あっ!」
カツンと音を立てて落ちる絵馬。
オレは急いで拾い、すぐにもとの場所にかけた。
「、、、。やべ。」
「、、、さすが○○ちゃん。」
「いや、ホンマにわざとじゃないんよ、ちょっと調子乗ってもうて、、、」
友達に言い訳をしてもしょうがないのだが、なんだか怖くてそんなことを言った。
「ヤバいんかね?」
「、、、。ま、迷信じゃろ。なんもないよ、こんなもん。」
ちょっとビビりはじめたオレに気を使ってくれる友達にちょっとホッとしたその瞬間、
486 ○○ 2005/10/27(木) 22:31:20 ID:vYtCijxl0
「こりゃ~~~~~~~~~~~!!!!!」
ものすごい怒鳴り声!
オレは腰を抜かしてそこにへたり込んでしまった。
「また冷やかしかと思ったら、まさか外しおるとは、、、こんの馬鹿もんがぁ!!!」
いきなり怒鳴ったオッサンが神社の人だってのはすぐにわかった。
いい歳こいて、こんなところ見つかるなんて情けない、、、。
警察呼ばれたらヤバイかも、、、。
「すんません、、、。」X3
みんな謝るフリして、逃げるタイミングを目くばせして計ってた。
するとオッサンは、
「外したか?」
「あ、、。あの、、、はい。」
「箱外したんは見りゃ分かるわ!!絵馬じゃ!!絵馬は外しとらんじゃろうのぉ!!!」
487 ○○ 2005/10/27(木) 22:31:59 ID:vYtCijxl0
「あの、、、ちょっとだけ、、、ほんのちょっと。すぐに戻しましたよ。」
「、、、。」
オッサンは押し黙って、フゥーッとため息をついた。
「だれなら?外したんは。」
「オレ、、、です、、。」
「ちょっと来い。」
「いや、ホンマにすいません。出来心で。箱も直しますから、、、。ごめんなさい、、、。」
「えぇけ~、来い言うとろうが!」
オッサンはいかにも神社の人って格好をしているのに、まくしたてる様子はまるでヤクザだった。
オレは仕方なく、言うがままついて行った。
その時オレを置いて逃げようかどうしようか迷っていた友達の様子がとても憎らしかった。
488 ○○ 2005/10/27(木) 22:32:37 ID:vYtCijxl0
結局友達2人もついてきて、オレらは神社の裏手の建物の中に連れてこられた。
「さてと。」
オッサンは正座しているオレの前にしゃなりと座って、じっとオレの目を見た。
顔が怖くて目をそらしたかったが、そらしてはいけないような気がしてオレもオッサンの目をじっと見ていた。
しばらくして、
「あんたぁ、男前じゃの。」
「は?」
「彼女はおるんかい。」
「え?、、、ええ、一応。」
「好きなんかいの。」
「???、、、、ええ、まぁ、、。」
訳のわからない質問に困惑したが、なんとなく心配になって聞き返した。
「あの、、、彼女がなんかまずいことにでもなるんですか?」
「ん~、もしかしたら調子壊すかもしれん。」
「えぇ?なんで?」
489 ○○ 2005/10/27(木) 22:33:16 ID:vYtCijxl0
「あんたぁ、あそこまでしたんならあの絵馬が何か知っとるんじゃろ?」
「えぇ、噂で、、、。」
「あの絵馬があそこにかかっとるうちはの、女も悪さはせん。決して安らかな訳ではないがの。外すととたんに悪さをするんじゃ。自殺したもんもおる。」
「、、、、。」
オレは絶句した。
「オレらもヤバいんですか?」
後ろの友達2人が聞くと、
「ちょっと外れたくらいなら、あんたらは大丈夫じゃ。でもあんたは、ちょっと悪さされるかもしれん。あんたぁ男前なけー、もしかすると女を狙われるかもしれん。」
「ちょ、ちょっと、どうすればいいんですか!?」
幽霊なんか信じない。そう信じていたオレは、もう完全に霊の存在を肯定していた。
490 ○○ 2005/10/27(木) 22:33:53 ID:vYtCijxl0
「あんたに影が見えん。女の所に飛んだのかもしれん。もしかしたらなんもないかもしれん。女が調子悪くなったら、病院行く前にここに来い。」
オッサンは棚からメモ用紙を取り出し、電話番号を書いてオレにくれた。
「ええか?次悪さしたら警察突き出すけんの?わったか!?」
「ハイ!」X3
いい返事をして頭を下げて帰ろうとするオレらを呼び止めて、オッサンは工具一式を持ってきた。
「直して行け。」
オレたちは外した箱の修理をやらされた。まぁ当然と言えば当然なんだが、、、。
捲れた板をボンドでひっつけている途中、目の前で揺れる古びた絵馬が怖くて、マジで帰りたかった。
絵馬に箱をそっと被せて、釘を打ち直した。
「こりゃ、どうにかせんとのぅ、、、。」
オッサンが後でつぶやいた。
491 ○○ 2005/10/27(木) 22:34:41 ID:vYtCijxl0
その日は、なんだか大変なことをしたと思ったが、なんか実感がなかった。
帰りの車の中でも、
「いや~○○ちゃんはやる思うたよ。さすがじゃーや。うぉ、怖ぇ~~、ポーン!じゃもんの~、オレできんわ。」
「いや、マジでびびってもうたよ。でも正直オッサンのが怖かったけど。」
「ホンマよ、なんやあれ、ヤクザか思うたーや。」
緊張感などまるでなく、解放された安堵で逆にハイテンションだった。
「☆ちゃん(オレの彼女)も大丈夫よ、あんなぁ脅かすために言うたんじゃーや。」
オレも、まぁないだろう、、、と思っていた。
帰りに行きによったコンビニによって、店員に絵馬を外したと報告して帰った。
店員はどうなったか聞いてきたが、何もなかったと言うと、なぁ~んだと言った感じで笑っていた。
492 ○○ 2005/10/27(木) 22:35:26 ID:vYtCijxl0
次の日、一応心配だったオレは彼女に電話をして体調を確認した。
そんなことを聞いてくるオレを彼女は不思議に思って、何かあったのかと聞いてきたが、元気そうだったので次の日の休日に会う約束をして電話を切った。
その晩、彼女から電話があった。
「○○ちゃん?ごめん明日会えんかも」
「え?どした?」
ドキッとした。
「なんか風邪ひいたみたい。熱あるし、寒気もする、、、。治ったらいいんじゃけど、なんかひどくなりそうで、、、。もしダメじゃったらごめんね。」
オレは急に怖くなった。
「そう、、、あったかくして、今日はもう寝ーや。」
電話を切ってオレはすぐにオッサンにもらったメモがちゃんとあるか確認した。
電話番号を携帯のメモリーに入れて、メモも財布に入れておいた。
もし明日彼女の体調がやばかったら電話をしよう、、、。
493 ○○ 2005/10/27(木) 22:36:15 ID:vYtCijxl0
次の日、昼前に起きて彼女に電話を入れてみた。
何回かかけたが、出ない。
しばらく待ってまたかけた。さらに待ってまたかけた。
全く電話にでない彼女が心配になって、バイクで彼女の家に行った。
彼女は実家暮らしで実家の番号は知らなかった。
彼女の家について、チャイムを押そうとしたその時、玄関がガチャリと開いて、彼女を背負ったお父さんが出てきた。
「☆っ!、、、!」
お父さんはオレを見て、
「☆の友達?今はちょっと、、体調が悪いんじゃ。病院につれて行くけー。」
背負われている彼女は意識があるのか、ないのかもよくわからなくて、口をぱくぱくさせてやっと呼吸をしているといった感じだった。
(これは電話をしないと、、、。)
494 ○○ 2005/10/27(木) 22:36:57 ID:vYtCijxl0
すぐに携帯を取り出して、神社の番号に電話をかけた。
玄関から半ベソのお母さんが出てきて、お父さんにかけより、
「あなた、、救急車呼ぼう!」
「車の方が早い!」
なんて言い争いをしていた。それを聞いてオレはパニックになりかけてた。
『T神社です。』
「あの、○○と申します、神主さんを、、、Jさん(オッサン)を、、、!」
『は、はぁ、少々お待ちを』
保留音が2~3秒流れすぐにオッサンが出た、
『もしもし、大丈夫か?』
「彼女が、、、☆が、、、、!!」
『落ち着け!すぐに来れるか!』
「はい、すぐに、、すぐに行くから、、、助けて下さい!」
『すぐに来い!車か?気をつけぇ。それと、これは携帯電話か?』
「そうです、、、」
『じゃあ切るな!このまま彼女の耳に押し当ててわしの声が聞こえるようにせぇ!』
「わ、わかりました。」
495 ○○ 2005/10/27(木) 22:37:50 ID:vYtCijxl0
携帯を自分の耳からはなしたオレに両親はすぐ詰め寄ってきた。
「お、おい、今の話はなんや!どういうことや!」
「車で話します!だから、、、車貸して下さい!スグに!」
気づくとオレはベソかいて涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃだった。
「病院に行くんじゃないんか?訳を話せ!」
「神社に行くんです!オレが幽霊にちょっかい出したんです!そのせいで彼女がこうなってるんです!お祓いしてもらうんじゃ!スグ行かんと!!」
オレはまくしたてた。
オレのすごいけんまくに、両親も押され気味で困惑していた。
さすがにいきなり幽霊とか言われりゃ困惑するだろうが、、、。
「何言ってるの、、、病院行かなきゃ、、、!!あなた!!」
迷うお父さんの背中から、☆がふと目を開けてオレを見て言った。
「Yさん、、、」
絵馬にあった名前、、、大好きなYさん、、、オレは血の気がひいた。
両親を殴り倒して車を奪ってでも神社に行かなきゃ。
「行こう。」
急にお父さんが娘を車にのせた。
496 ○○ 2005/10/27(木) 22:38:51 ID:vYtCijxl0
「君が運転してくれ。」
オレはすぐに車に乗り込んだ。
お母さんは、
「あなた!本気!?どういうこと!?」
と錯乱気味だ。
お母さんも乗り込んできて運転席のオレにつかみかかるが、オレは構うもんかと車を発車させた。
そしてもめている両親の怒号を打ち消すような大声で叫んだ。
「この携帯電話を☆の耳に当ててくれ!!」
キーキー騒ぎ立てる母親を静止して、お父さんは携帯電話を彼女の耳にあてた。
すると彼女は苦しみ出した様子で、お母さんはもう狂ったように、
「やめてー!やめてー!」
と叫んでいた。
「これは、なんや!なんでこんなことするんや!」
「神社の神主さんがそうしろって!オレもわかりません、、!」
車の中はしばらく騒々しかったが、やがてお母さんも落ち着いてきて(というか疲れてきたというか、、、)お父さんは詳細を把握しようとオレに経緯を訪ねた。
オレは神社のこと、女と絵馬のこと、そしてあの夜のことを話した。
両親は信じがたかったろうが、特に反論もせず、それからはしきりに彼女の名前を呼んで励ましていた。
497 ○○ 2005/10/27(木) 22:39:32 ID:vYtCijxl0
神社につくと、オレは彼女の耳から携帯をとり自分の耳にあてた、
電話からは、オッサンのお経のような、呪文のような、そんな声が聞こえる。
「つきました!」
『~~~、、!そうか!すぐに前お前が入った建物まで運べ!』
オレとお父さんで急いで彼女を神社の裏手の建物に運んだ。
オッサンはなんか、神々しい格好をしていて、頼もしかった。
「彼女をここに!」
言われた通り、彼女をオッサンの前の布がひかれた場所に寝かせる。
オッサンはお経のような、呪文のような、歌のような。そんな言葉を発しながら、彼女の身体に手をかざしたりしはじめた。
たまに普通の日本語っぽい言葉も聞こえた。
そのうち彼女に変化があった。
「うぅ~~、うぉおお~~。」
498 ○○ 2005/10/27(木) 22:40:13 ID:vYtCijxl0
うなり声があがったと思うと、彼女は目を見開いて
「またかー!またかー!おのれー!おのれー!」
とすごい形相で叫び出した。身体は反り返り、たまにドスンと床に落ち、すぐ反り返る。
お母さんはその様子を見て気を失ってしまった。
オレももう身体がありえないくらい震えていた。
「違う!違うぞ!この男は違うのだー!」
「ヒャーッ!ヒャーッ!Y~~~~~!Y~~~~~!」
卒倒寸前のオレをオッサンはいきなり捕まえて、
彼女の目の前に突き出した。
「よく見るがいい!おまえの愛した男か!違うであろう!」
すごい彼女の形相。いや、これはあの女の顔なのか。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、違うんです、ごめんなさい、、、」
オレは絵馬を外したことを心のそこから謝った。
499 ○○ 2005/10/27(木) 22:40:50 ID:vYtCijxl0
「~~~~~~~~~~~~~~~~。」
声にならない声で唸っている彼女、、、そのうちそれはすすり泣きのようになっていった。
オッサンはそれをみはからったように、彼女の横にそっとしゃがみこみ、今迄とはくらべものにならないくらい小さな声で語りかけていた。
オレは腰が抜けて放心状態だった。横では彼女のお父さんもへたり込んでいた。
やがて、彼女はだんだん落ち着いた様子になり、オッサンは最後の仕上げとでもいうように、立ち上がり、またお経のようなものを呼んで、オレらの前にしゃなりと正座した。
「もう、大丈夫です。」
それを聞いてオレは涙がボロボロ出た。声をあげて泣きじゃくってしまった。
お父さんとオッサンがいろいろ話をしていたようだが、よく聞いていない。
彼女は気を失ったままで、意識が戻ってからでいいので、病院に行くようにと言われたらしい。
オッサンは帰り際にオレに話した。
500 ○○@終わりです。 2005/10/27(木) 22:42:02 ID:vYtCijxl0
「正直あの程度でここまでつかれるとは思わんかった。あんたぁ、よっぼど気に入られたんじゃのぉ。もう祓ったから心配いらん。
が、もう彼女には会うな。未練はそうとうなもんじゃ。またあんたと一緒におればああなるかも知らん。もう会うな。お互いの為じゃ。気の毒じゃがそうせぇ。」
彼女のことは好きだったので、ショックだったが、やむを得ないと思った。
オッサンは続けて、
「できればの、、、引っ越せ。この土地を離れぇ。それが一番安全じゃ。もとはと言えばあんたの軽はずみな行動が原因じゃ、反省せぇ。」
引っ越しはちょっと、、、と思ったが、やっぱりやむを得ないと思った。学校もやめなきゃ、、、。
その後彼女の両親に送ってもらった。お父さんは、こうなったのは君のせいだが、助けてくれたのも君だから礼を言う、と言ってくれた。
お母さんはずっと黙ってた。
オレは両親にもう彼女とは別れ、自分もこの土地を後にし、戻らないと約束した。
お別れも言えないなんてつらくて涙が出た。
その後オレは学校をやめて地元に戻り就職した。
その頃つるんでいた友達(心霊スポットを一緒に回った友達2人も)もちょくちょく遊びに来てくれたが、
誰も彼女のことや、あの夜の後日談に触れるやつはいなかった。
厄をかぶるのは貴方ではないのかもしれませんよ・・・・?
絵馬
476 ○○ 2005/10/27(木) 22:23:15 ID:vYtCijxl0
8年ほど前、オレが専門学校に通っていた頃の話。
そのころは専門学校生で、学校でつるんでる仲間とよく心霊スポットに行ってた。
別に大好きって訳でもなくて、特に行くとこもなくてただドライブしてるだけもつまんないので、
適当な目的地として心霊スポットを選んでるってだけだった。
「うぉ~怖ぇ~」とかその場のノリで言ってはみるものの、別に怖いなんて思ったことは一度もなかった。
477 ○○ 2005/10/27(木) 22:24:25 ID:vYtCijxl0
そんなころ、友達が車を買ったというのでその新車でドライブに行く事になった。
「またKダム行く?」
「もう心霊スポットええよ~。別に女の子おるわけじゃなし。」
「行くとこないじゃん。米軍基地でも行こうか?」
あらかた近場の心霊スポットは行き尽くしたオレたちは、そんなこと話ながらドライブしてた。
「そういえば!」
と、友達が話はじめた。
「YってとこにS峰ってとこあるらしいんじゃけど、そこなんか怖いらしいで。」
「へぇ、どんないわくがあるん?」
聞くと、なんでもYって場所は縁結びの神様が祭られてる神社があるそうなんだが、
そこである女が好きな男への思いを願いつづけたが、ついぞ叶わず、その神様を呪うという遺書を残して身を投げたとこなんだそうな。
「ええじゃん!行こうや!」
「でも場所がいまいちようわからんわ。Yは分かるけど、S峰って聞いた事ないよ。」
「ええよ、コンビニで聞こw」
別に目的地につけずとも、何か探すっていう目的でよかった。オレら流の遊び方。
478 ○○ 2005/10/27(木) 22:25:22 ID:vYtCijxl0
Yは少し遠かったけれども、夜は道もすいててそんなに時間はかからなかった。
オレらは適当なコンビニを見つけて、S峰を探すことにした。
友達2人は売り物の地図を広げて、オレは店員に聞いてみた。
「すんません、ここらでS峰って知りません?」
「あぁ、S峰。ありますよ。」
そういって店員は詳しい行き方を教えてくれた。
「そこって神社あります?」
「あぁ、T神社でしょ?今から行くんですか?」
「そうそう、なんか怖いらしいから、、、。」
「怖いですよ。あそこは。」
店員の口ぶりに興味をひかれた。
「え?店員さんもいったことあるの?」
「ええ、絵馬でしょ?」
「絵馬、、、?」
480 ○○ 2005/10/27(木) 22:26:08 ID:vYtCijxl0
「ええ、絵馬の遺書。」
「ナニそれ?絵馬に遺書が書いてあるんですか?」
「そうですよ、右側のかけるとこの一番下の右から、、、3番目くらいかな?一番奥。でももうさすがにないかな?」
「そこにあるの!?」
「ええ、オレは見たんですけどね。ま、今から行くんでしょ。もし見られなかったら何が書いてあったか教えますよ。大体覚えてるから。帰りもここ通るんでしょ?」
「そんなん見て大丈夫なん?」
「はずしちゃダメらしいですよ。オレはびびってはずせんかった。できたら外してみて下さいよ。」
またまた~、なんて店員と談笑していると、
「おい、場所わかった?」
と、友達が地図をしまって話しかけてきた。
「おう、店員さんが教えてくれたわ。ついでにおもろい話も。」
「ホンマ?地図載ってなかったーや。分かったんなら行こうや。」
「OK!OK!おもろい話したるけーの!」
ただ出るのは悪かったので、缶コーヒーを一本買って店を後にした。
481 ○○ 2005/10/27(木) 22:27:08 ID:vYtCijxl0
オレはさっき店員から聞いた話を走る車の中でコーヒーを飲みながら友達に話した。
「それマジで?やばいんじゃないん?」
「まぁはずすまーや。見るだけならええんと。」
「外したらどうなるか知りたいわ。○○ちゃん外してみてや。」
「お前店員と同じ事言よるわw」
そんな話をしながら、店員に教えてもらった通り車を走らせた。
「お、アレじゃないん?」
神社らしきものが見えてきた。そこは結構山を上ったとこで、神社はちょうど頂上付近に建ってるって感じだった。
その辺り一帯がたぶんS峰なんだと思う。
オレ達は車を停め、神社に入ったが、
神社は思ったより奇麗でなんだか拍子抜けしてしまった。
482 ○○ 2005/10/27(木) 22:27:57 ID:vYtCijxl0
「なんか心霊スポットって感じでもないのー。」
「おぉ、これならW(近所の地名)の神社のがよっぽど怖いで。」
「まぁ、絵馬探してみようや。」
絵馬がかけてある掲示板みたいなものはすぐに見つかった。
幅2メートル弱くらいのものが2つならんでいた。
「右側の一番下の右から2~3番目、、、」
絵馬は掲示板全体に、ギッシリといった感じでかけられていたが、
店員が言った箇所に目をやるとちょっとおかしい。
「あった?」
「いや、ないけど、、、何コレ?」
右側の掲示板、一番下の一番右。絵馬をかける釘の根元に、なんだか郵便ポストのような、ロッカーのような、
いや、まるでビルの配線やらが入ってて、丸いとこを押して取手を出して開くやつみたいな(わかってもらえるか、、、)。
そんなものが取り付けられていて、蓋に開いた小さな穴を通って釘は打ち付けられていた。
その蓋の両端は耳みたいに取手が出してあって、それぞれ南京錠がしてあった。
483 ○○ 2005/10/27(木) 22:28:48 ID:vYtCijxl0
「、、、?」
「こん中に遺書が入っとるとか、、、?」
「、、、!そうじゃ、きっとそうじゃ!うぉ、これ怖いw」
中に目的のそれが入っていると確信して妙にテンションがあがったオレらは、
そのロッカーみたいな、箱をはずしてみようとなった。
箱は掲示板には釘で打ち付けられているだけだったので、
みんなで引っ張ればはずれそうな気がした。
最初に、外に掛かってる絵馬を全部はずして、
車からもってきたマイナスドライバーで箱の打ち付けられている部分を持ち上げて、
指が入るくらいの隙間になってからみんなで引っ張った。
バキッ!と音がして箱が外れた。
「うぉ!外れた!」
484 ○○ 2005/10/27(木) 22:29:39 ID:vYtCijxl0
中には明らかに他のものより古い、黒ずんだ絵馬が入っていた。
みんな最初は黙ってみていたが、オレは絵馬に顔を近づけよく見てみた。
何も書いてない、、、裏返してみると、字らしきものが書いてある、、、。
みんなも顔を近づけた。
「おい、火ぃ点けて。見えんわ。」
友達がライターの火で絵馬を灯す。
大好きなYさん
大好きなYさん
祈ったのに
離れて行った
裏切られた
許さない
485 ○○ 2005/10/27(木) 22:30:25 ID:vYtCijxl0
「!!!」
みんな絶句した、、これは怖い!
「うぉ~~!怖ぇ~~~~!!!!」
テンションが上がったオレは調子にのってオーバーリアクションをしてしまった。
手に持っていた絵馬がオレが振った手に引っかかってポーンと飛んで行った。
「あっ!」
カツンと音を立てて落ちる絵馬。
オレは急いで拾い、すぐにもとの場所にかけた。
「、、、。やべ。」
「、、、さすが○○ちゃん。」
「いや、ホンマにわざとじゃないんよ、ちょっと調子乗ってもうて、、、」
友達に言い訳をしてもしょうがないのだが、なんだか怖くてそんなことを言った。
「ヤバいんかね?」
「、、、。ま、迷信じゃろ。なんもないよ、こんなもん。」
ちょっとビビりはじめたオレに気を使ってくれる友達にちょっとホッとしたその瞬間、
486 ○○ 2005/10/27(木) 22:31:20 ID:vYtCijxl0
「こりゃ~~~~~~~~~~~!!!!!」
ものすごい怒鳴り声!
オレは腰を抜かしてそこにへたり込んでしまった。
「また冷やかしかと思ったら、まさか外しおるとは、、、こんの馬鹿もんがぁ!!!」
いきなり怒鳴ったオッサンが神社の人だってのはすぐにわかった。
いい歳こいて、こんなところ見つかるなんて情けない、、、。
警察呼ばれたらヤバイかも、、、。
「すんません、、、。」X3
みんな謝るフリして、逃げるタイミングを目くばせして計ってた。
するとオッサンは、
「外したか?」
「あ、、。あの、、、はい。」
「箱外したんは見りゃ分かるわ!!絵馬じゃ!!絵馬は外しとらんじゃろうのぉ!!!」
487 ○○ 2005/10/27(木) 22:31:59 ID:vYtCijxl0
「あの、、、ちょっとだけ、、、ほんのちょっと。すぐに戻しましたよ。」
「、、、。」
オッサンは押し黙って、フゥーッとため息をついた。
「だれなら?外したんは。」
「オレ、、、です、、。」
「ちょっと来い。」
「いや、ホンマにすいません。出来心で。箱も直しますから、、、。ごめんなさい、、、。」
「えぇけ~、来い言うとろうが!」
オッサンはいかにも神社の人って格好をしているのに、まくしたてる様子はまるでヤクザだった。
オレは仕方なく、言うがままついて行った。
その時オレを置いて逃げようかどうしようか迷っていた友達の様子がとても憎らしかった。
488 ○○ 2005/10/27(木) 22:32:37 ID:vYtCijxl0
結局友達2人もついてきて、オレらは神社の裏手の建物の中に連れてこられた。
「さてと。」
オッサンは正座しているオレの前にしゃなりと座って、じっとオレの目を見た。
顔が怖くて目をそらしたかったが、そらしてはいけないような気がしてオレもオッサンの目をじっと見ていた。
しばらくして、
「あんたぁ、男前じゃの。」
「は?」
「彼女はおるんかい。」
「え?、、、ええ、一応。」
「好きなんかいの。」
「???、、、、ええ、まぁ、、。」
訳のわからない質問に困惑したが、なんとなく心配になって聞き返した。
「あの、、、彼女がなんかまずいことにでもなるんですか?」
「ん~、もしかしたら調子壊すかもしれん。」
「えぇ?なんで?」
489 ○○ 2005/10/27(木) 22:33:16 ID:vYtCijxl0
「あんたぁ、あそこまでしたんならあの絵馬が何か知っとるんじゃろ?」
「えぇ、噂で、、、。」
「あの絵馬があそこにかかっとるうちはの、女も悪さはせん。決して安らかな訳ではないがの。外すととたんに悪さをするんじゃ。自殺したもんもおる。」
「、、、、。」
オレは絶句した。
「オレらもヤバいんですか?」
後ろの友達2人が聞くと、
「ちょっと外れたくらいなら、あんたらは大丈夫じゃ。でもあんたは、ちょっと悪さされるかもしれん。あんたぁ男前なけー、もしかすると女を狙われるかもしれん。」
「ちょ、ちょっと、どうすればいいんですか!?」
幽霊なんか信じない。そう信じていたオレは、もう完全に霊の存在を肯定していた。
490 ○○ 2005/10/27(木) 22:33:53 ID:vYtCijxl0
「あんたに影が見えん。女の所に飛んだのかもしれん。もしかしたらなんもないかもしれん。女が調子悪くなったら、病院行く前にここに来い。」
オッサンは棚からメモ用紙を取り出し、電話番号を書いてオレにくれた。
「ええか?次悪さしたら警察突き出すけんの?わったか!?」
「ハイ!」X3
いい返事をして頭を下げて帰ろうとするオレらを呼び止めて、オッサンは工具一式を持ってきた。
「直して行け。」
オレたちは外した箱の修理をやらされた。まぁ当然と言えば当然なんだが、、、。
捲れた板をボンドでひっつけている途中、目の前で揺れる古びた絵馬が怖くて、マジで帰りたかった。
絵馬に箱をそっと被せて、釘を打ち直した。
「こりゃ、どうにかせんとのぅ、、、。」
オッサンが後でつぶやいた。
491 ○○ 2005/10/27(木) 22:34:41 ID:vYtCijxl0
その日は、なんだか大変なことをしたと思ったが、なんか実感がなかった。
帰りの車の中でも、
「いや~○○ちゃんはやる思うたよ。さすがじゃーや。うぉ、怖ぇ~~、ポーン!じゃもんの~、オレできんわ。」
「いや、マジでびびってもうたよ。でも正直オッサンのが怖かったけど。」
「ホンマよ、なんやあれ、ヤクザか思うたーや。」
緊張感などまるでなく、解放された安堵で逆にハイテンションだった。
「☆ちゃん(オレの彼女)も大丈夫よ、あんなぁ脅かすために言うたんじゃーや。」
オレも、まぁないだろう、、、と思っていた。
帰りに行きによったコンビニによって、店員に絵馬を外したと報告して帰った。
店員はどうなったか聞いてきたが、何もなかったと言うと、なぁ~んだと言った感じで笑っていた。
492 ○○ 2005/10/27(木) 22:35:26 ID:vYtCijxl0
次の日、一応心配だったオレは彼女に電話をして体調を確認した。
そんなことを聞いてくるオレを彼女は不思議に思って、何かあったのかと聞いてきたが、元気そうだったので次の日の休日に会う約束をして電話を切った。
その晩、彼女から電話があった。
「○○ちゃん?ごめん明日会えんかも」
「え?どした?」
ドキッとした。
「なんか風邪ひいたみたい。熱あるし、寒気もする、、、。治ったらいいんじゃけど、なんかひどくなりそうで、、、。もしダメじゃったらごめんね。」
オレは急に怖くなった。
「そう、、、あったかくして、今日はもう寝ーや。」
電話を切ってオレはすぐにオッサンにもらったメモがちゃんとあるか確認した。
電話番号を携帯のメモリーに入れて、メモも財布に入れておいた。
もし明日彼女の体調がやばかったら電話をしよう、、、。
493 ○○ 2005/10/27(木) 22:36:15 ID:vYtCijxl0
次の日、昼前に起きて彼女に電話を入れてみた。
何回かかけたが、出ない。
しばらく待ってまたかけた。さらに待ってまたかけた。
全く電話にでない彼女が心配になって、バイクで彼女の家に行った。
彼女は実家暮らしで実家の番号は知らなかった。
彼女の家について、チャイムを押そうとしたその時、玄関がガチャリと開いて、彼女を背負ったお父さんが出てきた。
「☆っ!、、、!」
お父さんはオレを見て、
「☆の友達?今はちょっと、、体調が悪いんじゃ。病院につれて行くけー。」
背負われている彼女は意識があるのか、ないのかもよくわからなくて、口をぱくぱくさせてやっと呼吸をしているといった感じだった。
(これは電話をしないと、、、。)
494 ○○ 2005/10/27(木) 22:36:57 ID:vYtCijxl0
すぐに携帯を取り出して、神社の番号に電話をかけた。
玄関から半ベソのお母さんが出てきて、お父さんにかけより、
「あなた、、救急車呼ぼう!」
「車の方が早い!」
なんて言い争いをしていた。それを聞いてオレはパニックになりかけてた。
『T神社です。』
「あの、○○と申します、神主さんを、、、Jさん(オッサン)を、、、!」
『は、はぁ、少々お待ちを』
保留音が2~3秒流れすぐにオッサンが出た、
『もしもし、大丈夫か?』
「彼女が、、、☆が、、、、!!」
『落ち着け!すぐに来れるか!』
「はい、すぐに、、すぐに行くから、、、助けて下さい!」
『すぐに来い!車か?気をつけぇ。それと、これは携帯電話か?』
「そうです、、、」
『じゃあ切るな!このまま彼女の耳に押し当ててわしの声が聞こえるようにせぇ!』
「わ、わかりました。」
495 ○○ 2005/10/27(木) 22:37:50 ID:vYtCijxl0
携帯を自分の耳からはなしたオレに両親はすぐ詰め寄ってきた。
「お、おい、今の話はなんや!どういうことや!」
「車で話します!だから、、、車貸して下さい!スグに!」
気づくとオレはベソかいて涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃだった。
「病院に行くんじゃないんか?訳を話せ!」
「神社に行くんです!オレが幽霊にちょっかい出したんです!そのせいで彼女がこうなってるんです!お祓いしてもらうんじゃ!スグ行かんと!!」
オレはまくしたてた。
オレのすごいけんまくに、両親も押され気味で困惑していた。
さすがにいきなり幽霊とか言われりゃ困惑するだろうが、、、。
「何言ってるの、、、病院行かなきゃ、、、!!あなた!!」
迷うお父さんの背中から、☆がふと目を開けてオレを見て言った。
「Yさん、、、」
絵馬にあった名前、、、大好きなYさん、、、オレは血の気がひいた。
両親を殴り倒して車を奪ってでも神社に行かなきゃ。
「行こう。」
急にお父さんが娘を車にのせた。
496 ○○ 2005/10/27(木) 22:38:51 ID:vYtCijxl0
「君が運転してくれ。」
オレはすぐに車に乗り込んだ。
お母さんは、
「あなた!本気!?どういうこと!?」
と錯乱気味だ。
お母さんも乗り込んできて運転席のオレにつかみかかるが、オレは構うもんかと車を発車させた。
そしてもめている両親の怒号を打ち消すような大声で叫んだ。
「この携帯電話を☆の耳に当ててくれ!!」
キーキー騒ぎ立てる母親を静止して、お父さんは携帯電話を彼女の耳にあてた。
すると彼女は苦しみ出した様子で、お母さんはもう狂ったように、
「やめてー!やめてー!」
と叫んでいた。
「これは、なんや!なんでこんなことするんや!」
「神社の神主さんがそうしろって!オレもわかりません、、!」
車の中はしばらく騒々しかったが、やがてお母さんも落ち着いてきて(というか疲れてきたというか、、、)お父さんは詳細を把握しようとオレに経緯を訪ねた。
オレは神社のこと、女と絵馬のこと、そしてあの夜のことを話した。
両親は信じがたかったろうが、特に反論もせず、それからはしきりに彼女の名前を呼んで励ましていた。
497 ○○ 2005/10/27(木) 22:39:32 ID:vYtCijxl0
神社につくと、オレは彼女の耳から携帯をとり自分の耳にあてた、
電話からは、オッサンのお経のような、呪文のような、そんな声が聞こえる。
「つきました!」
『~~~、、!そうか!すぐに前お前が入った建物まで運べ!』
オレとお父さんで急いで彼女を神社の裏手の建物に運んだ。
オッサンはなんか、神々しい格好をしていて、頼もしかった。
「彼女をここに!」
言われた通り、彼女をオッサンの前の布がひかれた場所に寝かせる。
オッサンはお経のような、呪文のような、歌のような。そんな言葉を発しながら、彼女の身体に手をかざしたりしはじめた。
たまに普通の日本語っぽい言葉も聞こえた。
そのうち彼女に変化があった。
「うぅ~~、うぉおお~~。」
498 ○○ 2005/10/27(木) 22:40:13 ID:vYtCijxl0
うなり声があがったと思うと、彼女は目を見開いて
「またかー!またかー!おのれー!おのれー!」
とすごい形相で叫び出した。身体は反り返り、たまにドスンと床に落ち、すぐ反り返る。
お母さんはその様子を見て気を失ってしまった。
オレももう身体がありえないくらい震えていた。
「違う!違うぞ!この男は違うのだー!」
「ヒャーッ!ヒャーッ!Y~~~~~!Y~~~~~!」
卒倒寸前のオレをオッサンはいきなり捕まえて、
彼女の目の前に突き出した。
「よく見るがいい!おまえの愛した男か!違うであろう!」
すごい彼女の形相。いや、これはあの女の顔なのか。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、違うんです、ごめんなさい、、、」
オレは絵馬を外したことを心のそこから謝った。
499 ○○ 2005/10/27(木) 22:40:50 ID:vYtCijxl0
「~~~~~~~~~~~~~~~~。」
声にならない声で唸っている彼女、、、そのうちそれはすすり泣きのようになっていった。
オッサンはそれをみはからったように、彼女の横にそっとしゃがみこみ、今迄とはくらべものにならないくらい小さな声で語りかけていた。
オレは腰が抜けて放心状態だった。横では彼女のお父さんもへたり込んでいた。
やがて、彼女はだんだん落ち着いた様子になり、オッサンは最後の仕上げとでもいうように、立ち上がり、またお経のようなものを呼んで、オレらの前にしゃなりと正座した。
「もう、大丈夫です。」
それを聞いてオレは涙がボロボロ出た。声をあげて泣きじゃくってしまった。
お父さんとオッサンがいろいろ話をしていたようだが、よく聞いていない。
彼女は気を失ったままで、意識が戻ってからでいいので、病院に行くようにと言われたらしい。
オッサンは帰り際にオレに話した。
500 ○○@終わりです。 2005/10/27(木) 22:42:02 ID:vYtCijxl0
「正直あの程度でここまでつかれるとは思わんかった。あんたぁ、よっぼど気に入られたんじゃのぉ。もう祓ったから心配いらん。
が、もう彼女には会うな。未練はそうとうなもんじゃ。またあんたと一緒におればああなるかも知らん。もう会うな。お互いの為じゃ。気の毒じゃがそうせぇ。」
彼女のことは好きだったので、ショックだったが、やむを得ないと思った。
オッサンは続けて、
「できればの、、、引っ越せ。この土地を離れぇ。それが一番安全じゃ。もとはと言えばあんたの軽はずみな行動が原因じゃ、反省せぇ。」
引っ越しはちょっと、、、と思ったが、やっぱりやむを得ないと思った。学校もやめなきゃ、、、。
その後彼女の両親に送ってもらった。お父さんは、こうなったのは君のせいだが、助けてくれたのも君だから礼を言う、と言ってくれた。
お母さんはずっと黙ってた。
オレは両親にもう彼女とは別れ、自分もこの土地を後にし、戻らないと約束した。
お別れも言えないなんてつらくて涙が出た。
その後オレは学校をやめて地元に戻り就職した。
その頃つるんでいた友達(心霊スポットを一緒に回った友達2人も)もちょくちょく遊びに来てくれたが、
誰も彼女のことや、あの夜の後日談に触れるやつはいなかった。
2010年02月06日
心霊イイ話 幽霊の願いをかなえた男
誰にでもできることじゃないとは思います。
幽霊の願いをかなえた男
579 名前: コピペ 03/11/21 18:58
744 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 18:51
この前の話です。
夜遅く・・・深夜ですね。
深夜にハッっと起きてしまいました。
「なんでイキナリ起きちゃったんだろう・・」
と思っていると、部屋の隅に何かの「気」を感じました。
眼を凝らしてみてみると、それは体育座りした男の子の霊でした。
いや、霊って言うか生きてるけど死んでいる感じですね。
この子が生きているなら鍵が掛けてある家の部屋に入ってこれる訳が有りません。
以前からラップ音らしきものが聞こえたりしていましたが、現物を見るのはコレが初めてです。
怯みつつ、2chオカルト板に書いてあったことを思い出し、一応。
「何やってんだゴルァ!他人の家に勝手に入るなやぁ!!」
と叫んでみました。
ですが、消えてくれません。
ウヴァー・・・頃されるのか?
とか思いつつ、ジッと布団の上から動かずにソイツを睨んでいました。
続きます↓
580 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/11/21 19:01
745 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 18:59
するとボソボソ・・・っと何かを言い始めました。
良く聞こえないので、僕が
「何だよ?お前に呪い殺されるような事したか?」
と取り敢えず、意味の分からない言葉を言い放ちました。
すると子供が
「違うよ。」
続けて
「『起こしちゃってごめんなさい』って言ったんだよお兄ちゃん。」
お兄ちゃんて言われました、ですがコイツのことは全く知りません。
そこで、寝たいし怖いので取り敢えずこういいました。
「寝さしてくれ、居るだけで悪寒がするんだ。その『悪寒』で起きちゃうからさ、出てってくれ」
と言っても一向に消えてくれそうな気配はありません。
時計をみると何ともう3時・・・。
という事で明日は休みという事もあり、朝まで見張ることにしました。
-----------------------------------------------------------------------------
3:10分。
ジッと見つめているうちに色々興味がわいて来たので質問してみることにしました。
続きます↓
581 名前: コピペ 03/11/21 19:01
746 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 19:16
「俺:なんでここにいるの?」
「ガキ:僕ねこの近くに住んでたんだ。」
「俺:フーン・・・で、なんで俺の部屋なの?」
「ガキ:ここの近くのはずだったけど・・・詳しくは覚えてない。」
「ガキ:僕が死んだときは意識が朦朧としてたし・・・遠くの病院だったんだ」
「俺:なるほどね・・・・で、何で俺の部屋なの?」
「ガキ:(無視)この近くのお家で○○って知らない?」
「俺:知らないよ・・・ご近所付き合いもあんまし盛んじゃないし。」
「ガキ:そう・・・僕ね、クラスで一番脚が速かったんだ。」
身の上話を始めた。
色々と聞き流していると
「ガキ:僕ね、死んじゃうまえに『えにっき』書いて置いといたんだ。」
「ガキ:病院の中で書いたから、お家にあるかどうかは分からないけど」
「ガキ:隠しといたから多分まだ誰もコレは知らない。」
「ガキ:見つけて、おかあさんかおとうさんに届けてほしい」
「ガキ:僕の事見えて、そんで話してくれた人って居なかったからお兄ちゃんだけ特別に隠し場所を教えてあげるよ」
「ガキ:あと、お家が何処にあるのか教えて。また来るから」
「俺:来んな」
「ガキ:駄目だよ・・・最後に僕のおとうさんとかおかあさんのお顔見ておきたいもん」
「俺:自分で探してくれよ・・・」
「ガキ:絶対だよ。」
と言った瞬間消えてしまった。
↓
582 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/11/21 19:02
748 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 19:30
取り敢えず、頼まれたことは
・絵日記を探してほしい
・家が何処なのか思い出せないので、見つけてその場所を報告してほしい
・絵日記を親父さんとお袋さんに届けてほしい
まず、一番簡単そうなので家を探した。ご近所中を回って。
意外と直ぐ近くにあった。馬鹿ガキめ。
両親に会って、そのことを話したが当然信じる訳も無い。
そこでガキの死んだ日にち、場所だけ教えてもらって去った。
病院に着き、絵日記について説明。
担当であった看護婦の人も出てきて「知らない」と首を振るばかり。
困り果てたので、今は空き部屋だという病室を取り敢えず探さしてもらうことに。
言われた通りに隠し場所を探ると
2ねん3くみ○○○と言う絵日記帳を見つけた。
看護婦の人たちも首を傾げてた。
内容を見てみると
最初は「このびょうきはすぐに直るらしい、早くたいいんして○○君と○○(ゲーム)をしたい」
この通り希望に満ちていた。
だが後半は絵も無くなり
「太ももがいたい。がまんすれば直るのかな?」
と希望も薄れていっていた。
死亡1週間前。
「痛い」
↓
583 名前: コピペ 03/11/21 19:02
749 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 19:43
自分が泣いてしまっていたのがわかった。
あの元気な子が(幽霊だけど)ここまで・・・
死亡原因は太ももの癌だったらしい、いわゆる小児癌ってヤツ。
看護婦さんも絵日記を見て大泣きしていた。
取り敢えずこれを両親に届けよう、そう思い再びあの子の家へ。
またその両親も泣きながらお礼を言ってくれた。
秘密の『えにっき』は見つけたので、あとは苦痛から逃れたあのガキンチョに自分の家を教えてやるだけだ。
一週間後、自分の家に来た。
「ガキ:僕の家がどこだか分かった?」
「俺:ああ、そこの床屋さんの所を曲がって・・・・(意外と長いのでry」
「ガキ:ありがとう!!」
そういうとガキンチョは満面な笑みを浮かべ、自分の前から消えた。
これであの子も本当の苦痛から逃れられる・・・
そういう意味も込め、居なくなってるのは分かってたけど最後に
「元気でな。」
と言いました。
この話はこれで終わりです。
ラップ音も不思議と消え、今は普通に過ごしています。
思うに、あのラップ音はガキンチョが自分の家を探し回るために
自分のアパートの近くを動き回っていた為に起こっていたんだろうと、今はそう思ってます。
幽霊の願いをかなえた男
579 名前: コピペ 03/11/21 18:58
744 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 18:51
この前の話です。
夜遅く・・・深夜ですね。
深夜にハッっと起きてしまいました。
「なんでイキナリ起きちゃったんだろう・・」
と思っていると、部屋の隅に何かの「気」を感じました。
眼を凝らしてみてみると、それは体育座りした男の子の霊でした。
いや、霊って言うか生きてるけど死んでいる感じですね。
この子が生きているなら鍵が掛けてある家の部屋に入ってこれる訳が有りません。
以前からラップ音らしきものが聞こえたりしていましたが、現物を見るのはコレが初めてです。
怯みつつ、2chオカルト板に書いてあったことを思い出し、一応。
「何やってんだゴルァ!他人の家に勝手に入るなやぁ!!」
と叫んでみました。
ですが、消えてくれません。
ウヴァー・・・頃されるのか?
とか思いつつ、ジッと布団の上から動かずにソイツを睨んでいました。
続きます↓
580 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/11/21 19:01
745 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 18:59
するとボソボソ・・・っと何かを言い始めました。
良く聞こえないので、僕が
「何だよ?お前に呪い殺されるような事したか?」
と取り敢えず、意味の分からない言葉を言い放ちました。
すると子供が
「違うよ。」
続けて
「『起こしちゃってごめんなさい』って言ったんだよお兄ちゃん。」
お兄ちゃんて言われました、ですがコイツのことは全く知りません。
そこで、寝たいし怖いので取り敢えずこういいました。
「寝さしてくれ、居るだけで悪寒がするんだ。その『悪寒』で起きちゃうからさ、出てってくれ」
と言っても一向に消えてくれそうな気配はありません。
時計をみると何ともう3時・・・。
という事で明日は休みという事もあり、朝まで見張ることにしました。
-----------------------------------------------------------------------------
3:10分。
ジッと見つめているうちに色々興味がわいて来たので質問してみることにしました。
続きます↓
581 名前: コピペ 03/11/21 19:01
746 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 19:16
「俺:なんでここにいるの?」
「ガキ:僕ねこの近くに住んでたんだ。」
「俺:フーン・・・で、なんで俺の部屋なの?」
「ガキ:ここの近くのはずだったけど・・・詳しくは覚えてない。」
「ガキ:僕が死んだときは意識が朦朧としてたし・・・遠くの病院だったんだ」
「俺:なるほどね・・・・で、何で俺の部屋なの?」
「ガキ:(無視)この近くのお家で○○って知らない?」
「俺:知らないよ・・・ご近所付き合いもあんまし盛んじゃないし。」
「ガキ:そう・・・僕ね、クラスで一番脚が速かったんだ。」
身の上話を始めた。
色々と聞き流していると
「ガキ:僕ね、死んじゃうまえに『えにっき』書いて置いといたんだ。」
「ガキ:病院の中で書いたから、お家にあるかどうかは分からないけど」
「ガキ:隠しといたから多分まだ誰もコレは知らない。」
「ガキ:見つけて、おかあさんかおとうさんに届けてほしい」
「ガキ:僕の事見えて、そんで話してくれた人って居なかったからお兄ちゃんだけ特別に隠し場所を教えてあげるよ」
「ガキ:あと、お家が何処にあるのか教えて。また来るから」
「俺:来んな」
「ガキ:駄目だよ・・・最後に僕のおとうさんとかおかあさんのお顔見ておきたいもん」
「俺:自分で探してくれよ・・・」
「ガキ:絶対だよ。」
と言った瞬間消えてしまった。
↓
582 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/11/21 19:02
748 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 19:30
取り敢えず、頼まれたことは
・絵日記を探してほしい
・家が何処なのか思い出せないので、見つけてその場所を報告してほしい
・絵日記を親父さんとお袋さんに届けてほしい
まず、一番簡単そうなので家を探した。ご近所中を回って。
意外と直ぐ近くにあった。馬鹿ガキめ。
両親に会って、そのことを話したが当然信じる訳も無い。
そこでガキの死んだ日にち、場所だけ教えてもらって去った。
病院に着き、絵日記について説明。
担当であった看護婦の人も出てきて「知らない」と首を振るばかり。
困り果てたので、今は空き部屋だという病室を取り敢えず探さしてもらうことに。
言われた通りに隠し場所を探ると
2ねん3くみ○○○と言う絵日記帳を見つけた。
看護婦の人たちも首を傾げてた。
内容を見てみると
最初は「このびょうきはすぐに直るらしい、早くたいいんして○○君と○○(ゲーム)をしたい」
この通り希望に満ちていた。
だが後半は絵も無くなり
「太ももがいたい。がまんすれば直るのかな?」
と希望も薄れていっていた。
死亡1週間前。
「痛い」
↓
583 名前: コピペ 03/11/21 19:02
749 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2003/11/20(木) 19:43
自分が泣いてしまっていたのがわかった。
あの元気な子が(幽霊だけど)ここまで・・・
死亡原因は太ももの癌だったらしい、いわゆる小児癌ってヤツ。
看護婦さんも絵日記を見て大泣きしていた。
取り敢えずこれを両親に届けよう、そう思い再びあの子の家へ。
またその両親も泣きながらお礼を言ってくれた。
秘密の『えにっき』は見つけたので、あとは苦痛から逃れたあのガキンチョに自分の家を教えてやるだけだ。
一週間後、自分の家に来た。
「ガキ:僕の家がどこだか分かった?」
「俺:ああ、そこの床屋さんの所を曲がって・・・・(意外と長いのでry」
「ガキ:ありがとう!!」
そういうとガキンチョは満面な笑みを浮かべ、自分の前から消えた。
これであの子も本当の苦痛から逃れられる・・・
そういう意味も込め、居なくなってるのは分かってたけど最後に
「元気でな。」
と言いました。
この話はこれで終わりです。
ラップ音も不思議と消え、今は普通に過ごしています。
思うに、あのラップ音はガキンチョが自分の家を探し回るために
自分のアパートの近くを動き回っていた為に起こっていたんだろうと、今はそう思ってます。